子どもに伝えたいとき★正直に話す | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

幼稚園に 徒歩で行こうと思ったら、車で行きたいと ぐずられました。

昨日 パパに会いたくて 夜更かししていたので、疲れているのかもしれません。

「雨や 時間がないとき以外は、歩いていくきまりになっているんだよ」

と 話しましたが、めずらしく がんこです。

遅刻してしまう時間になったので、車で行くことにしました車

私は、なんで 歩いていきたいんだろ~と ふと 考えました。

「ねえ、みっちゃん。

 ママね、みっちゃんと おててつないで ”葉っぱが黄色くなったね”とか、”お花が 咲いているね”とか 言いながら、歩きたかったの。

 来年、一年生になるでしょう?

 一緒に 行けなくなるでしょう?

 ママ、さみしいんだ。」

娘、神妙な顔をして 聞いていました。

「明日は、歩いていこうね」

というと、

「うん」

と 返事してくれました。


私は、子どもに 物事を伝えるとき、大きく分けて 2つの方法があると思っています。

・正しさ
・正直な気持ち


です。

どちらが よい、ということではなく、必要に応じて 使い分けるということです。

今回の場合は、きまりという「正しさ」では 娘に通じませんでした

でも、私の「正直な気持ち」は 娘の心に 届いたようです。

明日は 青空の下、手をつないで 歩いていけるといいな~ドキドキ