戦争っていやだね★娘との会話から | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

8月は 戦争に関する話を テレビで 見聞きする機会が多くありました。

娘、最初は こわがりつつ、おそるおそる 見てました。

せっかくの機会なので、私の父の話もしました。

父は70歳です。終戦は5歳で迎えました。

その夏、水戸は 空襲にあい、街の多くが焼けました。

父の住んでいた家も 全焼し、すべてを失いました。

父の生まれて初めての記憶は、火の海を 逃げ惑い、走る姿だそうです。

その後の苦労は、父が 酔っ払うたびに 正座をして 聞かされました。

相当な苦労をしたようです。


「ママ、戦争はいやだね。どうしたら、もう戦争しなくなるの?」

と 娘から 聞かれました。

「みっちゃんは、どう思う?」

聞いてみました。

「チラシを配る!戦争をしちゃダメって 書く。」

どうして、戦争をしては いけないのだと思うのかを 問うたら、

「みんな いなくなるから。大事な人が いなくなったら、悲しいでしょう?」

そうだよね、そうだよね、と 私も うなずきました。


チラシを配る、というのは、多分 講座のチラシをポスティングするときの 記憶からかな。

何度か 娘に手伝ってもらったことが あります。

チラシ=人に何かを伝える手段だと 感じたのでしょう。

ただ 戦争になったらいやだなと 思うだけでなく、その気持ちを みんなに伝えたい、という娘を 頼もしく思いました。