兼業主婦さんのブログ「兼業主婦の野望」で とても 心に響く記事があったので ご紹介します。
野田俊作さん著のアドラー心理学の 本からの抜粋だそうです。
私が教員になった頃 必死で読んだのも アドラー心理学の本でした。
豆知識ではない 深い内容に 感動したのを思い出します。
以下、兼業主婦さんのブログからの 転載です。
(ご本人の承諾を得て、ご紹介します。
兼業主婦さん ありがとうございます★)
●タテの人間関係からヨコの人間関係へ
ヨコの人間関係を保つということをはっきりと意識し、
それを学んでいけば、怒りだとか、その他不合理な感情を 使う必要がなくなるわけね。
逆に、怒りだとか憂鬱だとかいう感情が、
親子関係だとか夫婦関係だとか、その他の人間関係の中にいつも出てくるということは、
自分自身がタテの人間関係を作ろうとしている証拠ね。
それをまずチェックしてほしい。
人よりも上に立とうとしているのではないか、タテ関係を目指そうとしているんじゃないか、
99.99%そうですよ。
それには美しい言い訳がいっぱいついているんです。
でも、結果的にやろうとしていることは、相手よりも上に立とうとしていること。
あの子のためを思って言ってやってるんだとか言うけど、所詮それは言い訳です。
自分自身の言葉を信じてはいけない。
それは自分自身を正当化しようとする陰謀だから。
それよりも結果的に自分が目指している位置・場所を、
対人関係の中で思い浮かべましょう。
あなた方が自分の子どもとか、ご主人とか、姑さんとか、
あるいは会社の中で理想としている関係は、
要するにあなたが王様で、あなたが言う通りにみんなが
「ハハーッ、わかりました」
と言って動いている関係ではありませんか?
そのイメージがあるかぎり人間関係というものはうまくいかない。
いかがですか?
心が ズキッと しませんか?
私は、メンターの土方良子コーチから、こんなフィードバックをいただいたことがあります。
「物事を 複雑にしているのは 自分自身」
「相手より 上の立場になりたいと 思っていませんか?」
それにも 通じる言葉ですね。
私も 心がザワザワしたときは たいてい、
相手を 横の関係で 見ていないときが 多いように思います。
上下関係で 見ているんですね。
子どもとの関係でも 同じです。
「子どもは 親のいうことを聞くべきだ」
というビリーフが 出てきたとき、子どもに イライラする瞬間が あります。
子どもを 意のままに コントロールしたいという気持ちです。
当たり前ですが、子どもは 一人の人間ですから、親の言うとおりには 動きません。
一人の人間として 尊重する 存在です。
その 当たり前を忘れたとき、怒りが 湧き上がってくるのでしょう。
また、人は シンプルなものを 自分自身で どんどん 複雑なものにしていきます。
兼業主婦さんのブログの中の「美しい言い訳」です。
私は、美しくない 言い訳も多いです。笑
「~だから ムリ」「~だからできない」という言葉も それに あたるかもしれません。
パーソナルコーチングを受け続けていると、こういった 自分の一面に
否応なしに 向き合うことになります。
コーチからの一言が 胸に刺さります。
最近は 何をフィードバックいただいても、前向きに捉えられるように なりましたが、
コーチングを受け始めたころは アイタタタ・・・が 長く続くことも ありました。
でも、こういった視点を 持ち続けることで 自分の今ある状態や偏りに 気づきます。
ではでは、兼業主婦さん ありがとうございます。
彼女のブログは、「わかるわ~!!」という 記事がとても多いです。
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