視点を変えることを リフレーミングといいます。
事実はひとつ、捉え方はたくさん。
ひとつの捉え方に固執せず、他の捉え方を見つける方法です。
前回の記事で
「天ぷらが残ることで、よいことは?」
と 視点を変えたことも リフレーミングです。
リフレーミングを説明するとき、よく使われる たとえ話です。
「コップに水が半分 入っています。
半分しかないと 感じるか、半分もある、と感じるかは あなたしだい」
人の捉え方しだいで、「半分」という事実の意味づけが 変わります。
でも、この話を 妹にしたときに、
「それって、ムリしてるよね。よくないよ。」
と 言われたことがあります。
「半分しかない」と思っているのに、「半分もある」なんて 考えられない。
半分もある、なんて 無理やり 脳内変換させるのって、おかしい!
なるほど~。ムリに脳内変換かあ。
そういう考え方も あるよね、と 思いました。
特に、このたとえ話は 答えが2択だから そう感じるのでしょう。
では、選択肢を増やす と考えてみたら どうでしょう?
・ 水が半分しかない。あーあ。
・ 水が半分もある。ラッキー!
それから それから…
・ 半分しかないけど、大事に使えば 長くもつ。省エネ!
・ 半分あるから、あと半分だけ 水を継ぎ足せば いっぱいになる!
・ 半分だけど、別に いいじゃない?何か 文句でも?
などなど。
他の選択肢を考えていく中で、自分のありたい姿と つながるものを 選んでいきます。
自分は、どんなふうな捉え方で 生きていきたいのか、
自分が 楽になる捉え方は 何なのか、
自分自身で 選んでいくことが、大事なのだと思います。
余談ですが、選択肢が2つしかないのは、「脅迫」だそうです(笑)。
お弁当でも、たいてい「松竹梅」の 3つあります。
3つ以上の選択肢を 与えられたとき、人は 初めて「選ぶ」という感覚になります。
リフレーミングをするときは、いろんな 角度から考えてみます。
過去から 未来まで 視点を移したり、
自分 → 家庭 → 社会 へと 視点を大きくしたり、
今 自分は 何にこだわっているのか 内面を 見つめてみたり。
柔軟に 物事を捉えられる人は、ストレスが 少ないのだそうです。
でも やっぱり、否定的に考えてしまったり、自分を過小評価したり、感情に振り回されたり…
そこから 抜け出せない場合、自分の捉え方の「癖」が 関係しています。
選択肢を考えられない、考えても やっぱり 固執してしまう人も、
その「癖」を 知るところから 始めると よいでしょう。
自分ではわからないときは、コーチングやカウンセリングを受けるのも ひとつの方法だと思います。
↓自分の気持ちを味わうのが難しいときは、コーチングを受けみるのも 方法のひとつですよ★





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