頭が良くなる子育て | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

本屋さんに行きました。

「頭のいい人の○○」
「頭の良くなる○○」
「脳が○○」

こんなんばっかり。


頭がいいって、一体 どういう意味なんでしょう?

成績がいいこと?
すごい学校に入れること?
いろんなことが できるようになること?


うちの娘、いろいろできます。

一歳で

・ひらがな50音
・数字10まで
・色12色
・形12種類

覚えました。


5歳の現在は、カタカナ・簡単な計算・ローマ字(一部)が読めます。
色も 数十種類 見分けることができます。

ナンバープレートや 看板を読むのも好きなので、
漢字も ずいぶん 覚えたようです。


でも、私にしてみたら それは 娘の「趣味・コレクション」に近いものだと 捉えています。

単に、好きなの。
覚えるのが。


教えてくれ、と言われるから(すでに1歳で「んーー!」と意思表示)教えただけ。
教えたら 覚えただけ。

それだけ。


興味のない幼児に 無理やり 字を教えたり、計算させたりするのは、子どものためでしょうか?

字を覚えたくない子に 字を覚えさせようと 躍起になったら、
字が 嫌いになってしまうかも。

大丈夫です、大人になって ひらがなが読めない大人はいません。


外遊びで 駆け回るのが好きなら、それを 心ゆくまで 味わわせることの方が
よっぽど その子の 能力は 開花するように思います。



さて、私は、「頭がいい」とは 自分の頭で 考えられる能力だと思っています。


自分で 目標を立て、それに向かって 自分で考えて 行動していける 力。

自分のことだけでなく、周りのことも 考えながら 一番良い方法を 選択できる力。

失敗や落ち込みが あったときに、それを 生かしていける力。


などなど。


一言で言うと、自分の人生を 自分の責任で 切り開いていける 力です。


「単に 勉強ができて、いい学校に 入れたから なんじゃ?」
と へそ曲がりな私は、心の中で 「能力開発」本に 文句つけちゃいます。


確かに、いい学校を出ると 職業の選択肢は広がります。
成績は よいに越したことは ありません。

でも、どの学校に入るか、どの職業に就くか、より その先に 何をしたいのか、
どう生きていきたいのか、の方が 重要ですよね。


子どもの幸せって なんでしょう?

幸せな人生を 送るための サポート、親ができることは なんでしょう?

あなたにとって「頭の良い」子とは?



本屋さんでの独り言です・・・。