ずいぶん前ですが、アグネス論争というものがありました。
林真理子さんが アグネス・チャンさんの 子育て観に 異を唱えたものです。
母乳を飲ませたいという理由で、
ベビーシッターを伴い 子供と一緒に出勤すること、
「子どもが 泣いていたら、周りの人が べろべろばーを してあげて」
という国会での主張、
に対して、林真理子さんが かみつきました。
当時は、流行語になるほど話題になりましたね。
あれから、時代は流れ 男女雇用均等法が施行されたり、草食男子が現れたり、
女性の社会的な立場も ずいぶん 変わりました。
今日、アメーバニュースで 下のような記事を見つけました。
今も 似たような価値観の相違はあるようです。
どちらが良い・悪いではなく、あなた自身は、どう感じますか?
■ バスで「子供を静かにして」と注意されたら?
電車やバスなどの公共交通機関は、さまざまな事情を抱え、
多種多様な価値観を持った人間が一緒に乗り合わせています。
教えて!gooにこんな質問が投稿されました。
「バスで「お子さんを静かにさせてください」のアナウンス」
朝の通勤時間帯のバスに、2歳の子供連れの親子が乗車してきました。
子供が泣き出し、母親がなだめますが泣き止む気配がありません。
その時、バスの運転手が車内アナウンスでこう言いました。
「お子さんを静かにさせてください。アナウンスが聞こえなくなります」
この母親の知り合いである質問者は「どうして目くじらをたてるのだろう」と思い、問いかけます。
「この運転手さんの行為は、当然ですか?行き過ぎですか?」
■「運転手さん、子供が絶対いない!(と、思う)」
寄せられた回答は、55件。
「運転手の取った行為は当然」という肯定派、
「子供は泣き止めと言って泣き止むものではない」という否定派で、意見が二分しました。
「当然です。子供のしつけの出来ないだらしない家族のドラマは、朝からキツイです」(segoさん)
など肯定の回答が4件きたところで、yuikotloveさんがこう返しました。
「私は、チョッと行き過ぎている行為だと思います。
それと、運転手さん、子供が絶対いない!(と、思う)」
その後、同じ子を持つ親からも多くの意見が寄せられました。
「40代、一児のパパです。最近、子供をまるで犬かなにかのように
「しつければ思ったとおりになる」と錯覚されている人が多いような気がします」
(noname#49664さん)
「3児の母しています。静かにさせてください!はいわかりました!
で静かにさせれるならなんて楽しい子育てでしょうか」(threemanさん)
「2児(保育園児)の父です…毅然とした態度で子供に接していれば
その気迫は必ず周囲にも伝わります。
それが出来ないのなら親は自身の力量不足を自覚すべきです。
子供の存在を「免罪符」にしてはいけません」(kurupinさん)
「誰だって「子供だったんだから、多めに見て」という意見もありますが
私が小さい頃は公共の場所でうるさくしたら厳しく叱られてました。
どうしてこんなに甘い親が多くなったんでしょうね」(reikatoさん)
話の争点は、子供がいる・いない人同士の考え方の相違から、親の躾にまで及びました。
■「運転手さんはバスに乗っている人達の気持ちを代弁してくれた」
運転手の行動の是非が問われましたが
安全面や乗客同士のトラブルを未然に防ぐ適切な行動であったと、
ほとんどの方がその判断を正しかったとしています。
「もしかしたら中には、初めてこちらに来た人も乗ってるかもしれません。
私なんかは目があまり良くありません…近くまで来たかなとアナウンスで聞いて…
そういう人いるんですよ」(Sakulahimeさん)
「運転手さんはバスに乗っている人達の気持ちを代弁してくれたんだと思います。
周りの人がうるさくて迷惑してるから、というのも暗に意味していると感じます」
(neko-suzuさん)
このバスに同乗していたらあなたはどう思いますか?(大)