ゲームは良いものでも悪いものでもない 2 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゲームとの付き合い方について 書いていきます。
あくまで、うちの娘の場合は…ということで、ご覧いただければと 思います。

物事に正解・不正解はありません。
ゲームとの付き合い方も、家庭の方針・お子さんのタイプなどによって 違ってきます。

あなたは、どのように ゲームと付き合っていきたいですか?


■ 時間になったら 自ら けじめをつける 習慣作り

ゲームは、とても 楽しいもののようですね。

私は ゲームをしていると、時間がもったいないと 感じてしまうのですが、
娘は 一心不乱に ゲームをしています。

幼児でもできるゲームを 開発した人は、すごいですよね~。

「楽しい!」と感じるのは、いいことです。
だから、その気持ちに 水を差すようなことを言わないようにしています。


大切なのは、ダラダラと やり続けないこと。
自ら けじめをつけ、時間を管理する能力を 養うことです。



現在のうちのルールは、

・ ゲームをする前に タイマーを用意し、「○○分間 やります」と言ってから やり始める。

・ 終わる時間になっても、すぐにセーブできないときは、区切りのいいところまで やってもよい。

・ 約束が守れなかったら、ママが ゲームを預かる。(話し合いをしてから、返す)

です。


ダラダラやることの弊害として、事前に

「ママは、目が 悪くなるのが 心配だから、
 ゲームをする時間を 決めた方が いいと思うの。

 みっちゃんは、どう思う?」

という 話をしています。


「時間を決めてやりなさい!
 目が悪くなるでしょう!!!」

と 脅さなくても、大丈夫です。
(力が入ると、ママも疲れますからね★)


「ママはこう思うけれど、あなたは どう?」と 聞けば、
たいていは 自分で 時間を決めてゲームをする、という 判断をすると思います。


小さいことのようですが、この「自分で決める」「判断する」という体験は
とても 大事です。

「ママが言ったから」ではなく 「自分が決めたから」。

自分で決めたことに、責任を持たせるチャンスです。



責任を 持たせておけば、3歳でも 自分の意志でゲームを やめて、

「ママ、終わったよ~」
と 戻ってきます。


この「ママ、終わったよ~」には、信頼感を感じます。

ママの信頼を 裏切ったらいけないから、ちゃんと やめたよ~!
という 気持ちが 伝わってきます。


私は、

「時間通りに やめられたね。」

「約束が守れたね。」

と 承認して、次の楽しいことに 付き合います。


また、タイマーがなっても、
「まだセーブができない場面だから」

と ゲームを続けることは 容認して、見守っています。


きっちりと 時間を守らせることが 目的なのではなく、
自分で 自分の時間を管理させることが 目的だからです。



まれにですが、10分間を過ぎても やり続けているときは、

「ゲームの 進行状況は どうですか~?]

と、声をかけています。



娘は、一度だけ ゲームをやめることができず、約束が守れないことがありました。
そのときは、私が ゲームを預かりました。

一週間ほどして、娘が ゲームをしたいと 言ってきたので
話し合いをしてから また 娘に渡しました。


もちろん、事前に 罰を与えるという約束をしておくのも ありだと思います。

ただし、罰の与え方に注意です。


罰として、「お手伝いをすること」「勉強をすること」は
適切ではありません。

お手伝いや 勉強を 「罰」として イヤイヤやらされたら、
どう 感じるでしょう?

嫌いになる子もいるのではないでしょうか?


他のことに しておきましょうね~♪


ドキドキ 子どもが ゲームを通して 時間や約束を守ることで、どんなことが 身につくと 思いますか?