授業参観に行ったら ここを見る 2 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

今日のポイントは、「お道具箱」と「ロッカー」です。

ここは、ある意味 ラビリンス。
ずっと 放っておくと、何が入っているのか わからない箱となります。


私の場合は、金曜日の帰りの会が始まる前に
お道具箱とロッカーを整理する、という 習慣をつけました。

もし、紛失したものがあれば 落し物箱を 見に行かせ、
なくなりそうなものは 連絡帳に 記入、
名前の ついていないものは 記名をします。


最初のうちは、整頓が終わった順に 私が丁寧に 点検します。
そのあとは、係の仕事に組み込んでいきます。


習慣化することのよさは、言わなくてもやるようになるということです。
(ただし、全員ではありません。)


でも、片付けるって 小さい子には意外と難しい概念です。
とりあえず、突っ込んであれば 片付けたと思っている子もいます。

具体的に、「こうすると 出しやすいよ」、と お話しすることも 大切です。


(おうちで「片付けなさ~い!」と言っても 片づけが進まない場合は、

 ・ 片付ける場所が 決まっていない。
 ・ 物が多すぎる。
  (使わないものは、あげたり 捨てたりして、一定量以上は 増やさない)
 ・ ご飯の前には 片づけをする、といった 習慣化が されていない。
 ・ できたところより、できなかったところを 指摘される。
  「まだ、半分も残ってるわよ!」 → 「もう、半分も 片付け終わったね!」

 こんな理由が多いように思います。)


授業参観後の 懇談会に出たら、ぜひ お子さんのお道具箱を のぞいてみてください。

きゃーーーっというものが 入っている子もいますよ☆

たとえば、虫、食べたくなくて こっそり隠した給食(カビてる…)、
お気に入りの石ころ、使い終わったティッシュ などなど…。

ポケットの中と同じで、その子の生活が 垣間見えることと思います。


ただし、お片づけができていないとき、それは 教師の責任ばかりでは ありません。

もともとの性格もありますし、得て不得手も あります。
家での習慣が 関係していることもあるでしょう。


ちなみに 私は 片づけが苦手でした。(今も…)。

よく、女の子たちが
「せんせ~、机の上が 汚いから、片付けてあげたドキドキ

と お手伝いをしていてくれました…。

「ありがとうドキドキ」」
と言いつつ、毎日 反省していました。


授業参観に行っても、先生の机は、チェックしないで~ガーン



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