授業参観に行ったら ここを 見る 1 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

新学期を迎えてから、早3ヶ月が経とうとしています。

教師をしていた頃、新学期に 必ずやっていたことを
書いてみようと思います。


新学期に大切なこと。

それは、当たり前のことが 当たり前にできるようにする、
ということです。


たくさんありますが、まず 筆頭は靴箱です。

靴箱には、きちんと靴を入れられるよう 徹底して指導します。


靴箱のふちに かかとを合わせ、靴をそろえて 中央に置く、
それだけです。

でも、最初は できないんです。
これが、なかなか…。
(前年度にクラスが荒れていた場合や 一年生は、特に…)。


習慣づけるために、朝、教室移動中、休み時間の後など
一日 何回も 靴箱を見に行きます。

きちんと そろえていない子の名前を覚え、
「○○君、○○さん、… 靴箱を見ておいで~☆」
と 声をかけます。


呼ばれた子は、靴箱へ行って 靴を直してきます。

(靴が 揃っていない子は、授業中も 落ち着きに欠けることが多く
 たいてい 連動しています。)


それでも、きちんと 並べてこられない子もいます。

そのときは、一緒に 靴箱まで行って、直してきます。
帰りの廊下では、二人っきりで 楽しく ないしょ話をしながら、教室に戻ります。


全員の靴が ピシっとそろっているときは、

「さすが ○年○組の靴箱だね!!
 きれいで 気持ちがいい!!」

と 気持ちよさを 伝えます。


授業の最初の5分間が つぶれてしまっても、
それらを しつこく 繰り返します。

怒鳴ったり おどしたりする必要は、まったく ありません。
ただただ、毎日 靴を点検し、穏やかに 声をかけるだけです。


これを 根気よく 1ヶ月 続ければ、一年間は 靴をきれいに入れる
習慣が 持続します。


授業参観に行ったら、まず クラスの靴箱を見てください。

靴箱の乱れは クラスの乱れ。
全員がきちんと揃ったクラスなら、たいてい 落ち着いています。


☆ さて、家の玄関の靴 きちんと 揃っていますか?



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