新学期を迎えてから、早3ヶ月が経とうとしています。
教師をしていた頃、新学期に 必ずやっていたことを
書いてみようと思います。
新学期に大切なこと。
それは、当たり前のことが 当たり前にできるようにする、
ということです。
たくさんありますが、まず 筆頭は靴箱です。
靴箱には、きちんと靴を入れられるよう 徹底して指導します。
靴箱のふちに かかとを合わせ、靴をそろえて 中央に置く、
それだけです。
でも、最初は できないんです。
これが、なかなか…。
(前年度にクラスが荒れていた場合や 一年生は、特に…)。
習慣づけるために、朝、教室移動中、休み時間の後など
一日 何回も 靴箱を見に行きます。
きちんと そろえていない子の名前を覚え、
「○○君、○○さん、… 靴箱を見ておいで~☆」
と 声をかけます。
呼ばれた子は、靴箱へ行って 靴を直してきます。
(靴が 揃っていない子は、授業中も 落ち着きに欠けることが多く
たいてい 連動しています。)
それでも、きちんと 並べてこられない子もいます。
そのときは、一緒に 靴箱まで行って、直してきます。
帰りの廊下では、二人っきりで 楽しく ないしょ話をしながら、教室に戻ります。
全員の靴が ピシっとそろっているときは、
「さすが ○年○組の靴箱だね!!
きれいで 気持ちがいい!!」
と 気持ちよさを 伝えます。
授業の最初の5分間が つぶれてしまっても、
それらを しつこく 繰り返します。
怒鳴ったり おどしたりする必要は、まったく ありません。
ただただ、毎日 靴を点検し、穏やかに 声をかけるだけです。
これを 根気よく 1ヶ月 続ければ、一年間は 靴をきれいに入れる
習慣が 持続します。
授業参観に行ったら、まず クラスの靴箱を見てください。
靴箱の乱れは クラスの乱れ。
全員がきちんと揃ったクラスなら、たいてい 落ち着いています。
☆ さて、家の玄関の靴 きちんと 揃っていますか?
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