昨日の続きです。
人にはそれぞれ 得意な感覚があります。
子育てに生かすことで,その子自身に合った アプローチを考えることができます。
たとえば,うちの四歳の娘は 視覚系・言語感覚系が 強いです。
よーく 観察していると,小さい子でも 特徴が出てます。
<視覚系だと感じる要素>
○ 色が好き
・一歳の頃 色に興味を持ち,12色の色の名前を覚える。
・二歳から 服のこだわりが始まり,毎日 自分で服を選んでいる。
バーゲン会場では 気に入らない服を買おうとすると、雄たけびを上げて 大変な騒ぎ。
・三歳からは,より 微妙な色の違いに興味を持ち,絵本と同じくらい 色見本帳が 大好きになる。
・服を誉められるのが大好きで,託児所に行くたびに、一生懸命に おしゃれをしていた。
・ 家のお道具箱の中は,色とりどりのペンやはんこが入れてある。
それを 使って,カラフルな絵を描くのが好き。
○ 形や絵や画像の認識
・ 一歳から,形に興味を持つ。
・一歳半で 50音,12パターンの形,数字を覚える。
・ 二枚の絵の違いを見分けるのが 早い。
・ 街の様子(看板や木々など)が変わっていると,めざとく 見つける。
・ 服は,色に加えて 形にも 大きなこだわりを持っている。
気に入らない服を着せようとすると,暴れて 抵抗する。
・ ピアノの楽譜を 目で覚えている。
また,どの曲には どんな絵が描いてあり,どんな色がある,というようなことを 暗記している。
○ 周りに興味を引くものがあると,気を取られる
・ まだ 小さいからかもしれないが,興味を引くものが 目に入ると それが 気になってしょうがない。
○数字が好き
たとえば,先日は ぬいぐるみの名前を聞かれて
「これは,ポッチャマって言うの。ポケモンの仲間。
身長はね,0.4m。みつきは1m。みつきの方が 大きいの。」
こんな風に答えていた。
4歳にしては,ちょっと マニアック?笑
<言語感覚系>
○ 論理的な話し方(三歳ごろから)
・ 「まず」「次に」「それから」など順を追って話す。
・ 「どうしてかというと」と 理由をつけ加えて話す。
・ 言葉の意味を覚えるのが大好き。
人が間違った言葉を使っていると,気になって 仕方がないらしい。
というわけで,長くなってしまったので、明日は そういった特徴を どう生かしていくかについてです。