宇宙の真ん中で愛智を学ぶー96「たまがいなせよ」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。







宇宙の真ん中で愛智を学ぶー95「竹の繁」より続いております。



竹の質というものを考えてみましょう。

「竹の根っこ」と検索して画像を見てみてください。

表に現れるスマートなシルエットとは裏腹に、

地下に伸びる根っこの形状は、

グロテスクさを感じさせるほどのビジュアルで、

思わずゾッ( ゚Д゚)とするものがあります。

それくらい竹の根というのは強固さを持っています。



竹は節(父子)を持っていますが、その中は空洞です。

また、節と節との間隔(感覚)が、

絶妙な法則性で保たれており、

「軽さ」と「強さ」を併せ持ち、

光に向かい真っ直ぐ上に伸びていくのが特徴です。

それは、自ずと律する、「自律」の働きで、

「生かされている」という

宇宙のコトワリであるといえるでしょう。



勇ましい様子を、猛々しい(たけだけしい)といいます。

太陽に向かって真っすぐ伸びていき、

風に負けず、地の揺れにも負けない。

竹の子(筍)は、そこに家があろうがなかろうが、

お構いなしに床をぶち抜き、上に向かって伸びていきます。







ヤマトタケル(日本武尊)、イソタケル(五十猛)

「タケル」は、日本男子の開拓魂を表わしています。

その開拓魂が侵略に転じれば支配者となります。

法則性を持った自律という

美しい旋律を奏でる竹は、

そういう危うさを孕んで存在しています。







竹の在り方を、人の現世(うつしよ)に当てはめてみましょう。

竹の節目が、時代の変わり目です。

これって、今までずっと父子継承(男系)の型で進んできたんですね。

節は、父子です。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー92「あわやのエビス」



これがね、今、変わってきてるんですよ。



地上波放送されていた鬼滅の刃無限列車編を観ました。

夫が録画していたものなので、夫のタイミングで観ています。

炎柱の煉獄杏寿郎さんの生い立ちから死に様まで、

これ、宇宙のコトワリだなぁって思ってたんですね。

このタイミングで、これを私に見せるかと、

夫の猿田彦っぷりに驚くと共に、

吾が魂のRide on Timeを実感中。



鬼殺隊の優秀な柱だった父親は、妻に先立たれ、

トラウマを抱えて厭世観たっぷりの余生を過ごしている。

そんな父を観ながらも捻くれることなく、

正義感たっぷりの理想の上司を余すことなく見せつけて、

愛と優しさの死に様を部下に継承する煉獄杏寿郎さん。

そんな彼が死に際に観たのは、

「母」であり、「母の言葉」だったんですね。



「なぜ自分が人よりも強く生まれたのか わかりますか。

弱き人を助けるためです。

生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は

その力を世のため人のために使わねばなりません。

弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です。

責任を持って果たさなければならない使命なのです

決して忘れることなきように。

母はもう長く生きられません。

あとは頼みます。」




母子継承なんですよ。

これが、竹の根っこの強さなんです。

竹の音の強さです。

音姫(かぐや姫)の強さです。







父子継承の男性性優位社会で進められてきた現代ですが、

その男子の原動力が何かというと、

女にモテたいと母に愛されたい、なんです。

人は、欠けているものを追い求める傾向があります。

だから、男女は惹かれ合い、陰陽は一つになります。



女性は、XX染色体、男性は、XY染色体。

の安定性に比べると、

一本で二極を支える頭でっかちのの心もとなさ。

その欠けている一本を追い求め、

一つの道を極める特性を発揮します。

素晴らしい何か、を生み出すのです。

そこに到達した男子が、「達人」と呼ばれます。

(と、普天間さんが言ってたよ)

そういう意味で、煉獄杏寿郎さんは「達人」です。

子は産まずとも、マインドを生み、継承しています。

血で繋がらなくとも、絆で繋がる者に、受け渡しているのです。







女性は、ダイレクトに宇宙の律動を感じる月という子宮を

体内に持っています。

体内に陰(子宮)と、陽(卵子)の双方を内包している為、

満たされている部分が男性より多いのです。

だからこそ、本当は強い。

根(音)の張り方が違う。

手弱女と益荒男は、ホントは逆です。



それ故に、女性の意識が、人類の集合意識(潜象世界)へ

大きく影響を与えています。

女にモテたい母に愛されたい、が原動力の

男子の力が大きく作用する現象世界なら、

潜象世界を司る女性が変ってしまえば、

男性も変わってしまうのです。







だから、世界を変えたいと思うなら、

貴女が変ることです。

貴女のミクロが、世の中のマクロを動かしています。



私が変り、和多志を表に出すことです。







姫の秘めを表に出すことです。







貴女の強さを発揮することなのです。

それが、貴女の魂の「いなせ」という美しさを

表に出すことなのです。







節と節の間に生まれるのがかぐや姫です。







かぐや姫(音姫)には果たす役割があります。



江戸時代から続く染屋「染司よしおか」

五代目当主吉岡幸雄さんの跡を継いでいらっしゃるのは、

三姉妹の末っ子、六代目の吉岡更紗さんです。

数値化できないものを伝える方法って何だろう?



また、弁才天のライトセーバーを渡された

江戸家まねき猫、江戸家猫ハッピー姉妹も、

江戸家という伝統芸の継承者です。







奇しくもこれを書いている本日、10月3日に、

御尊父の江戸家猫八さんの生誕百周年イベントを、

姉妹で力を合わせて開催します。



父子継承、母子継承、男子継承、女子継承、

どれが良いとか悪いとかの話ではありません。

今までの世界の「頑なさ」を解き、

「本質」を見つめる時が来ています。

共同創造の世界の道へ進む為に、

それぞれのかぐや姫(音姫)が声を上げ、

光を放つことが望まれているのです。



ちなみに、女にモテたい母に愛されたいのが男性というのは、

従来のステレオタイプ、固定観念で、関みゆ紀が語っています。

旧来のタイプというだけで、

女性性と男性性が統合した男性と女性のニュータイプは、

もう、巷に現れています。



男性性とか女性性とかという表現を使っていますが、

シンプルに言います。

貴女を生きることを、自分を生きることを、躊躇するな。

ただ、それだけです。



第96話、クロ。

黒も大切な貴女です。

黒も抱いて(懐いて)進むのです。



それが、「いなせな魂」=「開拓魂」です。

行きつく先は、支配ではなく、共生です。



宇宙の真ん中で愛智を学ぶー97「精霊指定都市選挙出馬」に続く。




大変申し訳ございません。
現在、個人的なご質問ご相談に
お応えお答えすることをお受けしておりません。
どうかご了承くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。