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人生の彩どり師・関みゆ紀です。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-93「平和」より続いております。
さて、本当に私の意志は私のものなのかな?
2020年11月30日にNHK BSプレミアムで
ヒューマニエンス ~40億年のたくらみ~「“自由な意志” それは幻想なのか?」
という放送がありました。
このテレビ番組の冒頭での、
玉川大学・松田哲也教授といとうせいこうさんの会話です。
松田教授
「脳科学が出てくる前は、
誰もが当然、全部自分の意志の元に、
全てを行動してるんだ、決めてるんだ、
という風に言われてましたけれども、
最近、脳科学がドンドン進むにつれて、
自分と自分以外の、
もう一人の自分みたいなものの存在が、
段々観えてきた、
これが今の脳科学の現状じゃないかと思います。
もう一人の自分が何かこう考えてる、
そういうことですかね。」
いとうせいこうさん
「これはもうギリシャ哲学から何から、
何千年人間が常に考えてきたことで
神が決めてる、人間が決めてるか、
論争がずっとあったわけだけど、
神という問題は置いといて、
自分というものの中に、つまり
自分というものは何か、
ということですよね。
脳科学が割と相当な決定権を以てこういう事実を投げた時に、
哲学はどう答えるんだろうというのが先走って面白いと思う。」
MCの織田裕二さんは、この言葉で番組を進行させました。
意志は勝手に生まれるらしいんですが、
どういうことなんでしょうか。
果たして、人間の動きにおいて、どの時点でその意志は発生しているのか?!
例えば、押そう💡と思った時に、
目の前に出ていた文字が「d」だったとします。
その電気信号の波形がこれなんだそうです。
決断(意志)の前に盛り上がる、謎の波形。
この波形は、誰がやっても同じ波形になるのだそうです。
謎の意識の高まり。
自分の中にもう一人の自分が在るということです。
松田教授
「論理的思考によって、この先どうなるのかとか、
こうこうこうだから、この後、例えば売れなくなったら、
例えば、その給料が減って不安定になったら、
違う仕事をやったらいいとか、論理的な思考で、
色んなことを考えるじゃないですか。
そうなると、こういうことは、当てはまらない。
直感的に決めた場合というのが、
近いと思います。」
過去の後悔と未来の不安で頭がいっぱいになると
もう一人の自分と繋がれないってことだよ。
私は、この謎の波形の存在を、
経験上、体感上、ずっと、認識せざるを得ない人生を
40歳を超えてから、辿ってきております。
直感に従って、ワケは後でわかるで、
お手上げにする、
余計な力を抜いて
浮力を高めるってことなんだよ。
この先へ進むにあたり、
これが本当に重要な基盤になってくるから、
ずっとずっと言っているのです。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-95「もう一人の自分」に続く。
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