木花咲耶姫と磐長姫の伝言-54「奇魂・奇稲田姫」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

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人生の彩どり師・関みゆ紀です。



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木花咲耶姫と磐長姫の伝言-53「幸魂・玉依姫」より続いております。





奇稲田姫(クシナダヒメ)の配偶者である

素戔嗚命・須佐之男命(スサノオノミコト)は、

男神・イザナギの鼻から生まれました。







詳しくは、出雲神話ものがたり「スサノオの誕生」にて







イザナギは、それぞれにこう命じました。

アマテラスは神々の国・高天原を治める神に、

二番目の神、ツクヨミは夜の国を治めるように

三番目の神、スサノオには海を治めるようにと。



詳しくは、出雲神話ものがたり「スサノオの成長」にて



ところが、このスサノオの男子(オノコ)っぷりが

半端ありませんでした。

大きくなって顎鬚が長くなるようになっても、

海の国を治めようとはせず、

子どものように泣き叫んでいました。

山も枯れ果て、蠢く悪い神々が出没しだしたのです。

父・イザナギは、困り果てて泣きわめくスサノオに向かって

「なんで海の国も治めずに泣いてばかりいるのか」と問うと、

「私は母の国へ行きたくて泣いています」と答えました。



これに怒ったイザナギは、

スサノオを葦原の中つ国から追放してしまいます。



マザコン・スサノオの男子(オノコ)っぷり炸裂な話です。



今度は、シスコンの男子(オノコ)っぷり炸裂な話に入ります。

スサノオは、姉・アマテラスに事情を話してお別れにいこうと考え、

アマテラスの居る高天原に行きました。



スサノオが訪れると、天地が地震のように揺れ動きました。

その音をアマテラスが聞きつけ、

弟・スサノオが高天原を奪い取りに来ると思い、

男の姿になり、武装してスサノオを待ち受けました。



スサノオは、慌てて、お別れへ来ただけで、

自分に二心(ふたごころ)などないと、誤解を解こうとしますが

アマテラスは信用せず、身の潔白を証明するよう要求します。



そこでスサノオと姉アマテラスは

互いに神のお告げを聞く誓約・儀式(ウケヒ)をすることになりました。



まずアマテラスがスサノオの剣をもらい受け、

三つに折って口の中に入れ、

バリバリと噛んで息と一緒に吹き出すと、

三人の女の神様が生まれたのです。



次にスサノオが、

最初に、アマテラスの左の髪に結んであった玉飾り、

次に、右の髪の玉飾り、

頭の、左手の、右手の、それぞれの玉飾りを、

口の中に噛み砕いて吹きだしていくと、

五人の男の神様が、次々と生まれていきました。



アマテラスは五人の男神は

自分の玉飾りから生まれたのだから私の子どもだと言い、



三人の女神はあなたの剣から生まれたからスサノオ、

貴男の子どもだと言って分けたのです。

(宗像三女神)ですね。



このことからスサノオは、

穏やかな女神を生んだという事は

私の心にやましいことがなく清らかだという証拠だと言い、

姉アマテラスに納得をさせました。



そして、高天原で暮らすことになったのですが、

スサノオは、乱暴狼藉を働きます。

さすが、荒ぶる神たる所以、トリックスターです。

田の畦道をこわし、溝を埋め、アマテラスの御殿で脱糞し、

はたまたそれをまき散らす。

いたずら三昧が行き着くところまで行き着き、

しまいには、機を織っていた女の人が亡くなる

という殺傷事件にまで発展いたします。



ショックを受けたアマテラスは、

天の岩屋に籠ってしまい、

高天原は、暗闇に包まれることになってしまいました。

太陽が消えた日ですね。

マザコン・シスコンの代表選手、

不良男子極まれり。

破壊と再生の神、真骨頂のスサノオ!



これがあの天岩戸の神話です。

続きは、出雲神話ものがたり「真っ暗になった高天原」にて



これが原因で、スサノオは高天原も追放になってしまいます。

出雲神話ものがたり「スサノオのヤマタノオロチ退治」にて



旅に出たスサノオは、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に

既に7人の娘を生贄として差し出し、

ついには、最後の8人目の娘、

奇稲田姫(クシナダヒメ)を差し出さんと嘆き悲しむ、

夫アシナヅチ、妻テナヅチと出会いました。



恋は、男を男にする。

甘えられ、頼られる男は、上昇する。

ここから不良男子の更生物語の始まりです。



スサノオは、奇稲田姫(クシナダヒメ)に一目惚れしてしまい、

自分のお嫁さんになるのなら、助けてあげましょうと申し出ます。



スサノオはその娘・奇稲田姫(クシナダヒメ)を

美しい櫛に変えて自分の髪に挿して隠し、

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を見事退治いたしました。

この時、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を切り刻んだ時に

その死骸から出てきた名刀が、草薙の剣です。

これを、スサノオは、アマテラスに献上することになります。



この神話を読んだ時に、

ああ、そっか、櫛に変えられちゃった奇稲田姫(クシナダヒメ)は、

スサノオの頭に取り付けられた
ICチップなんだなって思ったんですね。

スサノオの能力を、スサノオの好奇心を、

有益な方向へ駆使(くし)する、操縦するICチップ。



恋する奇稲田姫(クシナダヒメ)の為に、スサノオは戦うわけです。



木花咲耶姫と磐長姫の伝言-13「五十音」
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-19「日本母音シスターズ5」



思い出してください。

父韻(子音)ブラザーズは、8人おります。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の8でもあります。







それに取り付けたICチップが日本母音シスターズ5です。

kstnhmylの父韻に、「a」=母音のICチップを取り付けて、

スサノオの能力を、良き方向へ束ね、駆使(くし)したのです。









八重垣神社には、別の話があります。

斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、

大杉を中心に『八重垣』を造り、

稲田姫を御隠しした、です。

櫛に変えて、髪に挿したではなく、

八重垣に奇稲田姫(クシナダヒメ)を隠したです。








その場合も、8=八です。



こんな風に言い換えられるかも知れません。

奇稲田姫(クシナダヒメ)は、

スサノオの中の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)性に、

ワ=和のICチップを取り付けた。









八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を制御するとどうなるか、

龍神になります。







奇魂って、統一する、整える、結びや、纏まり、でしたよね。

奇稲田姫、櫛稲田姫は、稲田ですから、

制御された、区画された田んぼです。

スサノオの中の荒ぶる神、暴風雨の神、

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)性を抑えなければ、

稲穂が実らないのです。



龍神を操り、雨を自由自在に操らないとね。



その為のICチップな働きであり、

恋する男を制御する、恋人の質なのです。



女性が

あ!と「これ買って💗」いう声を上げ、

男性を、




で「買ってあげる💗」と動かす力が、

「恋人の質」にはあるのです。



自分にはない?

大丈夫です。

女性には、元々、女優力が備わっています。

「子宮」という月の満ち引きの機能を持ち、

潮ひる玉、潮みつ玉を操れるのです。

女の優しい力であり、女の優れた力で。



女性の「母音」の「母の質」と「恋人の質」が合わさったものが

「妻の質」となって櫛=ICチップとなります。



奇魂・奇稲田姫(クシナダヒメ)の制御する力=整える力です。



木花咲耶姫と磐長姫の伝言-55「WAW・アフターサービス」に続く。



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