認知症は治る?part2 | 地域包括支援センターの在宅支援日誌♪

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地域包括支援センター主任ケアマネのいくこです。高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの日々のあれこれやプライベートなど自由に綴っています。

認知症と診断されても、

別の合併症状が

原因のこともあるのです。

 

 

 

ケアマネジャーと介護家族の癒しを提案♡

自分の人生に好きなことを♪

 

 

現役ケアマネジャー

ワークライフスタイリストのいくこです。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

先日の

大阪介護老人保健施設協会の

講演会の「我がこと認知症」から、

①我がこと認知症

②早期発見で認知症予防

③認知症に気づく

④認知症は治る?

 

 

 

 

認知症は、

神経細胞が減り、脳の機能低下で

ひとりで交通機関に乗れない

ひとりで買い物ができない

ひとりで薬を決められた時間に飲めない

など、生活障害が出てきます。

 

 

 

でも、

治療可能な認知症があるのです。

それは、

神経細胞が減っていない認知症です。

 

 

 

 

87歳の男性

病院での検査で、

アルツハイマー型認知症と診断されて

内服薬などで治療を受けていても改善がなく、

 

 

 

 

ご本人は、

「物事の決断ができないし、物覚えも悪い・・・。眼も腰も膝も、あちこちに悪いところがある。」と訴え、

「早くお迎えに来てほしい・・・」と。

 

 

 

 

気分の落ち込みや生活意欲の低下が目立ち

朝早くに目が覚めて不眠もある生活を

送っておられたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

精神科専門医の診察を受けられました。

ご本人は、

生活障害は見られず

前頭葉の血流低下があり

うつの合併症状と診断され、

 

 

 

 

抗うつ薬を処方されて

不眠やうつ気分、意欲の低下は

改善されたのです。

 

 

 

 

以前と違って、

ぼっーとしていたり

やる気や意欲がなく

不活発になっている。

 

 

 

 

認知症ではなく、

うつ症状かもしれません。

 

 

 

 

少し、お薬の力を借りたり、

気分転換してみることで

症状が改善することもあります(^^)

 

 

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明日も、きっと、運がいいキラキラ