こんにちは〜
モラハラ・DV解放ライフコーチのみきです。
私がバウンダリー（Boundary）の話をする時、よくフェンスと壁にたとえます。他にも色んなたとえの仕方があるし、聞いたこともありますが、これが今のところ、私にとってはしっくりいく。。という感じです。
前にバウンダリーは高い壁ではなくフェンスと考えてくださいということを書いたのでそれはここで読んでいただくとして。
あのね、私、もう離婚する前から、「私は男を見る目ない」って信じてました。離婚してシェルターに入って一人で考えることに時間をかけ、カウンセラーと自分のどういうところを改善していかないといけないのかなどよく話しました。その時に「私には男を見る目がない」から「もう恋愛はしない方がいい」と思ったわけです。これはまさしくフェンスではなく壁のバウンダリーです。
こういう思考になってしまうのはまさに、FEARー恐れでした。自分が同じような状況になるのが怖かった、そして同じミスを繰り返すことで、また傷つくのが怖かった、傷つきたくないから壁を作って、「もう男なんて信じられない！信じない」と恋愛を諦めそうになりました。最初から「私には男の人を見る目がない（ちゃんと判断できることができない）し、もう恋愛はしないほうがいい」と思い始めていたわけです。でもその反面、人生まだ（当時）３３年しか生きてないのに、このまま一人は嫌だなといい人とめぐり合って、息子にも兄弟ができるといいなという願望はありました。
私が壁のバウンダリーでなく、フェンスのバウンダリーで心を和らげることができたのは神様のおかげです。神様に頼ることをもう一度思い出させてくれた牧師先生に感謝してます。神様にこのことを全て委ねることにしました。
私の場合これが助けとなったわけですが、なぜこれをもう一度 書きたかったかというと。。。。
私のコーチングを受けていらっしゃる女性のほとんどは モラハラ・DV生活から脱出して過去の事を手放し（忘れるわけではありません）、癒しの道をあゆみ、これからの人生をもっと幸せに築き上げていこうという方たちです。みなさん、自分で思っている以上に強いので、素晴らしいのですが、「もう絶対に（人に自分を）傷つかせない。」と誓いをたててしまっている女性もいます。最近、新しく私のグループに入った女性がまさにその通りで、バウンダリーが壁になっているということに気づいていないようでした。
高い壁になっているバウンダリーに気づくための注意点
自分が設定したバウンダリーが高い壁になっていないかどうかに気づくために、以下のポイントに注意してみてください。：
１。他人との関係を避けていませんか？
過去の傷つきから異性だけでなく、他人との関係を避けるようになっていませんか？ 新しい友人を作るのが難しいとか、または最初から新しい友人関係を作ることを避けている自分に気づくことありませんか？意識的には思っていなくても、潜在意識では「傷つくのが怖い」と思っているかもしれません。
２。極端な自己防衛をしていませんか？
「もう絶対に傷つかない」と強く心に誓っていませんか？自分の感情や考えを他人にシェアできない、またはすることを避けていませんか？
３。孤立感を感じていませんか？ または自分をわざと孤立させてませんか？
過去の経験が自分を制限してしまってませんか？過去の傷がまだ痛くて、新しい恋愛なんて、新しい挑戦なんて。。。またどうせ同じ事を繰り返すんだ、また傷つくんだと自分を制限していませんか？
私も「もう恋愛はしない、できない。」という壁を作ってしまって、危うくチャンスを逃すところでした。過去のトラウマが新しい恋愛や新しい挑戦に怖くなるのはほんとにわかります。だけど、それもったいないです。
５。自分のバウンダリーに固執しすぎていませんか？
もうお気づきかと思いますが、これらの注意点、全てが恐怖感からきています。もう、あんな思いはしたくない、傷つけられたくない！という気持ちは ほんとによくわかります。私もそうでしたから。。。だけど、人間関係をもつことは避けて通れないし、生きていく上で必要で、重要なことの一つです。そのためには健全なバウンダリーを設定することが大切なんです。
どうですか？あなたのバウンダリーは高い壁になっていませんか？
心の境界線、高い壁になっていたら少しづつ崩していくには新しい事に挑戦したり、人に会うことを拒まずに軽い気持ちで接していったらどうでしょうか？ 作った壁は一挙に崩す必要はありません。少しづつ、やっていったらいいんです。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました！
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