こんにちは〜

 

モラハラ・DV解放ライフコーチのみきです。飛び出すハート

 

 

 

 

バウンダリー(Boundary)という言葉を聞いたことがありますか? 最近よく耳にしますが、バウンダリーとは、物理的な境界に限らず、心理的な境界線のことを指します。この境界線、どうして私たちに必要なのでしょうか?そして、自分自身を守り、自分らしい生き方をするためにどんな役割を果たすのでしょうか? この記事では、バウンダリーとは何か、どうして境界線を引くことが重要なのかについて説明します。(次の記事ではバウンダリーを設定することで自分を守り、自分らしく生きるための土台を築く方法をご紹介します。)

 

バウンダリーとは?


バウンダリーは、自分と他人との間に引く見えない一線と言えます。私がAbuseRecoveryのグループで使う境界線の例えで言えば、自分の家と隣の家の間にあるフェンス(弊)みたいなものです。このフェンスがあることで、自分の庭とお隣の庭がどこで分かれているかが明確になります。自分の庭のケアは自分の責任ですし、お隣も同じように自分の庭をケアして、それぞれが自分の庭は自分の責任ということがわかっています。それがバウンダリーの基本的な考え方です。

 

バウンダリーには身体的なもの(他人が自分の身体に触れることを許すかどうかの境界線)だけでなく、感情的(自分の感情を守り、他人の感情に引きこまれないようにするための境界線)精神的(自分の好き嫌い、受け入れる・受け入れないというような信念、価値観を守り、他人に押し付けられることがないようにするための境界線)、それから時間(自分の時間を大切に管理して、他人に振り回されないようにするための境界線)があります。どれも人と一緒に生きていくには重要なことです。

 

バウンダリーの重要性

モラハラ・DV・ナルシスト、虐待する人のほとんどはこのバウンダリーを壊したり、無視したりすることが多いです。こういう人と一緒にいると、バウンダリーを設定するのに苦労して、どうしていいのか混乱してきます。虐待を受けている多くの女性は、特に加害者に対してはバウンダリーを持たずに生活しています。

バウンダリーを設定しない・できない理由はいくつかあります。たとえば、自分の安全を守るため、平和を維持していくためにバウンダリー設定をしないことがあります。バウンダリーを設定して、相手に気に入らないことがあると自分に害がかかってくるからです。

 

またある人は、バウンダリーを設定する方法を学ばずに大人になってしまったのかもしれません。またある人は、バウンダリーを設定すること(たとえば頼まれたことを断るとか)は意地悪で思いやりがないとか、無神経だと感じるかもしれません。それを加害者から言われる場合は、特にです。

 

バウンダリーはフェンスで、壁ではない

バウンダリーはフェンス(弊)とたとえていますが、気をつけないと壁になってしまう可能性もあります。バウンダリーはフェンスで壁ではありません。「え、壁じゃダメなの?」っていう方もいらっしゃいますが、壁をたててしまうと自分を傷つけないように守るために、「もう2度と誰にもこんなに近づかせない、誰にも傷つけられたくない。」というような内面的な心の誓いを立ててしまう可能性があります。

他の人のことを信じられなくなり、傷つきたくないからと臆病になって孤立してしまう可能性があるからです。実際 私自身、「もう男なんて信じられない!信じない」と恋愛を諦めそうになりました。あの当時はまだいい人と再婚して子供も欲しいと思っていましたので、神様にお祈りをしてその誓いは取り除きましたが。。。

私たちは一人では生きていけません。小さくても家族や友達、コミュニティとの健全な繋がりをもつことが生きる力となります。

 

フェンスといえば、私のうちの周りにもあるのですが、そんなに高くなくて、あっても120−130cmくらいの高さで、隣の人とお話しできます。お隣とのフェンスがバウンダリーとして設定されていて、弊の中の自分の庭は自分の責任ということをお互いに理解しているわけです。フェンスにはゲートがついています。(ついてない家もありますが、この例えではついてることにしましょう。)誰を庭に入れるかはあなたが選ぶことができます。もし人がゲートも通らず、ズカズカとフェンスを超えて侵入してきて、庭を荒らしたら、不法侵入、不法破壊行為になりますよね。これはあくまでも例えですが、モラハラ・DV加害者はこれをしょっちゅうやるわけです。交際が深まってくると、特にゲートどころかフェンスまで壊してあなたの庭・所有地で自由勝手に振る舞い、その権利があると考える人もいます。

 

結婚して一緒になると、一つの弊で二つの庭が繋がる部分(共用する壁)もありますが、境界線は保たなければなりません。

結婚して家族になっても一人の人としての権利があるのです。加害者はこれを理解できていないかもしれません。例えば、「今日は友達とランチがあるから夕方までいないからね。」というと、「友達より俺が優先じゃない?自分勝手なことするなよ。」と怒ったりします。あなたの携帯を勝手にみて、プライバシー侵害したり(そのくせ自分のを見られると怒るのに!)あなたが自分の時間が欲しいというと、「俺を嫌いになったのか、お前のために頑張ってるのに。。」とか罪の意識を促せるようなことを言ったりして、あなたの感情やニーズを無視して、自分の思い通りにしようとします。

 

このように、モラハラ・DVを受ける関係にいるとバウンダリーが崩され、否定され、結果、どうしていいかわからなくなります。まずはバウンダリーが崩されていることに気づきましょう。最初に言ったように、バウンダリーは壁ではありません。なので、絶対にこうでなきゃいけない!とか絶対にできないという壁を作らず、相手との繋がりも自分の領域を守るフェンスとしてバウンダリーを設定しましょう。バウンダリーが設定できない理由や、設定方法など また次の記事でシェアしますね。

 

 

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!

 

お気軽にご連絡いただくために、公式LINEからお問い合わせいただければと思います!登録頂いた方にはアファメーション音声の無料プレゼントがあります。ラブラブ

 

  

30分無料相談はこちらから →公式LINE


 

 

 

幸せLevel Up ジャーナルプレゼント中!

 


 

自己肯定感の低さや自信の欠如、劣等感にお悩みの方、いませんか?

過去のトラウマや心の傷は、

自己を見失ったり、不安に陥ったり、何かしらの不安定さを感じさせます。


「幸せLevel Up ジャーナル」は、

そんな悩みを抱える女性たちの心のケアをサポートするために生まれました。

このジャーナルは通常の日記とは一線を画しています。

単に出来事を記録するだけでなく、

自分の思考や感情に深く向き合い、内面を掘り下げていくことができます。

更に、達成や前進に焦点を当て、自分を褒める習慣を育むことで、

自己肯定感を向上させていくことでしょう。

自らを肯定しながら、より充実した毎日を過ごしていくための手助けとなるはずです!

自分に対する気づきを深め、ポジティブな変化を引き寄せるために、

ぜひこのジャーナルを活用してみてください!

ダウンロードはこちらから → ジャーナルを手に入れる