健康管理士(上級指導員)・認定エステティシャン・美容整体師
・ダイエットカウンセラー(認定講師)
・ハンドセラピーインストラクター
・セラピストの横山です。
糖尿病~糖尿病検査
健康診断で
「血糖値が高いですね。病院で再検査をしてください。」と
いわれたら、どうしますか?
健康診断などで
「糖尿病と診断されたわけではないので大丈夫」と思ってと
いませんか?
「糖尿病の予備群のときから、心筋梗塞や脳梗塞につながる
動脈硬化が進行する」ことや、「糖尿病の人は心筋梗塞や
脳梗塞を発症しやすい」ことを知らないという方が多くいる
実態が明らかになっています。
これでは、せっかく受けた健康診断が十分に生かされて
いません。
面倒だからと再検査を受けなかったり、
といって治療を受けなかったり中断したりすると、
数年後に気づいたときにはもう後戻りできない状態に
なってしまいます。
正しい検査の受け方と結果の見方を知り、早期発見、
早期治療につなげることが重要です。
ー糖尿病と診断されるまでー
初回の検査で、血糖値とHbA1cがともに「糖尿病型」であれば
糖尿病の診断が確定します。
血糖値だけが「糖尿病型」 の場合でも糖尿病に典型的な
症状や確実な糖尿病性網膜症があれば、初回でも糖尿病と
診断されます。
また、血糖値とHbA1cのどちらかしか糖尿病型の基準を
満たしていな
再検査をします。
その結果、血糖値とHbA1c の組み合わせ、
または血糖値だけの組み合わせで「糖尿病型」と判明したら、
これに加えて、糖尿病の合併症が起こっていないか、
危険因子(家族歴、高血圧、年齢、肥満、喫煙習慣など)は
どの程度なのかなどを考慮して、医師が最終的に糖尿病か
どうかを診断します。
糖尿病の診断は簡単ではなく、血糖値の基礎分泌や
追加分泌などによる1日の変動を考慮しながら行われます。
例えば、空腹時血糖値が正常でも、HbA1c が高めの人が
いるとします。
初期の糖尿病では、食後の血糖値だけが高くなる場合が多く、
空腹時血糖値が低くても安心できないのです。
この場合、食後の血糖値を再検査で調べて、確認する必要が
あります。
また、境界型と診断さた方も安心してはいけません。
境界型の人は、いまは糖尿病ではないもののいつ糖尿病に
なってもおかしくない状
しかも、境界型の状態であっても、狭心症や脳卒中などの
合併症を起こす危険度は、健康な人に比べて高いことが
分かっています。
このように、糖尿病の診断のためには、検査を何度も行う
ことがありますが、どれが必要不可欠な検査であり、
再検査も必ず受けることが大切です。
ー糖尿病型と正常型の判定基準ー
人生100年時代といわれるようになってきました。
世界的な長寿大国である日本において、
すべての人が元気に活躍し続けられる社会、
安心して暮らすことのできる社会を
つくることが重要な課題であり、
そのために3つの柱である
「食事」「運動」「睡眠・休養」のすべてを
バランス良く取り入れていくことが求められています。
あなたは「健康」について誰からアドバイスを受けたいですか?
健康寿命(生涯現役)を延ばす生活習慣を目指しましょう!
資料:日本成人病予防協会「ほすぴ」