以前から行ってみたいなと思っていた岩さきに行ってきました。
岩さき 京都府京都府京都市中京区釜座通御池上ル下松屋町723-1
烏丸御池駅歩いてすぐです。
予約の電話の際から心地よい応対をしていただきました。
個室を用意してくださっていたのですが、個室にはこの絵画が飾られていました。
この美しいブルーに目が釘付け！
この舞子さんの仕草といい美しい！
伺ってみるとお客様で高名な画家の方がいらっしゃって（既に亡くなられているようですが）、
その方の作品ということ。
金沢には美術館があるようなので一度行ってみたくなりました。
すでに部屋の絵でテンションがあがりました！
早速日本酒を注文。
京都の伏見の酒、英勲（えいくん）。
酒器もアンティーク。
とても素敵な酒器と伏見のお酒にテンションあがります。
英勲といえば国内外でも評価が高く、数々の受賞歴のあるお酒です。
じっくり一品づつご紹介していきたいところですが。
お料理のご紹介を。
松の実の湯をいただいてから。
先付け。
蕪と魚介系の相性がいいです。
お麩が味がしっかりしており、アクセントになっています。
京都といえばのぐじもお造りで登場。
白蒸しが美味しかったなあ。
銀杏の美味しさが安納芋にひきたてられていた。
雲子鍋。
関西では白子を雲子というのです。音でも楽しめるようになっているのが京料理。
食品を「音でも楽しむ」ということの意味を今回の京都では学びました。
大徳寺麩の美味しさも♪
冷しゃぶも美味しいのですが、特に美味しかったのは実は御飯！
とても勉強になりました。
女優の高畑淳子さんが紹介されているというすっぽん出汁でたいたちりめんじゃこ。
これだけ買いにいらっしゃる方もいるという。
山椒のじゃこと違い、柔らかく食べやすいじゃこです。
美味しいので私も持ち帰りをお願いしました。
もう結構お腹いっぱいだったのですが、おこげを作っていただけるということでおこげつき御飯のおかわりをお願いしました。
このおこげ、とても勉強になりました。
おこげ好きなのでついつい強めに作っていたのですが、
このくらいだとおこげ嫌いな方にも大丈夫な香り。
上品なおこげ、です。
この塩梅、さすが京都の和食。
京都の文化でいつも勉強になるのはこういうところ。
常に相手をみながら独りよがりではなくものを提供しているところです。
姿勢を学びました。
デザートにも気を抜かず、蓮根餅、とても美味しくいただきました。
さすが、祇園丸山、和久傳での経験、そして柊屋の料理長だったというご主人です。
10,000円をひとりあたり超えるくらいの予算。大満足です。
菊水 新潟の菊水もお願いし、和食と日本酒という至福の時間を過ごせました。
ご主人はもちろん、奥様も（なぜ京都の和食店の奥様はみな美人なのだろう、私の師匠の奥様もとても美人なのです）、お嬢様も。
そして黙々とお料理を作っていらっしゃった調理人の方。
とても素敵なお店でした。
メニューも同じものは出さない、器もなにをつくったのかすべて記録し、明日きてもらっても楽しめるようにしている、そうおっしゃっていました。
本当に勉強になりました。
ミシュランも☆なためなかなか予約がとれないお店らしいですが、
是非今度また訪問したいと思っています♪
ご馳走さまでした！
こちらもアンティークのグラス。素敵♪