【イギリス生活175日目】英国医療。専門医にかかるまでの長〜い道のり。 | 世界大会3冠受賞【日本⇆イギリス】2拠点生活の整体師・起業家「ブライダル整体」生みの親

世界大会3冠受賞【日本⇆イギリス】2拠点生活の整体師・起業家「ブライダル整体」生みの親

整体師として独立開業10年目。自身の経験を活かし、整体スクールやセミナーで後進の育成にも注力中。「ブライダル整体」創設者。Ms World International 2023 3冠受賞。海外生活YouTubeも発信中♪

 

こんにちは❤︎

女性の健康をサポートする

東京&イギリスの美容整体師 

八賀(はちが)です。

ただいま、英国🇬🇧滞在中)

 

 

私自身が健康に関わるお仕事に携わっていることもあり、日本でも海外でも医療に絡む様々なご相談をお受けすることが多いです。

ただイギリスの医療制度については、そこまで詳しいわけではないので、(母から聞いた話や、一部私も体験をしていることがあります。)少し調べてみました。改めていろいろみてみると、日本とはかなり異なる制度だなと思います。

そして、日本の医療制度が素晴らしすぎるなあと再確認しました。

 

 

 

NHSとは?

 

NHS(National Health Service)は、イギリスの公的な医療サービスです。日本でいう国民健康保険のようなもの。(中身はもちろん結構違いますが。)NHSは、一般医療、緊急医療、および精神医療を含む包括的な医療サービスを提供しています。(歯科医療を除く。)

 

 

 

NHSで医療を受ける一般的な流れ

 

1. GP(かかりつけ医)の診察

体調が変だな、医療にかかりたいかもと思ったら、まずGPに自身の健康問題を相談します。GPというのはホームドクターのこと。専門医にかかる前に相談をする医療の入り口です。内科でも外科でも産婦人科でも眼科でも、何科にいきたいとしてもまずはGPに連絡します。

GPは患者を診察し、必要に応じて適切な治療や専門医への紹介を行います。

ただこの診察というのが結構曲者で、病院だと思って行くと多分がっかりするころが多々。病院というより、保健室の先生みたいな感じでしょうか。もしくは、病院の受付さん、くらいの感じかもしれません。。。

医療知識がそれほど深くない方も多かったりするようで、患者側が上手に伝えられなければ、適当な薬を出されて様子を見ましょうと返されてしまう可能性が高いそう。ちゃんとした専門医に辿り着くためには、ある程度自分で病気の目星をつけて、何かのどんな治療を受けたいのか。治療方針(検査したいのか、手術を受けたいのか)も自分で考えた上でいかないと厳しいそうです。

これはつい先日、母の友人が切実に話してくれました。

 

 

 

2. 病院や専門医の診察

GPが専門医療を必要と判断した場合、患者はようやく大きな病院や専門医に紹介されます。そこで、より専門的な医療や治療を受けることができます。

 

 

3. 緊急医療

緊急の医療が必要な場合、患者は病院の救急部門を利用することができます。

うちの母はダンスで、手首を骨折した際に、この緊急医療にかかりました。(何日も放っておいたら命を落とすレベルだったので。)

 

 

 

4.費用について

ここが日本の国民健康保険とは異なるところですが、NHSはイギリスの国民に無料(低料金)で医療を提供するため、医療費の負担が少ないことが特徴だと言われています。(ただし、歯科医療など一部の特定の領域ではNHSに含まれずプライベート診療を利用しなければならないため超高額の費用がかかります。)

NHSは病院を利用するごとの費用の都度支払いはありません。なので無料と言われています。が、イギリスに住んでいる方々は、年金や住民税や諸々の税金を払いますがその一部(かなりの高額)としてNHSを利用する費用も含まれています。なので、完全無料というとちょっと違うのかなとも思います。

 (私のような立場だと単なるトラベラーなので、NHSの費用は払わないけど、医療費は全額自己負担です。日本出国前に入ってきた海外保険で対応する形になるかと。)

 

 

 

NHSの問題点

・待ち時間が長すぎること。

NHS(National Health Service)を利用する場合の待ち時間は、症状や状況によって異なります。一般的に、GPの予約から専門医の診察までの待ち時間は数週間から数か月に及ぶことがあります。また、非緊急の手術や治療を受ける場合、待ち時間がさらに長くなることがあります。命にかかわらないものはすべて「非緊急」扱いとなるので、どんなに痛みが辛くても、手術関係の半年待ちは当たり前。

母の友人は、歩くのも困難なくらいの痛みでGPに相談をしたけれど、それも非緊急扱いだったそう。また別な方は癌の検査をしてもらうだけでも半年かかったとのこと。

GPに電話を繋いでもらうのだけでも大変で、電話越しに1時間待つのは普通だそう。

電話をすると、自動応答メッセージで「あなたの順番は◯◯番目です。」とアナウンスされ続けるそうです。

 

 

・高額なプライベート医療。

一方、プライベート医療サービスを利用する場合、一般的に待ち時間は短くなります。プライベート医療というのは、NHSを使わずに私立の開業医に直接全額自費で依頼をするということ。

プライベートな医療機関や医師の方が待ち時間は短くなりますが、それでも人気石の場合は数ヶ月待ちももちろんあるそうです。でも、NHSと比べるたら、だいぶはやく診察を受けることができます。

かかる費用は、日本で健康保険証を使わず全額自己負担で払う額よりも、はるかに高くなるそうです。

聞いた話だと、たとえば歯科でクリーニングをしてもらう金額は、日本の五倍くらいでした。(日本の自己負担額の1.5倍くらい滝汗

 

 

 

日本との比較

NHSを利用する場合は待ち時間が長くなるけれども、費用負担が少ないか無料で医療を受けることができます。

一方、プライベート医療サービスを利用する場合は待ち時間は短くなりますが、高額な料金がかかる。

あちこちからそんなお話を伺っていると、日本の医療ってバランスが取れていて、なんて素晴らしいのだろうと、改めて実感します。

 

 

 

 

 

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