こんにちは、からだプラン代表の内科医師の橋本と申します。この度、セミナーを開催する事になりましたのでご報告申し上げます。

 

きっかけと致しましては、当社は「からだプラン」と言う健康サイトを運営している事や、私自身が内科医として診療をしている事もあり、個人様、法人様を問わず、多くの方から次のようなご相談を頂くことが増えたことでした。

 

「自分で健康関係の事業をしたいと思っているんだけど、何から始めたらいいか分からない。」

「健康事業をしているが、拡大するために、もっと安全を追求したいと思うようになった。」

「ヘルスケア事業に求められている事を、今一度見直してみたいのだが、医師としての意見が欲しい。」

 

そこで今回、ある程度の期間限定で、同じモチベーションを持つ方同士の交流も兼ねて、「健康事業・ヘルスケア事業に求められているものは何か」というテーマでセミナーを行う事にしました。

 

内容の詳細・資料は、次のページをご覧いただけましたらと思います(リンクからもご応募いただけます)。

https://karada-plan.com/program/seminer/

 

事業の拡大や方向修正を考えている、健康事業主様やヘルスケア事業主様にお勧めの内容となっております。また、何から始めたいか分からない、スキルアップのヒントを探している個人の方、医療従事者の方にもご参加頂ける内容です。是非奮ってご参加くださいませ。

 

からだプラン代表医師 橋本将吉

 

こんにちは。からだプランの橋本です。普段は総合診療医として働いています。以前、自律神経失調症についてのコラムを書いたのですが、まだまだ外来での質問が多いので、このコラムに追加してまとめる事にしました。

まずはいつも通り、外来での会話を(冗談交じりで)ご紹介したいと思います。

 

患者さん 「こんにちは♪いやー、先生の顔を見ると途端に元気になるねっ。」

橋本   「って事は、病が気から来ているという証拠だ(・ω・)ノ」

患者さん 「そんな厳しいこと言わないで~。先生のおかげでだいぶ元気になったんだから。」

橋本   「まあ、初めて会った時よりはだいぶ良くなったよね。」

患者さん 「そうそう。周りにも明るくなったって言われた。まだまだ心配性なんだけどね。」

橋本   「きちんと自分が心配性だってことを、受け入れられるようになったのが大きいね。」

患者さん 「今なら先生が、自律神経失調症は、性格とか価値観が大きいって言ってた意味が分かるよ。」

橋本   「でしょ~。これであんたも、私から自立してちょーだい。」

患者さん 「あ、そんなこと言うから、またドキドキしてきた~( ゚Д゚)」

橋本   「それは恋の病じゃない?」

 

ということで、今日は自律神経失調症をメンタル面から改善する方法について書いてみたいと思います。

 

 

☆自律神経って何?

人間は神経によって、身体の動きを調整されています。例えば、手足は意識的に動かして、物を手に取ったり、歩いたりすることが出来ますね。これは神経のおかげです。

他にも、内臓を動かしたりする神経があります。例えば心臓を動かしたり、腸を動かしたりする神経です。これは意識的に動かすことが出来ないため、自立して動いている神経という意味で「自律神経」と呼ばれています。

 

自律神経には二種類あり、「動かすぞ~~」と頑張る神経と、「動くな~~」と頑張る神経があります。これを、交感神経と副交感神経と呼びます。

 

例えば、人は心臓を動かす時に、早く動かしたい時は交感神経が、ゆっくり動かしたい時には副交感神経が頑張る事で、丁度いいペースを保っています。

また、呼吸に関しても、早くハアハアして酸素を沢山取り込んだり、ゆっくりハアハアして落ち着いたりします。

同様に、熱なんてのも、自律神経によって高くなったり低くなったりするのです。

胃から胃酸が出る時も、同じような感じです。

 

このように、自律神経である交感神経と副交感神経は、うまくバランスをとって、人間の身体を調節しているのです。これは無意識なので、メンタルの影響をすごく受けやすいものです。

 

 

☆自律神経のバランスが悪いときの症状

さて、そんな自律神経のバランスが崩れた場合はどうなるでしょうか。つまり、交感神経が働き過ぎてしまったり、副交感神経が働き過ぎてしまったりするという事です。

 

心臓の場合はどうなるでしょうか。交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、「ドキドキしてしまう」という動悸の症状になります。

 

肺や呼吸の場合はどうなるでしょうか。交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、ハアハアしたり、息苦しくなってしまう症状として現れてきます。

 

微熱やほてり、胃酸が出過ぎてしまって胃が痛い、下痢、便秘、だるいなど、様々な症状として現れてきてしまうのです。

 

 

☆メンタルを整えて、自律神経を整える!

メンタルを強くするとはいったいどういう事でしょうか。それは、外からのストレスに対して、対処する力です。例えば、上司に何かを言われたときに、力が出せなくなってしまう人と、力を出せる人がいます。それは、そのストレスに対処する力の違いなのです。

 

今回は、そのストレスに対処する力を、いくつかご紹介したいと思います。

 

①解決する力

ある問題にぶつかった時の選択肢の事を、「解決する力」と表現しています。例えば、法的な問題にぶつかった時に弁護士さんに相談したり、恋の悩みの時に友達に相談したりする事を言います。その選択肢が多ければ多いほど、解決する力は強いと考えられます。

 

また、沢山外に出かける人は、ずっと家の中にいる人よりも、様々な経験をしていますので、やはり解決する力はとても高いと言えます。例えば、「あ、これは経験したことがあるから大丈夫だ♪」といった様子ですね。普段からちょっとした事でも、挑戦する癖がついていると、これを鍛える事が出来ます。

(※うつ症状が強い場合には、無理に挑戦しないようにしてください。とても危険です。)

 

②意味を感じる力

仕事や趣味など、取り組んでいる事や頑張っている事に対して、意味を感じる事が出来ると、主体性を持つことが出来て、小さなストレスに負けないようになります。これを「意味を感じる力」と表現しています。例えば、「私のおかげでこれが上手くできたわ」「昨日はこれをやってすごく成長できた。今日はこれを意識してやってみよう」と言った様子です。

 

意味を感じる力は、「成長を意識した日記」を書くことで、どんどん鍛える事が出来ます。是非試してみてください。

 

③予測する力

人はいきなり起きてしまった想定外の出来事に、とても強いストレスを感じます。例えば「街中でいきなり怒鳴られた」とか、「不慮の事故」などは、とても大きなストレスになります。

 

そこで、あらかじめ事態を予測しておくことが出来れば、かなりのストレスに対応する事が出来ます。例えば、「急な出費」や「家族の病気」などは、考えたくない事ですが、あらかじめ考えておくことで、実際にそうなってしまった時に感じるストレスを大きく減らしておくことが出来ます。

 

 

④分解する力

最後に、分解する力というのをご紹介します。何か問題があった時に、何が原因だったのかを冷静に分解して考える事が出来れば、ストレスを大きく減らすことが出来ます。

 

例えば、家族でけんかが起きた時に、「なんでこうなってしまったんだろう」と悩むのではなく、「元々、長女は気の強い性格で、とても今日は機嫌がよく、大きな声で笑っていた。そんな時に、試験の成績が悪くイライラしていた次女が返ってきて、たまたまけんかになってしまった」と分解出来たとします。そうすると、「誰が悪いわけでもなく、たまたまタイミングが悪かった」と考える事も出来ますし、「普段優しい次女でも、イライラするのはある事なんだから、時にはゆっくり話を聞いてあげよう」と考えたりする事も出来ます。それが、分解する力です。

 

このように、知識面でも色々な技術を身に着けて、ストレスに強いメンタルを作り、自律神経のバランスを整えていきましょう。からだプランはそのためのノウハウが全て詰まっています。是非最大限活用してくださいね。

 

☆今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。からだプランでは、このような健康コラムで知識を、プラン(体験)で実際に身体を動かして、女性が理想の身体を目指すために必要なホームページを作っています。是非一度ご覧くださいませ。頑張って作っているので、きっと楽しいと思います(*´▽`*)

 

からだプラン公式ホームページはこちら

以上、からだプラン代表医師の橋本でした。

 

こんにちは。からだプランの橋本です。普段は総合診療医として働いています。先日私の外来に受診された、「違う病院での話も聞いてみたい」という患者さんとの会話をご紹介したいと思います。

 

患者さん 「先生、初めまして。色々な病院で異常がないと言われて、ここに来ました。」
橋本   「なるほど、ちょっと詳しく教えてもらえますか?」
患者さん 「疲れてくると、胸が強くドキドキしたり、胃が痛くなったり、息苦しくなったりしてしまいます」
橋本   「なるほど。今まで、心電図やCT、人間ドックまでやって、何も異常が無かったみたいですね。」
患者さん 「そうなんです。そんなわけないと思うんですが、これって気のせいなんですか?とっても辛いですよ」
橋本   「難しい言葉ですが、器質的疾患を認めず、自律神経に関する症状がある時、自律神経失調症と言ったりします。」
患者さん 「なるほど、それ前の先生にも言われました。私どうしたらいいんでしょう。」
橋本   「もし自律神経失調症の場合、性格や価値観なども大きく関係してきますので、長い治療になる事もあります。きちんとお話をしましょう。」
患者さん 「よろしくお願いします。」

いつもは冗談ばかりの外来なのですが、自律神経失調症の診断をされている患者さんは、かなり本気で悩まれている方も多いので、私も信頼関係が出来るまでは真面目にやっています(・ω・)ノ 今日は自律神経失調症について書いてみたいと思います。

 

☆自律神経って何?

人間は神経によって、身体の動きを調整されています。例えば、手足は意識的に動かして、物を手に取ったり、歩いたりすることが出来ますね。これは神経のおかげです。

他にも、内臓を動かしたりする神経があります。例えば心臓を動かしたり、腸を動かしたりする神経です。これは意識的に動かすことが出来ないため、自立して動いている神経という意味で「自律神経」と呼ばれています。

自律神経には二種類あり、「動かすぞ~~」と頑張る神経と、「動くな~~」と頑張る神経があります。これを、交感神経と副交感神経と呼びます。

例えば、人は心臓を動かす時に、早く動かしたい時は交感神経が、ゆっくり動かしたい時には副交感神経が頑張る事で、丁度いいペースを保っています。

また、呼吸に関しても、早くハアハアして酸素を沢山取り込んだり、ゆっくりハアハアして落ち着いたりします。

同様に、熱なんてのも、自律神経によって高くなったり低くなったりするのです。

胃から胃酸が出る時も、同じような感じです。

 

このように、自律神経である交感神経と副交感神経は、うまくバランスをとって、人間の身体を調節しているのです。ちなみにこれは無意識なので、メンタルの影響をすごく受けやすいものです。

 

☆自律神経のバランスが悪いときの症状

さて、そんな自律神経のバランスが崩れた場合はどうなるでしょうか。つまり、交感神経が働き過ぎてしまったり、副交感神経が働き過ぎてしまったりするという事です。

心臓の場合はどうなるでしょうか。交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、「ドキドキしてしまう」という動悸の症状になります。

肺や呼吸の場合はどうなるでしょうか。交感神経が頑張り過ぎてしまった場合には、ハアハアしたり、息苦しくなってしまう症状として現れてきます。

微熱やほてり、胃酸が出過ぎてしまって胃が痛い、下痢、便秘、だるいなど、様々な症状として現れてきてしまうのです。

 

☆実際に症状はあるが、検査は正常

ところで、自律神経失調症かどうかは、どのような検査で分かるのでしょうか。残念ながら、自律神経は身体の中にある神経なので、自律神経の量や質など、数字で図る事は出来ません。そして実際、色々な検査をしても、異常が出なかったりしてしまいます。

また、自律神経失調症の定義も、「器質的病変が無いにもかかわらず、様々な不定愁訴を訴える」とあり、検査では大きな異常を認めない事が、診断の条件となっています。

まとめると、自律神経失調症は、原因となる病気が見つからなかった場合に、初めて診断されるものなのです。

 

☆でも辛い!どうしたらいいの?

自律神経のバランスが崩れる理由は、その人の性格や価値観、生活環境など、様々な要因が重なりあって出来ています。しかし、価値観や性格を変える事は、しばしば困難です。そのため、からだプランでお勧めしている方法は、生活習慣の改善です。

①食事を考える

脂っぽい食べ物を控えたり、野菜から食べるようにしたり、噛む回数を増やすようにする、などのなどの対策が非常に重要です。食事については他のコラムでもたくさん書いているので、楽しく読んでくださいね。自分に合った方法を見つけるようにしましょう。

②運動をする

運動をして、身体の余分な脂の量を減らします。有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるといいでしょう。からだプランでは沢山のプラン(健康体験)を紹介していますので、色々なものに挑戦してみてくださいね。

③きちんと睡眠をとる

きちんと睡眠をとるようにすると、昼間の気分が変わったり、おかげで運動量が増えたりします。そうなると、昼間の動きで疲れて、夜に良く眠れるようになるという、素敵な生活習慣が出来るようになります。

④他の方法

自律神経失調症は、性格や価値観が大きく関係していると言いました。他のコラムで自律神経失調症を改善するための、メンタル面でのアプローチについて書いておりますので、興味がありましたら読んでみてくださいね(*´▽`*)

 

☆今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。からだプランでは、このような健康コラムで知識を、プラン(体験)で実際に身体を動かして、女性が理想の身体を目指すために必要なホームページを作っています。是非一度ご覧くださいませ。頑張って作っているので、きっと楽しいと思います(*´▽`*)

 

からだプラン公式ホームページはこちら

 

以上、からだプラン代表医師の橋本でした。