湿気とカビ発生(カビ臭さ)の改善方法
在来の内装材(ビニールクロスやプリント合板など)では、湿気やカビ発生を改善できません。しかし、長年、私共がお客様のお住まいのリフォーム(特に高原地)に携わらせて頂き、学んだ事が多くあります!下記の内装材を使用してみえるお宅は、ほとんど、カビ臭さがありません。つまり、調湿効果が有りカビ発生予防になっているのです。
調湿効果が有り、カビ発生を改善できる内装仕上げ
珪藻土塗り
100%自然素材の珪藻土は、調湿性天井・壁材として、吸湿、放湿を繰り返しながら、部屋の湿度を調整する機能を持っています。湿度が高くなると部屋の中の湿気を吸いはじめ、逆に冬場の乾燥時、湿度が低くなると、含んでいる湿気を放ちはじめます。この働きは珪藻土の多孔質性能によるもので、部屋の中を快適な湿度にしてくれます。さらに、家具などから揮発した化学物質を吸着する働きもあります。
<結露・カビ・ダニ防止と消臭機能>
優れた調湿性・吸水性によって壁内外の結露を防ぎ、カビやダニの発生を抑制します。また、タバコやペットの臭いなど家の中の生活臭や有害成分を吸着・脱臭する機能も
あります。(効 果◎・コスト△・工期1ヶ月位(下地状況・規模による))
無垢板張り(パイン材・杉板など)
自然材木には、その、独特の香り、色目で、人の心を癒す効果と、
湿気を調節する機能や抗菌・殺菌作用を持ち、日本の気候の特色である夏の高温多湿や冬の低温、乾燥に適しています。例えば、
10.5cm角の杉柱一本は、室内にある状態で、3 00ccの調湿機能があります。無垢の材は調湿効果が高く、保温効果もあり素足でも冷たく感じない板の間が実現します。天然の木は、人間の皮膚に一番近く、ほっとするやすらぎの空間を作ることができます。木の家には、優しさや温もりがあるだけではありません。梅雨時期などでも、
室内の湿度は60%程度に保ってくれます。
(効 果○・コスト○・工期1ヶ月位(下地状況・規模による))
珪藻土クロス
夏場、 湿度が高くなると部屋の中の湿気を吸い始め、逆に冬場の乾燥時、湿度が低くなると含んでいる
湿気を放ち始めます。この働きは天然珪藻土の多孔質性能によるものです。湿気を吸う、そして放つ、この調湿作用が結露防止、防カビ対策に大きな効果を発揮すると同時にクリーンで快適な空間を創りあげてくれます。
<室内を汚染している揮発性有害化学物質を除去>
室内を汚染している揮発性有害化学物質を除去。さらに、家具やフローリング等の接着剤に含まれ、空気中に拡散されているホルムアルデヒドなどを除去する機能を
持っています。(効 果○・コスト◎・工期2週間位(下地状況・規模による))
除湿機・常時可動換気扇
除湿機は、ある程度の効果は有りますが、局所的な除湿なので、住まい全体を考えると、一定ではなく、常に運転状態が必要なため光熱費も掛かり、機械寿命も短期間になります。(効 果△・コスト△・工期5日位(下地状況・規模による))
湿気は住まいにとって天敵であり、カビやダニの発生につながり皆様の健康にも大変な影響があります。「快適でリラックスできるお住まい」には、湿度の改善は必要不可欠です。