発達障害やADHDへの知識を増やしたい方にお勧めの本:ダニエルエイメン博士 | オーラから教えてもらえること

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ハイヤーセルフ・愛の意識に繋がりベストな人生にシフトすることをサポート。スピリチュアルカウンセラー、オーラリーディング、ヒーリング、ミディアムシップなどの対面/遠隔セッション。ロサンゼルス在住、日本出張セッション

「知識はパワー」だけでなく、「知識は人生を生きやすくする」 と思います。

 

最近、発達障害や学習障害などの話題がクライアントさんや友達と多くでるので、おススメの本をご紹介します音譜

 

「わかっているのにできない」とか「好きな事しかしない」など必ずしも発達障害があるなしに関わらず、よくあることですよね。

 

怠惰やわがままさからくることもあれば、それは脳に関係していることもあります。脳の中で活発になっていて欲しい箇所が不活発で、活発になっていない方が望ましい箇所が活発になってしまっていたり、、、

 

5年前に audible.com で購入した本“Healing ADD Revised Edition: The Breakthrough Program That Allows You to See and Heal the 7 Types of ADD”    by Daniel G. Amen

 

日本語訳は『 「わかっているのにできない」脳〈2〉エイメン博士が教えてくれるタイプ別ADD対処法』 (著者:ダニエル・ G. エイメン博士)

 

エイメン博士は患者の脳画像を撮ることで、脳のどの部分が上手く活動していないかを事実として見せてくれます。また、科学的なアプローチだけでなく、ホーリスティックに患者と向き合っていることがよくわかります。

 

エイメン博士の奥様(元奥様)がADDで、お子さんたちもADDであることも、彼のADD/ADHDへの探求へと繋がっているようです。

 

ADD/ADHDの人たちの中には、自殺願望があったり、暴力的な人の中にはADD/ADHDを患っている人がいるのですが、それを本人も知らなかったり、知っていても治療をしないことで、本人が苦しんだり、周りも苦しむことになりますショボーン

 

また、ADD/ADHDが原因で、「わかっているのにできない」人たちは、ただ単に自分勝手でレイジーだと思われたり、その親も「何で自分はしつけができないのだろう、、、」と自分を責めるばかりで、トンネルの先の光が見えない状況が長く続いてしまうかもしれませんショボーンショボーン

 

何でもかんでも「しつけ」や「道徳」などという言葉で片づけるのは、病気に対する十分な知識が無い人のいうことだと思います。

 

この本は自分や家族に必ずしもADD/ADHDの人がいなかったとしても、発達障害を少しでも理解したかったり、多くの人を理解したいと思う人にはお勧めのほんです。

 

「子供のしつけ」 に興味のある方にも読んでいただきたいです。自分の子だけではなく、人の子を理解するのに役立つでしょう虹

 

あなたの周りに「理解しがたい人」はいませんか? 必ずいますよね? 

 

そういった人たちをただ避けたり、責めたり、避難するだけでなく、「もしかしたら脳に問題があって、その行動を正せないのかもしれない、、、」と少なくとも慈悲深く見たり、創造力を使って赦したりできるかもしれません天使

 

この本は改訂版ですが、改定前の本のアマゾンの商品説明の方がわかりやすいので引用します。(改定前がADD6タイプだったので改定後は7タイプに増えていますので、以下は6タイプと書かれています)

 

“ADD = 注意欠陥障害、日本ではあまり耳馴染みのない言葉かもしれない。集中力がない、意欲がない、いらいらしやすい、怒りっぽいなどの症状が現われる脳の障害である。しかし、世間では「やる気がない」、「能力が低い」、「ぐうたら」などと誤解されることが多い。また、周囲を巻き込んで多大な迷惑を掛けるケースもあり、人間関係をも難しくする。

 

   彼らが偏見や誤解を受けるのはADDを抱える人たちは外見上、そうでない人たちと何ら変わりはないからである。しかし、ADDの病巣をこの目で確かめることができたら、どうだろうか。

 

著者であるエイメン博士はSPECTと呼ばれる、単光子放射型コンピュータ断層撮影法で、ADDの脳を検査し、実際に目で見て、「ADDは医学的な問題であって、治療が必要なんだ」ということを認知させるのに役立てている。本書では、この撮影法による三次元表面画像がいくつか例として紹介されているが、確かにこれを見れば、誰もが納得するだろう。

 

   ADDには6つのタイプがあり、脳の中で関係している部分がそれぞれ違っていることがわかってきた。基本的には、前前頭皮質という部位の活動が低下しているのだが、そのほかにも側頭葉や、大脳皮質などの活動低下または活動過多が見られる。

 

また、現われる症状もそれぞれに異なる。タイプごとに、実際の患者の症状や治療後の経過などが紹介されているのだが、どれも驚くものばかりである。


   たとえば、タイプ1の「典型的ADD」のジョウイー少年は小学校1年生から2年生に上がれず、買い物にも連れて行けないくらい落ちつきがなく、かたときも目が離せない状態であった。しかし、適切な投薬と食事療法により、集中力も増し、落ちついてきたばかりか、数年後には優等生になった。

 

   ADDの人たちは決して、知能が低いわけではない。正しい情報を得、正しい治療を施せば、必ず治る病気なのである。筆者は最後にこう記している。「ADDをかかえる子どもたち、若者たち、大人たち、そしてその親たちには、はっきり伝えなくてはならない。あなたがたの罪ではない。原因はあなたがたではない。希望はある」。(冴木なお)”

 

エイメン博士の本は何冊か日本語訳で出版されているので、アマゾンで評価だけでも読まれることをお勧めします。

 

アルツハイマーのことを知りたい方にはエイメン博士も共同で書いている以下の本が日本語に訳されています。興味のある方はアマゾンの評価から読んでみてください。

 

アルツハイマー病が予防できる 

 

また、ダニエルエイメン博士(Daniel Amen, M.D.)の本にはこちらあります。

 

脳画像で探る「うつ」と「不安」の癒し方

 

YOUTUBEでも沢山動画がありますが、こちらはTEDトークスになります。