アラフォー夫婦の漢方生活
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春なのに気分は憂鬱(陰から陽へ)
漢方では、自然界に存在するもの全てを陰と陽に分ける考えがあります。
季節の移り変わりとともに陰陽のバランスは変化し、日本では夏至に「陽」が、冬至に「陰」がというサイクルを繰り返しています。
3月は、冬のあいだ優勢だった陰が少しずつ減り、陽が一気にあふれてくる季節のはじまり
花々が咲き乱れ、木々も一斉に芽吹いてくる明るい季節ですが、そんな季節の陰陽バランスの変化に私たち人間のの心と体も引っ張られて影響を受け始めます。
4月からは進学や就職、転勤、異動、引っ越しなど、環境の変化が大きい季節でもあるので、心も体もアンバランスが生じやすくなります
春は寒暖差の激しい季節でもあります。
汗ばむほどの暖かさの日があったかと思うと、真冬のように冷たい風が吹く日も。
そういった気温や環境などの変化によって知らず知らずのうちに心身が疲労し、メンタルを支える自律神経の働きが乱れてしまいます。
普段からメンタルに不調のある人は悪化しやすく、特に不調がない人でも、大きなストレスが加わるとメンタル不調に陥りやすいです
悪い出来事だけではなく、よい出来事や季節の変化すらもストレスとなり、知らないうちにエネルギーを消耗している人が多いです。
いろいろな変化に対応しながら3月、4月と過ごし、5月の大型連休頃にどっと疲れが出て、メンタル不調に陥る五月病になることが多いようです。
私たちの体の中にも陰陽は存在していて、心身ともに健やかに過ごせる理想的な陰陽バランスが取れた状態を陰平陽秘(いんへいようひ)といいます。
どちらかに傾きすぎてしまうと不調が生じやすくなります。
養生=セルフコンディショニングを分かって実施していれば、先回りして自分の健康を整えて、不調が起こりやすい状態を少なくすることができます。
漢方では、春の季節は、『肝』が高ぶりやすく、気が乱れて滞りやすくなります。
気が滞ると血にも影響が及び、血の巡りも悪くなってしまいます。
『肝』にたっぷり貯蔵されているはずの血が不足することで精神的に安定せず、イライラや不眠、気持ちの揺らぎなどが生じやすくなったりします。栄養が届かずに乾いてしまうので、筋肉がつったり、不眠になったり、皮膚や髪の毛が乾燥しやすくなったりします。
これらのプチ不調は、実は心と体からのサインです。
体の中で生じる小さなアンバランスがプチ不調という形でメッセージを出しているのです。
肝の働きを妨げるものにはストレスのほか、過労、目の使いすぎ、睡眠不足などもあります。
女性は生理周期が乱れたり、PMSの悩みが多くなります。
春は苦味(酸味)を楽しむことも養生のコツです
春は自然界の陽気の高まりに沿って、体の中のエネルギーも高ぶり、のぼせたり、そわそわしたりしがちになります。
苦味には、体内の老廃物を外に出す働きがあります。デトックス効果があります。
春は、降り注ぐ陽光も温かで少しずつ陽気を増してきています。
陰陽の気が均等な日、春分の日を境に「陰気」よりも「陽気」が盛んになり、夏に向かいます。
寒かった冬から急激に暖かくなり、私たちの心身にも大きな影響が出ているようです。
体を動かして、気の巡りをよくし、春の食材を積極的に摂るようにしたいものです
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2022年04月08日 12:02