アラフォー夫婦の漢方生活
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自律神経失調症と更年期障害を漢方薬で
自律神経失調症は漢方で見ると、
気の不足(気虚)や気の滞り(気滞)といった気の不調からくるものがほとんどです。
自律神経失調症は、頭痛、頭重感、めまい、発汗、耳鳴り、肩や首の凝り、動悸、胃腸の不調、情緒不安定、不眠などがあります。
緊張などによって下痢や腹痛が起こる過敏性腸症候群、午前中に強い倦怠感や起床困難をともなう 起立性調節障害、更年期障害なども自律神経失調症に含まれます。
自律神経失調症を放っておくと、うつ病やパニック障害などの精神疾患を併発したり、不整脈や糖尿病などの心身症を招く恐れがあります。
症状は体からのSOSのサイン
自分の体を見つめなおすいい機会だと思います
自律神経失調症とホルモンバランスの乱れに効く漢方薬
♦加味逍遙散
♦当帰芍薬散
♦桂枝茯苓丸など
加味逍遙散は自律神経失調症、更年期障害の症状の他に、冷え症、月経困難症、月経不順などに使われます。
体力が中等度からやや虚弱気味(痩せ気味)で、冷えやすいなどの人に適した漢方薬です。
不眠や不安、抑うつ傾向などの症状を改善します。
血の巡りなどを改善する当帰、抗ストレス作用などがあるとされる柴胡が含まれています。
当帰芍薬散は、自律神経失調症、更年期障害の症状の他、月経困難症、月経不順、不妊症、貧血に効果があります。
加味逍遙散よりもさらに虚弱気味(痩せ気味)で、疲れやすく冷えやすいなどの証の人に適した漢方薬です。
めまい、脱力感、頭痛、動悸などの症状に効果が期待できます。
生薬の当帰は血の巡りを改善し、貧血や婦人科疾患などに有効性をもっています。芍薬は鎮痛・鎮静などの作用を持ち、筋肉のひきつりや腹痛、頭痛といったものに効果があります。
当帰芍薬散は女性ホルモンのバランスを改善する作用があります。
桂枝茯苓丸は、女性ホルモンへの作用をもっていて、更年期障害や自律神経失調症に伴う頭痛、めまいなどの症状の他、月経困難症、不妊症などに効果のある漢方薬です。
当帰芍薬散とは逆に体質や体格が中等度からやや充実気味(比較的体格ががっしりしているなど)で血色が比較的良く、下腹部の痛みや肩こりなどがある証の人に適しています。
生薬の桂皮はシナモンとして調味料としても使われていて、健胃作用の他、熱や痛みなどを改善する効果があります。
桂枝茯苓丸は女性だけでなく、肩こりなどのある男性に対しても使われることがあります。
私は、当帰芍薬散が証に合っていて、貧血やむくみ、冷え、便秘、生理痛、PMSが改善されています。
頭痛も当帰芍薬散が効くよくですが、ほぼ毎日頭痛がある私にとっては、当帰芍薬散では頭痛がとれないように感じるので、頭痛が出始めたら芍薬甘草湯を飲むことがあります。
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ヒーリング漢方@healingkampo#月経関連片頭痛 は、生理になる2~3日前から #片頭痛 がおこる人もいれば、 生理が終わってから発症する人もいる🤦♀️ 女性ホルモンの変動で起こるよう😫 ✅当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、桃核承気湯が月経関連頭痛に効果があり✨… https://t.co/0zslWzN5B1
2022年04月05日 17:02