アトピー性皮膚炎の本質を漢方で見極める | ヒーリング漢方【健康で自分らしい人生を歩んでみませんか】

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 アトピー性皮膚炎に効果のある漢方薬

 

 

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎の本質を漢方で見極める

 

 

漢方でみるアトピー性皮膚炎目

 

 

アトピー性皮膚炎の人の基本的な体質は、陰虚(いんきょ)体質です。

陰虚とは、

全身の潤いが不足していることが特徴で、

潤い不足のため、乾燥したり、身体が熱っぽくなる状態です炎

体液が不足していて肌が乾燥し、刺激に対して敏感になっています。

 

 

漢方ではアトピー性皮膚炎の原因の一つが、(エネルギー)の不足により、

本来持っている体の力が弱くなっていることが考えられます。

 

の機能のひとつに防御作用があります。

体表を保護して、病邪が体内に侵入してくるのを防ぎます。

この気を衛気(えき)といいます。

衛気とは、体表を保護し、外邪(がいじゃ)の侵入を防御するでバリアそのものです。

衛気が不足すると、バリア機能が低下します。

アトピー性皮膚炎の人は、衛気が弱っているといえます。

 

世間で急増している花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息などの様々なアレルギー性疾患は、

衛気の不足だといわれています。

普段から衛気不足にならないように、免疫力を上げることが病気を防ぐことのつながります筋肉


 

 

また、気の不足による解毒機能の低下も考えられますアセアセ
気は飲食物から補給されます。しかし胃腸の消化の吸収力が弱いと十分なエネルギーが作れません。

エネルギー不足の体は、全身への血や水の流れが悪くなりますゲッソリ

 

 

アトピー性皮膚炎が長期間に及ぶと心身ともに疲弊し、いろいろと支障も出やすくなります。

皮膚のエネルギーが不足すると、血流(血)の滞りが起き、水分が枯渇(水)するなど、

皮膚の持つバリアー機能の低下、皮脂腺の分泌低下へとつながり、アトピー性皮膚炎の原因となります。

そして、皮膚は乾燥し、湿疹(虚熱)が出るのを繰り返します。

 

 

 

 

 

漢方では、

アトピー性皮膚炎は、体に十分なエネルギーが取り込まれて全体に行き渡るようにします。

 

体の消化能力を高め、解毒する力を補うなど、体を強くしていくようにします。

 

そして同時に皮膚炎の症状に対しても、乾燥や炎症を緩和する漢方薬を使います。

 

また長期の経過で、心身ともにストレスを持っている人には、気の巡りを改善する漢方薬を用いて心身の状態を整えていくようにします。

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎の原因は様々で、ひとつではありません。
アトピー性皮膚炎の原因は免疫異常や皮膚のバリアー機能異常などの体質的因子と、

ストレスなどによる自律神経系の異常、

気候やアレルゲン、食事など外的・環境的因子など、

さまざまな原因が考えられますポーン

 

 

 

 

子供のアトピー性皮膚炎についてみてみると、

乳幼児の時は体も弱く、気がまだ足りない状態のため、アトピー性皮膚炎もなかなか治りません。

しかし、小学生になるにつれて体もしっかりてきて、気も補充できるようになり、

アトピー性皮膚炎を押さえ込めるエネルギーも自然と増えてきます。

小学校になる頃には、アトピーや喘息が良くなることが多いようですニコニコ

 

 

 

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