子どもも大人も飲める漢方薬<小建中湯>
アトピー性皮膚炎について、昨日の続きからです
アトピー性皮膚炎に用いられる漢方薬は調べるといろいろとあります
重症化すると治りにくく、ステロイド剤との併用で漢方薬を用います。
ということは、
重症化に至っていない慢性湿疹の症例におきましては、
症状が軽減、もしくは治まる可能性がおおいにあります。
何事におきましても、早め早めの対応が肝心です
半年前から服用させています六味丸(ろくみがん)におきましても証は腎虚で発育などに関与するため、
皮膚症状に何らかのいい反応が少しだけでもあれば良いと期待していましたが反応はイマイチでした
六味丸に対する私のイメージは西洋薬でいうステロイドの働きをするものと認識をしておりますので、
副腎や腎の働きを良くして小児の発育不全にいい効果を及ぼすものと期待をしていまいた。
六味丸は腎膀胱系の漢方薬で下半身の症状には効果があるが、
身体の皮膚症状にはあまり効果がなく不向きであるということも理解できました
漢方の世界は非常に奥が深いものです❗
大変勉強になりました
小建中湯(しょうけんちゅうとう)は大人の方のアトピー性皮膚炎にに用いる場合もありますと記載されています。
その他にも、四物湯やそれをベースにしました漢方薬、
温清飲や荊芥連翹湯などが皮膚疾患に効果があるというわけです。
この事は、私自身が大変お世話になる漢方Drのアドバイスを受けての情報です。
私の妻、漢方妻の皮膚症状の戦略(漢方薬)で担当Drに以前、話の弾みで聞き出しました貴重な情報です
温清飲から四物湯を差し引いた黄連解毒湯や、当帰飲子など、様々なものがあります。
皮膚症状に関しましては治療戦略を立てる価値がおおいにあると思います。
非常に人体の器官の中におきましても身近な存在でありますから…
また広範囲に目立つところでもありますので、悩まれている方は多いと思います
最後に、
医師の処方箋での漢方エキス製剤は健康保険が適応ですので、安心して服用することができます
また、
医療用医薬品であるために疾患適応が分かりやすく、病気を治療することが容易にできます。
一般用医薬品の漢方製剤との決定的な違いは何と言いましても
各種健康保険が効きますのでコスト面におきましても安く済ませることができるのです
配合成分に関しまして、例え同じメーカーでありましても薬店で販売されています一般用医薬品の漢方薬は少しほど分量が少ないと経験上思います。
要は少し効きがあまいといいましょうか…
以上の点を踏まえましても、
一度医師の処方箋を用いました漢方エキス製剤を試してみる価値がおおいにあるのではないかと思います
つづく