成功したって虚しい? | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

とあるインスタグラマーさんの投稿を
久しぶりにみたら、

"成功してお金も持ったのに
全く幸せじゃなくて悩んでる"

みたいなことが書いてあって。




ちょっとわかるな
って思ってしまった。

(その人ほど成功してない
たかがちっぽけなわたしが偉そうに!笑)




わたしはこの人と比べたら
金銭的にも知名度的にも
成功なんて足元にも及ばない。




でも、
収入がぐんとあがった起業3年目、
当時学んでいたとある講師のアドバイスもあり、
高級ホテル、高級宿、ハイブランドなどなど
いろいろ実験してみたことがあってね。




それをちょこっとSNSに載せたりと、
今となっちゃ恥ずかしさ極まりなし!
なことをしていた 苦笑

(講師の方は 載せろ なんて指導はもちろんしてないよ☺︎
わたしを思ってのおもしろい提案をいつもくれ、その講師に素直だったわたしはすぐさま実行してたくさんの気づきを得ていたの☺︎)




もう本当に身の丈知らずもいいとこ!
なお金の使い方もした。




今となっては笑い話だし、
いい経験。




本当にあのときあの経験ができたのは
調子こいてたから
に他ならない笑

もうできないから本当によかった!笑




んで、
載せるな!って話はしてない。




じゃあなんだよ
というと

それは、

純粋な 好き! 
じゃなくて、 

いいでしょ!?
わたし売れてるの
というような
隠れためんどくさい気持ちがあった気がするから

ということ。




そう、
強すぎる承認欲求みたいなもんだ。




絶対あった、
あの頃のわたしには…

ダサすぎる…笑
恥ずかしい!




高級ホテル、ハイブランドがダメ
なんて言ってない。




どや!としていたわたしがダサい
わたしが思っている

という話をしてる。




その頃最初は調子こいて
ハイになって喜んでたけれど、
(元々が貧乏マインドでしたのでね…)

次第に全く何も感じなくなっていったんだよね…




あれ…なんかおかしい…


なんで?


うれしくないぞ…

ってね。

で、どうしたんだわたし!
ってもっとお金をかけてみたりしてね…
本当アホだった…




この虚無感、
幸せを感じない という感覚に
数年前に気づけていたことは、
本当によかったことだった。




もう本当によかった。




変な気持ちなく、
本当に好きなもの、
本当に大切なものを
そこからしっかりみ続けていけたから。




毒親育ちで悩んでいたときのように、
また真摯にコツコツ、
自分を見ることができた。




高級ホテルも高級宿もハイブランドも、
もちろん好きなものもある。




行くからわかる、
使うからわかることがあるからね。




それが、
体験するが故にわかる価値
というものだ。




行ってもないくせに
使ったこともないくせに
勝手なジャッジでディスるほど
恥ずかしいことはないよね。




みな、
その価値に
お金というエネルギーを放つわけ。




けれど、
他にも好きなものがあることに気づけ、
ときと場合によって
それらを選べることが 

"豊かさであり選択の自由"

とわたしはつかみ
(わたしは の話ね)

いろんなスタイルの旅を
より楽しむようになり

いろんなファッションを
より楽しめるようになったように思う。

まだまだここは自分自身を研究してる☺︎
楽しいからし続ける。




と同時に、
SNSや憧れの人から
ずいぶん影響されていたことにも気づいた…




ちょっと、
呆然としたよねわたしは。




あまりにも影響を受けて、
本来のわたしを忘れてたからさ。




あの人とわたしは、
違って当然なのに、
その当たり前を忘れていたんだよね。




好き ってときに怖いものね。


それに気づいてからのこと。




本来のわたし
SNSもなかった10代のわたし


憧れていた人や
憧れていたライフスタイルを

わたしの頭や心にどんどんと思い出させ、
教えてくれ始めたんだよね。




雑誌でいうなら
天然生活

ファッション誌ももちろんだいすきよ!

15年も前だわ、
社会人になってから
髪を明るくするのに草木染めで髪を染めてて、
そのおしゃれな美容院に置いてあってこの雑誌を知った。

去年同様、天然生活手帳は読み物としてもちろん今年も買った。




ライフスタイルでいうなら
やきものの器
お椀、お茶碗
鉄器
青竹
和紙
便箋
万年筆
茶香炉
古民家
古民家カフェ
着物(ドレスよりも和装が憧れ、ずっとそう)
浴衣

とか
これらなんて、中学から興味あったしね。

なぜにずっと忘れてたわたし!
って感じだよね。




まだまだあるけど、

そちらに合わせていったら、
めちゃんこ幸福度があがっていったし、
いまもそれに満たされる時間がとても多い。


ずっと憧れてた山葡萄のバッグ。
地元のだいすきなアトリエで見つけて えいっ! と購入。
職人さんたちのなせる技…
かわいすぎてデスクにおいていつも眺めてる。




誰かのマネをするな 
とは言わない。




わたしはマネしながらここまできたし、
(仕事面ね)
マネしたから自分が見つかっていったから。




ただ、
自分の中の虚無感など出てきたら、
正直に向き合うべきだと思うよ。




ちゃんと気づくだろう、
"自分を生きるしかないのだ"
って。




そして思い出すだろう、
自分が誰か
ってことを。

お気に入りの器にお気に入りの急須
急須はもちろん常滑焼!




そうするとね、

自分を生きている人たちが
より見えて楽しくなるし、

過去の自分のように
どこか無理をしている人たちのことも、
苦しそうだな〜 
とくっきり見えてくるよ。




2016年とか?かな?




ブログに載ってるわたし、
顔が険しいもんなぁ!




なんか戦ってる顔してるもん笑

やだやだ笑


いろんなプロセスがあるよね、
通る道だったりするよね。




こんな体験も

いつかきっと
クライアントに伝えられるネタになるのだろう

と思う。




毒親育ちをぬけ、

何かがうまく行き始めたら
つまづくかもしれない罠

としてね笑




今、2014年くらいのの自分に会えるなら、

自分を満たしまくってくれ!
自分を承認しまくってくれ!
あんた、来年どやって人様からもらうようなことするからさ!
まじでそれ、周りから見たら(先ゆく人からみたらバレてるから)あなた痛くなるんですわ!

と教えときたいわ笑




ほんと、
自尊心低い人(わたしね)が
ちょっとうまくいくとこれ笑 




やだやだだっさい!笑


今年の春、の古宇利島に行ってきたんだけど
宿泊先での時間が最高で。




ここでと1週間の滞在は、
またもわたしに大切なものを見せてくれた。




思い出させてくれた。



めちゃんこ大事なことを
つかむきっかけになったから
最高に心に残る旅になったんだよね。

コーチにも何度もこの時のことを話したくらい笑


だから、このとき着ていたワンピースが
お気に入りでもある 笑




完全にアンカリングされた、
このブルーのワンピース笑

※もちろん緊急事態宣言ではないときに行ったよ


着る度に、古宇利島の時のような気持ちになる。




そうなるように
しっかりアンカリングして帰ってきたしね笑

こういう小技ができるの、心の仕事してるからならでは っていうか、ちょっと知っておくとすごいろいよね 笑




いい?




誰かと比べる必要なんてなく、
(自分を深めるための材料にして比較するのはよいと思う!)
あなたの心を問う方が大事。




そのときそのときの
自分の気持ちや自分のテーマに合う
"お気に入り"
とともにいれたらいいんじゃないのかな。


これはだいすきな金沢
ちょいと前行ってきただよ♡




別に、ブランドもんじゃなくたって、
ホテルラウンジなんかいかなくたって、

幸せはすぐそこにある

ということに気づける力がある方が
よほど幸せじゃないのかしら?




わたしはそう思うけどね。


何年か書こうと迷ってたこと、
書ーけた。




おわり。