HahaCoLabo(ハハコラボ)
母娘関係研究所
加藤なほ です。
《プロフィールはこちら》
今朝の記事の続き、
ヒロコさん(40代のママ)が、近所に住んでいるカナちゃん(年中さん)についての思いを書き出してみたら、
「自分の声が本当に聞こえた！」
という、自分に感動して泣き続けた もいう体験をした というお話の続きです
まだの方はこちらを読んでね↓
意見が言えない…はっきりいうタイプの方に出会うと萎縮しちゃう理由。
ヒロコさんは帰宅後、もやもや(カナちゃんへの思い)をノートに書き出していきました。
自分の中に沸いてきた思いや考えを
そのまま文字にしていったのです。
すると、
"４歳の子どもにびくびくしているわたし、情けない…"
というものがでてきました。
「このわたしを受け容れよう…」
そんなふうに思ったヒロコさん。
自分の中の "小さなわたし(ヒロコさん)" に
「ありがとう」
「ずっと気づかなくてごめんね」
「ずっと守ってくれてたのにごめんね」
と伝えようと、ノートにこれらの言葉を書いたそうです。
すると、
自分の声が聞こえてきたそう。
そのとき、
「やっと話せた！やっとだね！」
って、そのあとずっと一人で涙を流されたそうです…涙
何度思い出しても涙が出そうなくらい感動します。
自分と繋がれるって本当に幸せな感覚なんです…！
本当に自分の声って聞こえるんですね。
そんなときには聞こえなかったのに。
こんなふとしたときに聞こえるなんて…
またこの感覚を味わえるように、小さい私ともっと話しができるように、自分と向き合っていきたいです。
愛おしい自分とつながる喜びを分かち合えて、わたしも本当に本当にうれしいです。
あのとき、
あれから半年も経っていませんが、ヒロコさんの人生、大きく変化していますね
ヒロコさんがすごいのは
この感動を生んだポイントは
この２つだなとわたしが思うところをシェアしますね。
①もやもやした気持ち(この場合、カナちゃんにもやもやしたこと)を整理しようとノートを使って自分の気持ちに向き合えたこと
もやもやをないことにしなかったこと
②４歳の子どもにびくびくしている自分を
「情けない」
と感じながらも、
「それもわたしだ」
と受け容れようとしたところ
です。
両方とも "快" ではないはず。
それをやったのがまず大きなポイント！！
多くの人は、このもやもやに気づかなかったり、気づいていても自分をなんとか理由をつけて納得させたりして、無意識に自分と直視することを避けてしまう。
ずいぶん年が離れている４歳の子どもにびくびくしているなんて、なかなか認めたくないことです。
けれども
そこをぐっと見れたから
丁寧に自分の気持ちを拾い上げたから
細かく自分の気持ちをキャッチしたから
「わたしを見てくれてありがとう」
って、ずっと前からずっと一緒にいた、小さな自分とつながることができたのではないかなと思います
このステップを繰り返すことが、
日頃乱れた自分の心を整えるだけでなく、
(この場合は、
「カナちゃんにケイタが怒られるんじゃないか」
「ケイタに悪いことしちゃったんじゃないか」
「車で行くんじゃなかった」
と、ずっと後悔し続けるスパイラルから自分を整えられている)
過去の心の傷を癒し許し、
さらに生きやすくなる
というプロセスになっていくもの。
ということは、日常なんです。
日頃から、
もやもやした気持ちやイライラ、寂しい気持ち、虚しい気持ちなど、自分を客観視する習慣をつける、丁寧にみていくクセをもっていれば、大きく悩むことは避けられるのですね。
①頭に浮かんだこと、心に沸いたことを書き出し
②書いたら書き出したものを見直して味わう
③②の時の感情をさらに味わうこと
④すると、自分への感謝の気持ちが湧いてきます。
(しっかり見れたら ですよ！わかないのならみれていないかも)
ヒロコさんのようにそのプロセスででたものを受け容れる、自分への手紙を書くかのようにメッセージを送る
この流れを
丁寧
とわたしは生徒さんに伝えています。
これを繰り返す。
日頃が勝負
というか…
そう、
日常
なんです。
親とのことではなくても、職場の人、お友達とのこと、パートナーとのこと、子どもの付き合いのことなど、日常のことから力は付けられます
それが、親との悩みの根本だったりが癒されていくことにもつながってゆく。
時間をとって過去をぐっと見るのもいいけれど、それはときに負担が強くなるし、
ヒロコさんのように日常から結果的に過去をぐっと見れちゃう、繋がれちゃうことはよくあること。
だからわたしのマンツーマンレッスンは、
そのときそのときで話題を二人で決めていくようにしています。
なぜなら生きているのは
日常
だから。
繰り返すことで、
大切な自分に意識と時間を費やすことで、
ヒロコさんのように期待もしていなかったタイミングで自分とつながれる。
大切な人に思ってもらいたいように、
自分を思って見つめてあげよう。
時間をとってあげよう。
これまで親の目や他者の顔色、世間体などばかりを気にし、自分のご機嫌をとることよりも他人ばかり優先してきたことでないがしろにされていた自分自身が
「やっとわたしを見てくれたんだね…
ありがとう」
って喜ぶ。
喜ばせてあげよう！
その喜びが涙となり、
自分と繋がれた感覚を感じられる。
自分との統合のはじまり、
救いにいけた感覚、
自分はこれでよかったんだ って、
自分で自分をぐっと抱きしめられた感覚…
これは、自分をないがしろにしてきた期間が長い人ほど時間と根気がいるけれど、続けたら必ずこの出会いはやってくる。
それまで続けることが大切なんだけど、
なかなか続けられない方が多いから、
続けられるようにプロをつけるとか仲間とやるとか、続けられる工夫をしよう〜！
自分を自分で幸せにするには、
他人ではなく自分を見ることだから、
その力を育ててあげよう
その習慣がなかったり、その力がそもそも弱いと苦しくなるから、その習慣をつくる、力をつける、自分を育てればいいだけ
練習したから箸が持てるの同じ！
その練習をする場、環境を身を置くことからスタートしましょう
人生を変えたいならば、その洗脳を自分に与えてあげよう！
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やっぱり、一人一人見ることができるマンツーマンは強みもあるなぁと感じます
一斉授業と個別指導の違い
のような！
元塾講師でした
みなさんがどんどん幼少期の呪いから解き放たれて、本当に本当にわたしはうれしいです
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代表 加藤なほ
