親子関係とは、
正しい、間違っているで判断している限り、その呪縛からは逃れられない仕組みです。
母に対して一方的に戦争を起こしたわたし、不毛な戦いを終えて３年が経ちますが、不毛な戦いを終えたからこそわかるこの言葉の意味。
いい
悪い
で判断すると、親子関係だけじゃなく、とても疲れる。
なぜなら戦いとなるから。
どっちでもいい
が最適
というものもあるのだ
と、親子関係や生きづらさで悩んで知った。
今も、
どっちでもいい
でも自分はこっちでいく
というスタンスをいろんな価値観の中でつくりながら生きていく最中。
かつては、
白黒はっきり
0か100かなわたしは、
グレーゾーンというのがなかなかつくれなくて苦しかった。
つい、自分の正しさを押し付けてしまったりね…
"毒親"
とくくる、分ける というのは、
ある意味救われる人もいるし、わたしも救われた一人。
しかしそれは、
わたしにとっては親を
"わたしは悪くない"
とすることになり、自分を正当化することになり、
"親は悪！"
とみなし、戦いがわたしの中で始まってしまった。
それは、
わたしが正しい
いや、わたしが正しい
という、互いに言い合う終わりのない戦いの始まり。
だから、
自分のことをわかってくれない人は、
みんな敵のように見えてしまった。
それは、
とても疲れることだった…
抜けたらわかることで、
抜けなければわからないことだったよ。
わたしは悪くない
親も悪くない
ここに立ててこそ、
自分とつながれる
人と繋がれる
自分のベースがつくられる
やりたいことがわかってくる
好きなことがわかってくる
人にやさしさを差し出せる
本当のあなたに戻れる
ということ。
だから、
今のわたしは、
親子関係とは、
正しい、間違っているで判断している限り、その呪縛からは逃れられない仕組み
という考えに同感できる。
でも、
悩んでいる渦中はそう思えないよね。
許せないこと、
嫌だったこと、
たくさんあったよね。
なんでこんな目に…
とか、
死にたい、消えたい…
とか、
死ぬ勇気もない自分を責めたりね。
自分はダメ人間だ
って責めたりね。
わたし自身もそうだった。
苦しいよね、
楽になりたいって思うね。
もしあなたが、
本当に今の現状を打破したい
自分をもういい加減変えたい…
と思うのなら、
①自分を幸せにするために、
自分を生きるために、
自分でよかったと心から思えるように、
生まれてきてよかったと思えるように、
自分を好きになれるように、
自分を信じられるようになるために、
②正しい正しくないの戦争を終え、
"愛されてたんだ"
を実感するために、
③自分と向き合うことで、他人(親)ばかりを気にして生き、置いてきぼりにしてきた自分をしっかり抱きしめて拾い集めるために、
④"わたしも変われるかも"
という気持ちがわいてきたり、
すっきりと親のことを脇に置いて、自分と向き合う準備をするために、
⑤《おはなし会》で過去の理不尽だったこと、親の愚痴、
嫌だったこと、
許せないこと、
自分の中にある受け容れられないところ
を "積極的" に話してほしい
と思う。
おはなし会でなくてもいいのだけど、
安心安全に否定批判なく話せる場で。
それは、
④
③
②
①
の順に自分を幸せにするため なんだ。
今のその辛いところから抜けて、
たまにイラつく、
たまにうらやましく思う "あの人" のようになるには、この手順を踏むといい。
このプロセスの中に、
自分を許す
自分を受け容れる
自分を肯定する
自分を癒す
といった、自分を大切にする要素が含まれていて、
⑤④はおはなし会で
③②は《"本当の自分を取り戻す" マンツーマンレッスン》で取り組むステップとして、わたしはメニューを組んでいるよ。
今現在、親と戦っている人も
戦えない と悩んでいる人も
どうしたらいいかわからず混乱の中にいる人も、
このことがわかるときがくるといいな と思っているんだ。
ただここにいくにも、小さな覚悟もいるから、まずはおはなし会に来てくれるのをいつもまってる。
おはなし会でたくさん吐きだしてほしいと思う。
この流れを経て、
①にたどり着いたときの感情、体感、
じわーっとくるあの感じ、
どっしりとしたような自信
かと思いきや
あれ、なんだか普通じゃん
感動なくない！？
コケっと笑えるような感じ…
あっけない戦争の終わり、
悩んでいた日々を笑える幸せ。
感じてほしいな。
すごく生きやすい世界がそこから広がるから
その世界を見に行こう。
重い生き方はもうやめよう！！
いつからでもあなたは変われるのだから。
親のこと、
生きづらさでずっと悩んでるのは本当にもったいない！！
悩むなら、
もっと自分をいきたーい！
と軽やかな悩みがいい
HahaCo Labo
母娘関係研究所
代表 加藤なほ