過去を振り返って思うことがあります。
「誰かがわたしに
”殺意を持っててもいいじゃん。
それだけあなたは苦しかったんだから”
って言ってくれてたら、
わたし絶縁しなかったかもな…」
って。
わたしは、
親を許せない自分
殺意を持っている自分
をダメだって思って、その自分に居場所を与えていなかった。
自分を自分で否定していたことに気づかなかった。
「そんな自分、恐ろしい・・・!!」
って、しっしって、排除しようとしていました。
感情は、排除しようとすればするほど大きくなる、エネルギーを増していくという性質を持っています。
だから、わたしの中で
親を許せない気持ち
憎悪
殺意
はどんどん大きくなっていきました。
そんな自分のことがわたしはどんどん怖くなっていって、その自分をまた、
こんなのだめだ
こんなこと思うなんて、なんてひどい人間なんだ
って排除しようと、
ないことにしようとしていました。
親を許せない気持ち
憎悪
殺意
は膨らみます。
そんな自分をまたどこか、
だめ!恐ろしい・・・
ってわたしは毛嫌いした。
誰にも言えなかった。
軽蔑されると思ったから。
どんどん自分が怖くてなって、
わたしは台所に行かないようにした・・・
「犯罪を犯したくない・・・」
と自分を恐れて、絶縁し、家を出る決意をしました。
「許しちゃダメだ、そんな自分を・・・」
とわたしみたいに
自分をめっためたにいじめる人がいる。
わかってやってるならいいのだけど、
わからずやっていると、
どんどん自分を追い詰めて苦しくさせていく。
その証拠に、
"死にたい"
"消えたい"
という感情が出てくる。
この感情が出てくるのは、
あなたがあなたを許可していないからなんだ。
"死にたい"
"消えたい"
と思う気持ちに寄り添ってあげないと、
もっと苦しくなるんだよ。
"死にたい"
"消えたい"
と思うことを許してあげてね。
実は誰もあなたを苦しめてはいない。
実は誰もあなたを傷つけてもいない。
あなたがあなたを苦しめていて、
あなたがあなたを傷つけているんだ。
だから、
もっともっと自分を許してあげよう。
すぐにはクセは変わらない。
だから、
苦しめてもいいから、これからは同じ数ずつ許しも入れていこう。
恨みつらみを持ったっていい。
それを自分自身でちゃんと見る、
あることにしてあげる、
居場所を与えてあげることをしてあげて。
持っているのにないことにするから、
居場所をあげないから、
感情が大きくなって、ふとしたことがトリガーとなって苦しくなるんだ。
どんな気持ちを持ってもいいよ
って自分を許してあげて。
そして、
たとえ自分を許せなくても、
それもいいの。
許せない自分を許すという意識を持つ、
全ての感情の居場所をつくる。
それをし続けること。
それをし続けるメンタルの体力をつけること。
そしてね、
それができなくても究極いいのだよ。
できないことすらも許せばいいとはこういうこと。
すぐにできるわけがないよ。
ずっとずっと、
無意識にやってきてしまっていたのだから。
でも、
たった1%でいいから、
自分自身を許そうとする姿勢を持つこと
持ち続けること
が大切なのだとわたしは思うのだけど、あなたはどう思う?
おはなし会は、
あなたを許し、承認し、安心する場。
あなたの参加を歓迎します。
勇気を出した自分を承認してあげてください。
おはなし会は怖いところじゃないから安心してね
「毒親・親子関係の悩みについて誰もわかってくれない…」
「話を聞いてほしい」
「同じ悩みを抱えている方に出会いたい」
という方は、おはなし会へ
加藤なほ