加藤なほです。
2015年3月にいただいた書籍のお話。
「てめーに何がわかるんだ」
と。
今日は、
母とのこと、
祖母とのこと
を書いてみます。
幼き頃から、
わたしはとにかく母(祖母)に褒めてもらいたくて、
認めてもらいたくて、
たまらなかったんだと思います。
当時その自覚はなかったように思うけれど、
毒親、共依存、アダルトチルドレン
といった言葉を知ったとき、
そンな気持ちが心の中にあったんだろう
と自覚しました。
褒めてもらいたくて、
認めて欲しくて、
わたしのことをわかってもらいたくて、
わたしは一生懸命努力してたようです。
とくに勉強面で。
運動神経は、普通。
いや、
もしかしたら悪いのかも…
努力でカバーしてたかもしれない。
体操クラブにかよわせてもらったり、
父に児童館で跳び箱の練習に付き合ってもらったりしてたなぁ…
とにかく、
「文武両道な子になりなさい」
と祖母に言われて育ったので、
勉強も運動もがんばらなきゃって思っていました。
できない自分が悔しくて、
いろいろがんばってたなって思う。
「先生の言うことはききなさい」
とも言われて育ち、
先生の前ではばっちり ”いい子” をしてきました。
それを幼い頃
”優等生仮面” と名付け、
「本当のわたしはどこだろう…」
って思ってた。
その仮面のせいあってか、
先生に怒られたことはさほどない人生。
「学級委員やらないの?やって」
と先生に懇願されたこともあったけど、
泣いて泣いて拒んだりしてました。
記憶にある、
先生に怒られた体験は、
小学校3年生の時。
怒ってくれた当時の担任の先生のことは、
今でもとても覚えてるし、
たまに思い出していたし、
最近これまたよく思い出す。
「あの先生はわたしを心から叱ってくれた…」
って…
あの愛情深さゆえの厳しさに、
今になって涙が出るほど感謝する。
そういう、
大きな愛の元叱られた体験というのは、
子どもの頃でもちゃんと覚えているんだね。
その先生に今でも年賀状を今でも送っているけれど、
先生に会いたいなぁって思ったりする。
「あんたは何にもできない」
「だらしない」
と言われて育ったわたしは、
今でもひどく自分のことを
”ダメだ”
と思い込んでいて(苦笑)、
ほっとくと自分にダメ出しをしている!
そのことに、
来月からわたしもリードさせてもらう、
アイアイファースト講座に参加していて気づいたのだけど、
「がーん!」ってショックだったし、
呆れて笑ってしまった!
「できない自分はダメだ!」
って必死でカバーしようとして
できるように ”努力” でなんとかしてきたけれど、
それは、
わたしらしくない、
別の誰かになるための努力だったんだろうなと思う。
だから、
苦しかった。
”わたしらしい” 方向への努力だったら、
もうちょっと違ったかもって思う。
そんなわたしは、
4年前から
自分らしき道へと軌道修正をしている旅の途中。
人生はそんな、
自分らしさを完成させる旅路だよね
って思う、今日この頃。
山あり谷あり。
それを、
楽しめるかどうか
かもね。
▼毒親育ち・アダルトチルドレン・生きづらさを卒業したい方向けメニュー