・大好きな人の呪い…いや、影響はすごい件。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


弟がね、まだ入院してるのだけど、一般病棟にうつっています。


脳挫傷。


仕事復帰、できるかな。


言語に障害がある。


脳のリハビリのため、近々転院するそうです。



それでね、わたしの原家族は少しピンチなの。


ピンチはチャンスなんだけどね^ ^ (福島先生の教え)


弟が交通事故に遭って、生きがいをなくしたのかおばあちゃんが弱ってしまって。


弟と同じ病院に、感染症で入院しちゃったらしいの。


食べれず、歩けずだって。


母から連絡を受け、
「人に依存しすぎて生きると、依存相手が倒れた途端、自分も倒れる…」
と思ってしまった孫です。


どこまで弟といたいんだろう
と、祖母の無意識さん、宇宙の強力さに笑ってしまったけれど、
わたしたち孫、特に弟のことが、可愛くて仕方ないのだろう。
 

わたしと弟のお世話を、ずっとずっと、してくれてた人だから…


母は母で、
そんなおばあのお世話、弟のお見舞いにあくせくしているようで、いろいろ思う娘のわたしです 笑





NY行きの飛行機で気づいたのですが、
わたしはかつて毒母と呼んだ母よりも、おばあことおばあちゃん(母の実母)の呪い影響のほうを強く受けてるんですよね。

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頭の中で鳴り響くのは、
インナーマザーよりも、インナーおばあ(なほ命名)の方がダントツ割合高めなのです。


今日も何やら声がしました。


聞こえるたびに、その声につられるのではなく、

「わたしはどうしたいんだっけ?」
と聞き直したり、

「ここにおばあはいないよ」
と自分に戻したりしながら、

わたし
を選ぶ。


わたし
を生きる。


これほどまでにおばあに影響されるのは、まぎれもない、わたしがおばあのことを愛しているから。


わたしのことをかわいがりすぎるくらい、過剰なほど世話してくれたおばあのことを、
わたしはとても愛しているからなのだ。


「おばあなんて、大っ嫌い!
憎い!」

と、NY行きの飛行機の中で叫んだ途端、(もちろん腹の中で叫んだだけだよ)

「おばあが、大好き!」
があふれ、わたしは号泣しちゃって。


大嫌いを徹底すると、
大好きしかわかないんだ  って体感した。


それから
わたしのことを嫌う人は、わたしのこと大好きなんだなって腑に落ち始めてきた気がします。


大嫌い
は徹底して嫌ったらいい。 


徹底したら、
自分の中に、その人と同じものがあるのを見たり、
だいすき が現れるしかないし。




話は戻るけれど、
意識しないと、すぐに流されるんだよね汗


反応的な生き方になる。


頭、思考、インナーおばあやインナーおかあに流される。


頭、思考、インナーおばあやインナーおかあに支配される。


主体的に生きたい。


わたしはわたしを生きたい。


わたしの選択で、流されるのではなく、その都度選びたい。



身近な人はわかるかと思うのですが、
本当にわたしは、
「助けて」
をいうことができなくて。


「手伝って」
も、なかなか言えない。


”できなくてはならない”
と、優等生の仮面をつけて、生きてきた。


「本当のわたしは、どこにいるのかな…」
と、8歳くらいから自覚してた。


だから、
一人でがんばってしまうクセがなかなか解けない。


この呪い思い込みは、わたしにとってはとても根深くて。



アイアイ講座で、わたし自身のことを話す場を設けているのでみなさんにはいろいろ話していますが、根本にあるどでかい思い込みが大きく影響しているのですよね。


ちなみにわたし加藤がリードするアイアイ講座は、下記の残り3チームをもちまして終了いたします。


その体験があったから、
”がんばり屋さん”
”できる(本当はいろいろできないのに)コ”
なわたしが完成した。


「そうあらねば、受け容れてもらえない」
という体験をしているから。


わたしを守るために必要だったのだけれど、
時にわたしを苦しくする。



この仕事、
独立して2年ちょっとですが、
一人でとにかくがんばってきた。


最初は誰しも一人で走らないといけない時はあるよね。


仕方ない。


でも、
一人で走り続けてみると、
ちょっとずつだけど、
自分の苦手なこと、嫌いなことがわかってくる。


できないことの、この多さにびっくりする。


そして、
好きなこと、得意なことが明確になってくる。
  

”苦手、嫌い、できない”
がわかるほど、反対側の、
”好きなこと、得意なこと、できること”
も明確になったりするからおもしろい。


ちょっとずつ、手放したい。


わたしの、
苦手、嫌い、できない
を、
好き、得意、できる
人にお任せする練習をしています。



この世はうまくできている。

いつか、高校の友人が言っていた、持ちつ持たれつというか。

わたしが全部やったら、
誰かの活躍の場を奪うことにもなりかねない。

頭じゃわかっていたけれど、最近ますますそう思う。


「それはやらないで!
もう、なほちゃんは○○だけしてて!」

そう言ってくれる人がいることのありがたさ。

楽しさがあったからこの仕事を続けてきたけれど、
この仕事を通して出会った人にいまや助けられていて。

もっともっと、頼らせてください  と、心から思う。



そんなこんなで最近は、

・助けてっていう
・聞いてもらう、整理してもらう
・頼る、やってもらう

の練習をしてます、積極的に。



がんばらない  を  がんばる

って、がんばってきたわたしにとって、とっても難しいこと。

でももっとわたしを生きるために、
がんばらない  を  がんばる。

家庭ではだいぶ手放せた。

次は、

仕事面で。

そんなことを、思う今日この頃。





みんなが

好き

を生かして働いたら、とんでもなく楽しくて幸せな社会になる。

そんなことを思って数年。

みんなの

好き

は、みんなと被らないようにできているから。

人は、一人一人違うから。



毒親育ち

と豪語して生き、不器用で被害者意識満載で、悲劇のヒロインを長いことやり続けてきたけれど、

自分を見てても、クライアントを見てても、

とんでもない可能性をもってるってことがわかった。

その可能性を引き出すことを、していきたい。


自分を甘く見ている人に出会うと悲しくなる。

誰かのせいにしてる人をみると、悲しすぎて、悲しみ通り越して、たまにイラつく。

何自分を甘く見積もっとるねん

と。

誰かのせいにしてるのって、自分の可能性低くしてるよね。

自分が自分にかわいそう。

わたしはもうそれを自分にしたくない。

たまに、感情的になって人のせいにしがちなわたしだけれど、

ぐっと

自分発

に戻してして、わたしを生きる。

日々はその繰り返し。



やりたいことがたくさんある。

中でも、7月までに、どうしてもしたいこともある。

できるかな…

できるのに、できない方へ持って行く自分の無意識がうらめしい 笑

ホント、頭の中で、

「そんなことしてどうするの?」

と母の声がする笑

ここは、母の声がするらしい…

母に依頼しないと、できないことなんだけどね。


そんな、へっぽこなわたしの背中を押してくれるスタッフの存在が、今はとてもありがたいです。

いつもありがとう♡





あ、読者のみなさまはすでにわかっていると思うけれど、インナーマザーもインナーおばあも呪いも幻想。

自らもった  ”思い込み”  のことです。

あえてブログでいろんな書き方を使っていますが、
”毒親” も、わたしにとっては、幻想でしたね。

それは、

毒親と豪語したときからここまで(ひたすら自分と向き合って)きたから、最後ひっくり返っただけのこと。

愛(白)ではじまり、愛(白)で終われば、
途中の闇(黒)は、すべて愛(白)に変わる。

まさにオセロだよね。
(心塾仲間がいってた 人生はオセロ理論 をぱくらせてもらいました!)

それを言いたいだけです。

自分の体験という証拠をもってね。


たまに、
「その仕事やめろ」
とか、ブログ読者様から言われることもありましたが、わたしには伝えたいことがある。

人生は本当に自分次第
自分を、甘く見るんじゃねぇ

と。

自分の体験で証明してきたし、これからもする。

毒親育ちは幸せになれないと思い込んでたけど、違ったってことが身をもってわかったのだ。

過去は変えられない。

でも、

過去にくっついてる 解釈 は変えられる。

解釈が変われば、人生は変わっていく。

それをブログに書いたりしてきただけ。


わからない人にはわからない、
わかる人にはわかる。

向き合わない人にはわからない、
向き合った人はいつかわかる。

そんな話。


この世は、パラドックスだらけ。

だから、おもしろいんだよね。