今思う、正直な気持ち。
それは、
「親のことを毒親と呼んでたなんで、わたし、ちょっと、恥ずかしいな…笑」
ってこと。
なぜそう思うのかというと、
それは、
今、
全ては自分の選択で、自分次第で人生は変わるということを知っているからだと思う。
知ってしまった今のわたしからしたら、
母のことを毒親と呼んでいたことは恥ずかしくて仕方なくて、穴があったらちょっと入りたい 笑
でも、そんな時期もわたしには必要だったんだなって思える。
だから、こんな記事が書けるようになったのかなって思うのです。
今日は3つも記事をUPした^ ^
3つ目、参ります。
はじめましての方へ誰かを許さない、許せない、憎しみ、恨み、視界に入るだけで、その場に凶器にでもなるものがあったら、殺しそうなるほどの怒り。
その裏にある、ひどく悲しく、ひどく寂しかった想い。
ぽっかり空いて、満たされない心。
埋めようとしても埋めようとしても、埋まらない穴。
一時的に、埋まったんじゃないかと勘違いすることもあった。
埋まったと錯覚した心に、キレイなお水を入れようとした。
けれど、どれだけキレイな水を入れても、水はすぐによどんでしまう…
そして、埋まったかと思った穴は、また、開いてしまう…
許せない想い、憎しみ、恨み。
その対象が、自分がこの世に存在するのに必要不可欠な親というものだった。
「なぜこの親の元に生まれたのか。
選べるなら、絶対他を選んだ！！」
と、運命を何度も何度も呪った。
苦しかった。
本当の笑顔なんて、なかった。
「家族なんて」
と突っ張ってきた。
けれど、心の奥底では、寂しくて、悲しくて、
温かい家庭が、うらやましかった。
「どうしてひどいこというの？
どうしてたたくの？
どうしてあのコとあそんじゃいけないの？
どうしてとじこめるの？
どうしてゆるしてくれないの？
わたしわるいことした？
どうしてあやまりにいかなきゃいけないの？
どうしてまっくらなやまおくにとじこめるの？
どうしてわかってくれないの？
さいごまではなしをきいてくれないの？
だきしめてくれないの？
どうして…
わたしがわるいこだから？
わたしがわるいこだから、いけないのか…
じゃあイイコでいるから。
…
でも、もうイイコのふりするのもつかれたよ
もうじゆうに、なりたいよ…」
どんなわたしでも、愛されたかった。
条件なんて、つけてほしくなかった。
”そのままのわたしでいいんだよ”
って、ずっとずっと、誰かに言って欲しかった。
のどから手が出るほど、欲しい言葉だった。
「そのままのナホでいいんだよって言われたかった…」
と生まれて初めてのカウンセリングを受けた26の冬、ダムが決壊したかのように泣き崩れた。
欲しすぎた言葉に気づき、自分の中にあった、押し込めてきた深い悲しみと寂しさが、あふれて出てしまった。
無意識に押し込めていたわたしの悲しみと寂しさはあまりに大きかったようで、それは、怒りへと、殺意へと、
徐々に形を変えていった。
まるまる4年怒り続けた。
その間、絶縁もしたし、勝手に結婚もした。
けれどわたしの人生は変わらなかった。
苦しくなるばかりだった。
誰かを許さない、許せない、憎しみ、恨みを持ち続けたまま、わたしがわたしらしく幸せを感じるのは難しい
って、分かった。
自分が、変わるしかないんだ…
って。
”そのままのわたしでいいんだよ”
は、わたしがわたしに言って欲しかった言葉でした。
ありのままのわたしを許していなかったのは、わたしでした。
わたしを悪い子だって仕立て上げてたのは、わたしでした。
誰よりも愛おしくこれまでそのときそのときを必死で生きてきたわたしを許していなかったのは、罰していたのは、わたしでした。
”そのままではいけない” と、条件をつけ、条件通りの自分になろうと理想を押し付けていたのは、わたしでした。
きっかけはどうあれ、すべての犯人は、わたしでした。
大切な自分を、一番いじめていたのは、わたしでした。
そりゃいつまでたっても、自分のことなんて、好きになれなかったわけだ…
生きててもいい自信なんて、もてないわけだ。
わたしを幸せにするのは、わたしの責任。
わたしを不幸にするのも、わたしの責任。
すべての源は、わたしなのだ。
許せない、許さない、憎しみ、恨み、怒りという、あまりほしくない感情というのは、いつか消えるものとも限らない。
ときが経てば、消えることもあるかもしれない。
誰かに話を聞いてもらったら消えるものとも限らない。
聞いてもらったら、消えることもあるかもしれない。
傷つけてきた相手を許せない気持ちというのは、わたしも体験したからわかる。
でも、同時に相手を傷つけてもいる。
それは、
「許さない！」と思うことから生じる言動行動が、相手を傷つけている場合もあるということだ。
それらをもったままで、幸せなのだろうか。
それもったままだから、悩んでいるのではないのだろうか。
自分で向き合えば、手放すことができる。
怒りの奥にある悲しみや寂しさに気付いてあげることができる。
自分を幸せにすると決めることができる。
全ての源は、わたし。
親じゃない、わたしの責任なんだ。
わたしの人生の舵は、わたしがしっかり握る。
一生懸命生きてきたわたしを、わたしはもっともっと幸せにしてあげたいと思う。
へんちくりんに癖付けてきたけど、癖をできるだけとって、
そのままのわたしを、もっともっと受け容れてあげたいと思う。
ただ必死に生きてきた、大切なわたしという人を、大切にしてあげたいと思う。
「何が食べたい？」
「今、何したい？」
「どんな未来がやってくるといい？」
「どんな一生にしたい？」
わたしが、叶えてあげる。
だから、
たくさん、たくさん、リクエストしていいよ。
今までたくさん我慢させて、本当にごめんね。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
誰よりもそばにいてくれて、ありがとう。
いちばん、大切だよ。
たまに、
”できるコ仮面” つける癖がついつい発動するけど、
慣れ親しみすぎた癖だから、すぐに脱げないのを許してね。
本当はお調子者なあなたを、わたしはもっと見てみたいと思っているよ。
ナホ