LIFESTYLEデザイナーの加藤なほです。
2年前、とあるセミナーでもらった本の目次。
とあります。
これを読んだとき、この本を書いた人を、
だいっきらい!
になりそうでした。
「はぁ!?
あなたまでそんなこと、いう!?
あなたのこと、好きだったのに!!」
と。
意を決して親子関係の悩みを伝えた友人に、真っ向から否定されたような気持ちでした。
たったのこの一節だけで、
「そんなことをいうなら、
この人の本を、他のも全部捨てちまおう!」
と思った瞬間でもあります。
そう、有名な本田健さんのこの本です。
いやいやいや、よくならねーよ。
人生は良くなるようにできている?
はぁ。
親を許さないと、よくならないんでしょ!?
なら私無理やん!!」
と、ひねくれ、すねたことがあったわ。
どこにも、
”親を許さないと、人生はよくならない”
と、断言めいたことを、健さんは書いてないのに(笑)
そんなことを昨日、ふと、料理をしていて思いました。
この小さなことで、健さんのこと嫌いになるところだったZE!
と。
今思えば、
「人生は本当によくなるようにできてるな~ってわかったわ~。
健さんも、浅見帆帆子さんも、その他の人も、言ってること書いてること本当だったな~。
これは、
やらない人にはわからないけれど、やった人にだけわかることなんだね~
人生の仕組み、人生を思い通りにする仕組み、わかってわかったな~!」
です^ ^
これって、よく考えると、嫌いな人ができるメカニズムと似てると思うんです。
それまで大好きだった人とか、それまで何も思ってなかった人が、
突如予想だにしないこと、
要は、ほしくないことを言ってきたりしてきたりする。
ほしくないことの中身は、
多分、受け容れがたいこと。
受け容れがたいことの中身は、
否定、批判、拒絶、拒否、ダメだし、間違ってる、おかしい、変 みたいなこと。
つまり、
自分の存在を脅かすものだったり、
自分の正しさを否定されたりするもの。
そういうこと、人生に一度はありますよね。
それまで大好きでも、
こんなことが起きると、
嫌い、許せない、ムカつく、会いたくない!
みたいな気持ちが、起きるもの…
よくよく考えれば、
その人全体が嫌いとか嫌な訳じゃなくて、
分解してくと、
小さな部分が受け容れ難かったってことに気づいたりする。
そこに気づけると、少しラクだったりする。
親子関係でいうと、
幼少期が多いけれど、
・怖かった
・つらかったのをわかってほしかった
・我慢しててしんどかった
・寂しかった
・拒絶された
・認めてほしかった
・愛してほしかった
という気持ちを、受け容れてもらえなかった
っていう気持ちがある。
そして、これらを分解していくと、
・親が喧嘩していてビクビク我慢してた時のあの気持ちをわかってほしかった
・兄弟姉妹が病気で、兄弟姉妹につきっきりのお母さんに、私ももっとみてほしかった
・お母さんが病弱で、一緒にいてほしかった時に、いてもらえなかった
・女手一つでがんばるお母さんに迷惑かけたくなくて、いい子にしてた
というような、わかってほしかったできことが細かく出てきます。
そこを、親に、受け容れて、ほしいんだよね。
だから、
すべてが大嫌いなわけじゃないのだと思う。
ポイントというか、細かいところがいくつか、あるんだと思う。
だから、
目の前の小さな出来事で、
きらい!
って決めつけると、
健さんが他にどんなにわたしの人生の参考になることを書いても、わたしは受け容れられなくなっちゃうってこと。
それは、
参考になることを逃してもったいない。
だから、
あのとき、
健さんのこと嫌いって決めつけなくてよかったな~
健さんの書いてること、わたしそもそもすきだし~
と思い出したわけです。
健さんの本に救われたし、ヒントをたくさん得たから。
もちろん、
一人の人が言うことをすべて信じるわけではないけれど、取り入れたい部分は取り入れたい。
そこを、
きらい!
っていう、感情に振り回されて、取り入れたい部分を取り入れられなくなるのは、
人生を効果的に生きてない感じがするものね^ ^
アダルトチルドレンさんは、私含め、
決めつける、思い込むクセが、とっても強いです。
その決めつけ、本当に事実?
その思い込み、本当に事実?
常に自分に確認する癖をもてるといいですね^ ^
あ、
親のことを許さないといけないの?
って質問をよくいただきますが、
許しても許さなくてもいいです。
自分と向き合っていくと、気にならなくなりますから。
みんなね、やり方を知らないだけなの。
本、たくさん読んだ方もいるでしょ?
私もたくさん読んだ^ ^
でも、やり方、なんか違ったみたいって、後でよくわかった。
本を読んでも変わらない
って人は、やり方が違うのかもしれない。
これまでのパターンじゃ上手くいかないよのサインかもしれない。
足のかき方違うと、3歩進んで2歩下がるような私の平泳ぎのように(平泳ぎが苦手なのです…ちっとも進まん)、
やり方違ったら、前に進まないのよ~!
昨日おはなし会に来てくれた方と30分フォローでおはなししていたんですが、
対決についてのご質問でしたので、わたしのイタい経験や知識を含め、アドバイスさせていただきました。
「ブログを読んでたけれど、こうやって話すとよくわります。
話せてよかったです~。
自分と向き合うのが先なんだって意味が、よくわかりました。
やれることからやってみます!
それをやってみて、どうなったか報告します!」
とおっしゃってくださいました。
「文字だと私もうまく書けないので、会いに来て~!
って思うんですが、どう書いたら会いに行きたいと思ってもらえるのかわからず~…」
なんて、わたしはもごもごいいながら…(笑)
疲れる方法では続きません。
親のことに限らず、仕事もね!
なんでも気楽な方が、いいでしょ?
親と戦うのをやめなくてもいい。
でも、
一旦わきにおいて、別のやり方したほうが、幸せの近道です。
もっと効果的な方法が、他にあるかもしれないってこと。
それに、気付いてないだけかもよってこと。
気付いてないことに、気付いてください^ ^
わたしは別のやり方知らなくて、
毎日喧嘩して、包丁で刺しそうな日々を送っていたけども!
めちゃ疲れてくたくたになって、絶縁したさ!
そんなわたしだから、伝えられることがあるのだけどもね。
なほ