加藤なほです。
>はじめましての方はこちらから
少し前のメルマガで、「母娘の戦いは、”自分が正しい”戦争!?」ということを書いたのですが、
「人間関係のトラブルって、元をたどればこれが原因じゃない!?」とよく思います。
みんな、なんだかんだ自分が一番正しいと思ってる。
だから、
自分の思いを分かってもらえなかったり、自分の期待が外れたりすると、落ち込んだり、ケンカしたりする。
夫婦も、友達も、職場での人間関係も、そして、母と娘も同じ…
人は、自分が正しいと、思いたい生き物かもね^^
だから、誰かから責められると、イライラもやもやしくしくするんだと思います。
責められる ということは、
あんたは間違ってる=自分が正しい を否定された
ということだと思うから。
みんな、自分が一番正しいって思っていていいと思う。
その上で、
「あなたはこう思うんだね。でも、私はこう思うんだ」
と、
・受け容れる、受け容れてもらう、
・理解する、理解してもらう
が出来たらもっといいね^^
とはいっても、それが一番できないのが、母娘関係かもしれません。
母は、良かれと思って言っていること、していること。
(母は正しいと思ってしている)
けれど、娘はいい迷惑だったりする。
(娘は、そんなことされたくないと自分を正当化したがる)
娘は、もっとこうしてほしかった、あんなことしてほしくなかった という。
(娘は、自分の意見を正しいこととしてぶつける)
母は、そんなことしてない。こっちだって、一生懸命だった! という。
(母は、自分を正当化する)
ここに書いたように 、母という存在は、娘にとってとても大きなもの。
認めてほしい、わかってほしい、愛してほしい という幼い頃から抱えてきた気持ちは、心の奥底に残っているから、
認めてくれなかった、わかってくれなかった、愛してくれなかった という思いを怒りに変えてぶつける。
けれど、母は母で正しいと思っているから、認めてくれることも、わかってくれることも、なかなかなかったり…
そんな思いが消えて、心底嫌いになれたら楽になれるのに、
そんな心境にもなれず、心のどこかで、「いつか母は変わるんじゃないか」と小さく期待してしまう自分もいる。
けれど、現実的には、母が変わる様子は一向に見られない…
このくすぶった思いは、どうしたらいいのか。
母が変わることを、あきらめるしかないのか。
あきらめるのは、なんだか悔しい。
「自分が変わればいいんだよ」といわれたって、それはもっと悔しい。
何で母のために私が変わらないといけないの?
私だけ、損してるじゃん!!
…
そんなことを、私も思ったことがあります。
どうしてあの母のために自分が変わらないといけないのか、
あんなにつらい思いをたくさんしてきたのに…
と、私も3年半、そう思っていました。
「わたしが変わったところで、あいつ、変わるんか!?」
という思いもありました。
ここからは、
一応ある程度克服した一人の人間の意見として聞いてほしいな と思うのですが、
私の人生が変わり始めたのは、まぎれもなく、自分と向き合い始めてからでした。
自分の意識が、変わり始めてから です。
「自分が変わるのが、なんだか損してる気がする!」
というお気持ち、とってもわかる。
私もそう思っていたもん。
けれど、
変えるのが難しいものを変えようとするのは、エネルギーと時間がかかるな と思うんです、今は。
そして、いろんな本にこう書いてある、
”他人と過去は変えることができない” と…
「そうはいっても!」
と思う方、最後まで読んでね^^
母を変えようとするのは、行く手を阻む、動きそうもない大きな大きな岩を、一生懸命動かそうとするのと似ているかもしれない。
動きそうもない大きな大きな岩を、一生懸命動かそうとエネルギーと時間を費やすと、疲れるし、
動く気配もなくてイライラもしちゃいそう。
それってとっても無駄で、エネルギーと時間がもったいない。
もしかしたら、一生懸命動かそうとしなくても、自分でよじ登って、その先に進んだ方が、早いかもしれない。
それこそロープでもひっかけてひょいっと登ったりね。
よじのぼる力がないのなら、その力をとっとと付けちゃったほうが早いかもしれない。
ロープのかけ方、知ったほうが早いかもしれない。
そう思うんです。
つまり、自分で何とかなっちゃうかもよ ってことです。
わたしの大好きな言葉の一つに、こんなものがあります。
”神よ、変えられないものを受け入れる勇気と、変えられるものを変える勇気。それを見分ける叡智をください”
変えられないものは何?
変えれるものは何?
変えられないものは母(他人と過去)。
変えられるものは自分(と未来)。
…
「そうはいっても…、やっぱり納得できないよ!なほちゃん!」
という方は、おはなし会やカウンセリングで逢いに来てください。
メルマガやブログは、活字だし一方的だから、伝えるのが難しいのです(涙)
あ、そうそうそれにですね、
私が変わったことで、母が変わった(ように見える)のは本当です。
これも活字で説明するのが難しいので、逢いに来てくださったり、通話で話させていただくのがいいのだけれど…
母が変わった(ように見える)ことが体感できた私としては、「母親は100%変わらない…」あきらめることもないと思うわけです。
まずは、自分に意識を向けて、”許します” からスタートしませんか^^?
”許します” 真剣にやると、2週間くらいで変わりますよ~!(クライアント様もそういっております)
*参考記事 「どうやって自分を許したらいいの?」
http://ameblo.jp/healingcafe77/entry-11662833721.html
体験カウンセリング・カウンセリングのご予約
>ご予約はこちらから お問い合わせ
>こちらから
加藤なほ