どうしてこうも、母親という存在は私たちに大きな影響を与えるのか | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


加藤なほです。

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「頭の中で母の声がする」

「母がいつも隣にいるような気がする」

「母にいつも監視されているような気がする」

そのようなお話を聞くことが多々あります。


NHKのあさイチ 「母が重たい…」の中でも、

「今日はどこに行っていたの?」

「何してたの?」

と、母がいなくても母の声がするんです という方の例が挙げられていました。


私の場合はどうじゃろか と考えてみました。

意識してみると、結構聞こえてくる!

インナーマザー!!

「おぉぉ!けっこうあるじゃん!」

とびっくりしました。


インナーマザーに支配されにくくなっているので、気になってなかっただけで、

意識してみたら、結構な頻度で聞こえてきましたよヽ(゜▽、゜)ノ


全部あげるときりがないのでざっくり2つ。

よそのおうちの洗濯物を見たり、

よそのおうちの中がちらっと見えてちょっと片付いていなかったりするだけで、

母の声が聞こえてまいります^^

というか、祖母の声も聞こえてきます!

インナーおばあグランマ?


「こんな時間にまだ洗濯物干してるなんて、だらしない」

「汚い家だねぇ。うちはきれいなもんだわ」

とか^^

他にも、自分が何かしているときも、結構聞こえてきました^^



番組内で ”インナーマザー” という言葉が出てきましたが、

インナーマザーとは、

母がいないのに、聞こえてくる母の声、

要するに、

”頭の中で、小さいころから母に言われ続けた言葉が鳴り響いている状態”

だと、私は思っています。(注:なほ解釈です)


image
こちらの本

斎藤学先生の「インナーマザー あなたを責め続ける心の中のお母さん」 の中では、

”インナーマザーとは、自分に対する過酷な批判者”

と書かれています。



この本は、2004年に出ているのですが、文庫版が出てからわたしは買いました。

確か、絶縁して家を飛び出たものの、

物理的距離をとっても、夢にまで母が出てきて苦しかった時期に買ったんだと思います。

しばらく読んでいなかったのですが、

あさイチで久しぶりにこのキーワードを聞いたので、読んでみました読もうとしてみました。

が、

斎藤先生の本、ちょっと難しくて、今の私には読み進められず…

かといって、買った当時、読み進めたのか覚えていないけれど。


読み直したい本があふれているのですが、今日は斎藤先生の言葉ではなく私の言葉で、

”インナーマザー どうしてこうも、母親という存在は私たちに大きな影響を与えるのか”

について、書いてみようと思います。

先日の記事の続きです^^


ここからは、ザ・なほ解釈です。

では、いってみます。



母親というのは、

私たちを育て成長を見守りながら、私たちの行動にいい悪いの判断をつける存在であったから

と思ったんです。


善悪の判断を付けるということは、

批判をする ということなので、

斎藤先生の言葉でいう、過酷な批判者 というのは、そういうこと(どういうこと?)ですね。


しつけとか、教育の部分でもそうでしょう。

母親によって、いい悪いの判断を、批判をされてきた と言えるでしょう。



この世に送り出された私たちは、一人では生きていけません。

なので、


私たちは母親のものさしによって、

「あれはしてもいい」「これはしてはいけない」と、褒められたり叱られたりしながら、

世の中とはどういうところなのかを理解してきた と言えます。



くりかえりますが、

母親によって、いい悪いの判断をつけられてきた ということです。



逆に言えば、

私たちが感覚として持っているいい悪いの判断は、

母親の影響を強く受けている

ということです。



そのいい悪いの判断が、

「わたしは○○にちがいない」

という思い込みや、

「~でなければならない」

という観念(ルール)をもつことになり、

私たちの考え方のクセや性格をつくりあげている…



「トラウマになるような出来事や、ひどい仕打ちをされたことはない」

という、いわば “普通の家庭” に育っても、

日々の小さなことの繰り返しが、私たちの考え方のクセや性格、そして人生をつくっている と言えるのも、

このような理由があるからかもしれませんね。



そんな、いい悪いの判断を子どもに下すことができる母親は、

自分の子どもを自分と同じような考え方をする人間に仕立てることができる と言えるのかもしれません。


よって、

私たちは、母親の影響を大きく受けている ということができます。

「なんでだか、母は大きな存在なんです…」

と思うのも、このような理由からかもしれません。


だから無意識に、母親と同じことをしてしまうのか…

母と同じことしたことに気づいたときって、

結構へこむ。
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チーン。

この死にかけてた時の写真、今となっては気に入っている 爆

≫表情の変化から自分を振り返る 参照



病んでた頃も、回復すれば笑い話。

のど元通れば熱さ忘れる でしたっけ。

今が楽しくなれば、過去も「よし」と思えたりする。

今がつらくても、いつか笑い話になるときが来るよう、

皆さんのお手伝いができたらうれしい私です。



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加藤なほ