祖母への電話 弟たちの新居に勝手に入るな | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

 

《毒母が祖母と一緒に弟たちの新居に勝手に入ってくる》という話を聞いて、
彼女が悩んでいないか心配で、それとなく彼女に連絡をとってみました。



「最近どう?大丈夫?」
と。

 



すると、弟から聞いていた、
毒母が連絡もなく、勝手に家に入っていたことがあって、
それについてどうなんだろう・・・と悩んでいる


との返事がきました。

 

 


引っ越した最初の頃は、何もなかったから、
いろいろ運んでいただけるのはありがたかったけれど、
もう2ヶ月も経つのに、こういうのはいつまで続くんだろうと心配です


と。



新居に行ってみると、

玄関マットがなかった玄関に玄関マットが敷かれていたり、
ふきんが勝手に干されていたり、マグネットの位置が変わっていたりするそうです・・・



なんと気持ち悪い・・・

 

 


しかも、毒母だけではなく、祖母も絶対ついていってるんですけどね。



二人はまだ完全に同棲しているわけではなく、
弟も彼女も、実家と新居を半々で使っているという感じなんです。

 

 


とはいえ、勝手に家に入るなんて・・・



あまりの常識のなさに呆れ、ムカついた私は、実家へ℡し、
弟に勝手に家に入っていることを聞いた と祖母に言いました。

(祖母には2ヶ月に1回くらい会いに行ったり、2週間に1回℡をしています。
 母がいないときに来て と言われているので、毒母がいない日に行っています。
 祖母のことは年のせいもあって心配だし、私を育ててくれたのはこの人だから
 という思いがあります。
 毒母の母なので、毒もちです。
 祖母は私の結婚に反対しているのか、本当のところはよくわかりません。
 でも、私は旦那さんの話はしています)



「勝手に家に入るのは常識としてどうなのか」


「気持ち悪い」


「あんたも同じことされたら気持ち悪いだろうが」


「彼女が可哀そう。このままじゃ破談になる。私なら破談にする」


「あんたらにとってはよ彼と思っていても、他人にはいい迷惑ということだってある」


と。



・・・ヒートアップしてしまい、言葉遣いが悪くなってしまった私ですが^^;

 



祖母は若干絶句しながら聞いておりました。

 

 


図星なことを言われると、あの人少々黙るんですよね。

 

 


そして、こう言い返してきました。



「扇風機がない っていうから持って行ってやったんだ」


「まだ結婚していないんだから勝手に入ったってかまわない。
 まだ彼女は赤の他人だ。家族のわしらが入って何がいけない」


「破談になればいい」

と。

 



実家を出るまではしょっちゅう喧嘩をしていた祖母ですが、
実家を出てから距離をとれていたこともあり、喧嘩をしていませんでした。

 

 


今回久しぶりに祖母とぶつかったので、
こう言い返されるだろうと、予想するのを忘れていた自分がいることに、
言い返されてから気づきました。

 



「相変わらず常識がない人」


「距離をとったところで変わることはない」


「実家のことに首を突っ込むとこんなにも疲れるのか。 
 実家を出てから、私はなんて平和な暮らしを送っているんだろう。
 旦那さんに大感謝!」


と、改めていろんなことに気付いて、いい勉強になったと思うことにします。





祖母は、自分の都合が悪いことを言われると、プイっとそっぽを向きます。

 

 


毒母もそっくりだけど。

 

 


いつも私が電話をすると、自分から℡を切ろうとせず、次々とうれしそうに話をするのに、
この日は私に責め立てられムカついたのでしょう。

 

 


「わしは今忙しい!」

と言って、ガチャンと℡を切りました。

 



自分の非を認めないというか・・・



やなこと言われるとすぐ怒って、
「もう○○してやらん」
というようなことを言います。

 

 


「自分のいうことを聞けないならもう知らん」という感じで。
○○には、私が困ることを必ず当てはめてきます。

 

 


毒母も同じ手口。



例えば、祖母と毒母が喧嘩をしていて、
私の判断で毒母が正しいと思って毒母の味方につこうものなら、
「お前なんかしらん!」
という感じ。

 

 


世界は自分のためにまわっている と思っているかのような祖母。



はぁ。

 

 


しばらく℡するのはやめよう。



それにしても、
弟はまだ、毒母毒祖母の行為が異常過ぎるということを認めないのか
と思っちゃいます。

 

 


ぶちギレて私に電話をして、新居に飛び出て行きながらも、
数日後には実家に帰って普段通り生活していたみたいだし。

 



結局、弟には「なんだかんだ親だからさ」感があるようにしか見えない。

 

 


ようやくコイツも毒を理解したか! と期待した私がバカだった・・・

 



やっぱり、弟ともうまく距離をとらないと、
実家に私たちの生活のことを話されて生活をめちゃくちゃにされかねない・・・

 

 


まぁ、話されてももうびくびくしないけど。

 

 


心配なのはお嫁さんになる彼女のことだなぁ・・・



来月、弟と彼女を、私たちのおうちに招いて、
二人の婚約パーティーのようなものをする予定です。

 

 


家族はだれもおめでとうって言ってくれない とボソっと言っていた弟のために、
そして、彼女と仲良くなるために。

 

 


弟は、今後何か嫁姑でもめたら毒母の肩持ちそうだし、
彼女の味方になれるのは私しかいなそうだもん。

 



祖母にも弟と彼女をよんでお祝いすることを話しているのですが、
弟はその日実家に帰って、祖母から聞かれて私たちのこといろいろ話すんだろうなぁ。

 

 


あぁめんどくさい。




《せっかく絶縁したのに… 弟の結婚式に出るべき??》

に続きます。







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