「趣味はなぁに?」って聞かれたら、かつては真っ先にこう答えてました。
「ピアノかな」
そうこれ。
5歳から15歳まで、毎週通ったピアノ。
…本当は、趣味なんてものじゃなかった。
だって、楽しかったのは、楽しいと思えたのは、…最後の二年だけだった。
無理矢理通わされ、先生に怒られてばかりのレッスンなんて、楽しい訳もなく、何回もやめたいっていったのに、受験勉強という理由があらわれるまで、母親にやめさせてもらえなかった。
好きじゃなかったから、10年もやってたわりに、下手な腕前。
ピアノが嫌だという気持ちも、ピアノにぶつけ、私は静かな曲よりも、激しい曲を好んでた。
クライマックスにむかって、フォルテきかせまくれる曲が好きだった。
心はめちゃくちゃ繊細なのに、繊細な曲を表現することや、感情をこめきって入りきってひくのは苦手で、元気な曲を弾く方が好きだったな。
だって、間違えてもなんとなくごまかしがきくし(笑)
「…心の中のものを、ピアノで爆発させてたのかもしれないな…」
って思ったのは、ピアノを全くひかなくなって2年以上がたった今日のこと。
写真は私が実家から持ってきた電子ピアノ。
実家には立派な普通のピアノもあるんだけどね。
今日ね、久しぶりにひきたくなったんさー。
なんでかわからないけど、中島みゆきの大好きな糸って曲を、YouTubeで聞いてたらひきたくなったの。
そしたらちゃんと楽譜をもってて(!)、なんちゅー引き寄せだろうね(笑)
さっきぽろんぽろんひいてたんだ。
引き寄せられるようにピアノの前に座って、ひいてたんだけどね、それは意味があったんだ…
無理矢理いかされてたピアノだったけれど、うまくならなかったけれど、あきっぽくて15分もひいたらあきるんだけど、私はピアノが好きだったのかな…
「…誰かに、私の不器用なピアノを聞いて、私という人間をわかってほしかった…下手くそなピアノは、心の叫びだったよ…」っていう、心の声が聞こえてきたのよ。
びっくりして、「ごめんね、私が私をわかってあげるのが一番だったのに、気づいてあげれなくてごめんね…最近気づいたんだよ、私が私を好きになるのが一番だ ってこと…ずっとつらかったね…」って、心で話し返したの。
そしたら泣けてきたよ。
ごめんね、私( ; ; )
誰かにわかってもらおうとする前に、自分が分かってあげられなかったこと、自分を愛することの大切さに気づかずにお粗末にしてたこと、気付くのが遅すぎてごめんね…
ピアノをひいていたら、すーっと心が浄化されて行くのがわかりました。
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相談を受けてて思う。
みんな、悩んでいるけれど、答えはその人が持ってるし、悩む自分を癒せるのも自分なんだよ って。
もしかしたら、みんな、知らず知らずのうちに、自分を粗末にしてるから悩むのかもしれない。
自分を粗末にするって、それって大問題。
だから、それ気づかせるために、神様は「ちがいまっせー」って、問題を投げて、あなたにお知らせしてくれてるんだよ、きっと。
心の声に耳をすまして、あなたの心を大事にしてあげてね。
今悩んでいることは、あなたの幸せにつながってること??
心に聞いてみて。
神様からのサインじゃない?
「ちがいまっせー」っていうお知らせじゃない?
きっとちゃんと、心の声は聞こえてくる。
あなたの幸せに向かうには、今何をしたらいいのか、行動を変えていってね^ ^
みなさまにそういいつつ、私もいつもと違う行動を起こそうとしたんだけど、今日天気も悪いし、なんだか気分が乗らなくて《母親にメールする実験、できなかったや》。
心がオッケー出すときがあるから、そのとき送ってみようと思います^ ^
最近、全部心が教えてくれるので、私はその通りにしてるだけなの^ ^
余談
大学生のときと社会人になってからはジャズピアノを習っておりました^ ^
こっちは自主的にね^ ^
…結果、私はひくより聴く方が好きということがわかりました(笑)