こんにちは♪^^
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ずっと念願だった沖縄へ旅してきました。
那覇市に滞在して散策してたんですが
訪れてみたかった首里城と
その周辺をウロウロ。
話には聞いていたけれど
沖縄は日本でありながら日本ではない。
色々な国の文化が混在する、不思議な場所でした。
首里城では
2019年10月、火災により焼失してしまった
首里城本殿の再建の様子を見学しました。
「見せる復興」をテーマに
再建の様子を一般公開。
指定商品やお土産品の売上の一部は、
再建費用に充てられます。
私が感銘を受けたのは、
この再建作業のひとつとして
首里城正殿の柱の「礎石(細粒砂岩)」を、
新たな正殿の「うるし塗りの原料”ニービ(細粒砂岩)の粉”」に再利用するための
ボランティアが募集され、
およそ23,000人が参加したと知ったことでした。
私は、焼失前の本殿は写真でしか見たことがありません。
それでも、ネットの画面越しから
かつての琉球王朝時代の威厳と風格を備え、
存在感もあり、とても魅力的に感じていました。
そんな大それたものも、
それを愛し、大切にしたいと願っている人たち、
一人一人の協力と努力によって
再建されていくことは、言葉では言い表せない、
大きな人間愛を感じずにはいられず、心に沁みました。
私たちの心や、自尊心、アイデンティティ、
今回の話で言えば、本殿にあたるような部分も、
それと同じだなと、私は心と向き合う専門家だから、そんなふうに考えました。
愛着障害やアダルトチルドレン、
トラウマが根底にある私たちは、
過去のどこかで本来の自分を失い、
誰かに傷つけられて壊れたり、
自分の感情がわからなくなったり
迷いや不安の中、創造と破壊を繰り返しながら、
今日まで生きてきたけれど、
その時その時、心を支えてくれた人や助けてくれた人。守ろうとしてくれた人がいたはず。
手を差し伸べてくれた人も。
そうでなければ、私たちはいま、
存在していないでしょう。
誰の助けも、支えもなく生きるなんて
絶対にできないのだから。
それらを上手に受け取れたかどうかは別として。
過去に温かく、優しい眼差しを
自分に向けてくれた人がいたから、
私たちは自分を保てた側面があることに気づき、
自分は人に大切にされ、愛される価値があることを、事実をもって自分に教えてあげることが
私たちができることであり
同時に、過去にそういう人がいたと知ることは、
これからの私たちには希望でもあります。
過去にそういう人たちがいたのなら、
この先もきっと、そんな存在と出会えるから。
きっと大丈夫だと、自分を安心させたいですね。

私たちは傷つけられて、誰かを傷つけて
でも、誰かに助けられ、支えられ
その傷や心にあいた穴を塞ぎながら
今日まで生きてきましたね。
まるで、ツギハギするように。
ツギハギだらけでも、
何とか今日まで生きてきたことにありがとう。
これからも、ツギハギを重ねながら前へ進み、
自分を作っていこう。自分の城を築くみたいに。
でもその時には、前よりも少しだけ
人の好意や愛情を受け取り、感謝できる自分。
無闇に人を傷つけない自分
自分を肯定できるようになっていきましょう。
破壊ばかりじゃ、いつかたちいかなくなるし
自分を否定していたら、命が悲しむ。
そんなことをぼんやり考えていました。
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首里城本殿の再建は、2026年完了予定だそうです。
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おしまい。
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