この記事では

 

・人と比べて自分には何もないように感じ

虚しくなることが多い。

 

・昔から「私には自分がない。」

というコンプレックスが強くあり

自分に自信がない。

堂々としている人やのびのびしている人を見ると焦りや嫉妬心が沸いて苦しい。

 

この類の辛さから

自分自身を解放し

今の自分で十分!と自分を肯定できたり

毎日を笑顔で過ごせるようになる秘訣

 

について解説しています。^^

 

 
 こんにちは^^

 

 

ブログを見つけてくださり、

また読んで下さり

ありがとうございます。

  

 

心理コンサルタントの横山ゆかです。

(内観のプロはこんな人

 
 
 
 
だいぶ心を込めて書いておりますので
長文になります、悪しからず...ニコニコ
 
 
 
 

  私には何もない。自分(中身)がない。虚無感やコンプレックス、3つの理由

 

 
 
私には何もない。
 
 
昔から、私には自分(中身)がないように感じる。
 
 
 
あの子のように明るくないし
ノリも悪いし
ものごとを要領よくできないし。
わたしってほんとつまんない人間だな。
 
 

自分には何もないという
漠然とした虚無感が
いつも心に横たわっている。
 
 
 
心のどこかで自分の存在を否定的に捉え
埋められない心の空洞があり
自分を持て余している感覚がある。
 
 
人と一緒にいる時は平気だけど
一人になると襲ってくる、漠然とした虚しさ。
 
 
 
愛着障害のカウンセリングをしていると
この虚しさ、空虚感を抱えている方が多く
それゆえ、いまの自分をいいと思えない。
 
 
 
この虚しさ、空虚感から逃れるために
彼やパートナーに自分を満たしてもらう
愛され、認めてもらおうと
心理的に依存したり
 
 
 
 
アルコールや
仕事への埋没、買い物で散財、不摂生など
不健全なやり方で埋めようとしている方は多いです。
 
 
 
自分をいいと思えず
自分を責めたり、否定する。
 
 
 
誰かと自分を比較し
引き算で自分をディスカウント
=値引きするように自分を見てしまっては
自分を肯定できない苦しみが
続いていくことになりますよね。
 
 
 
昔のわたしはこの虚無感、
空洞感にとても苦しみましたが
現在はほとんどこの感覚は浮上しないし
浮上したとしても、上手に感情を
収めることができるようになりました。
 
 
 
なぜ、わたしたちはこんなふうに
 
 
自分には何もない。
自分には自分がない。
 
=だからわたしはダメなんだ。
 
を繰り返してしまうのでしょうか。
 
 
 
わたしなりに徹底的に考えてみたところ
その理由は
 
 
 
①こどもの頃に「自分」というものを
作れる環境ではなかったことに気づけていない
 
 
 
②「自分がある」「誇れる何かがある」状態は
永遠に続くものではなく
失ったり、手に入れたりを繰り返すものであると
気づけていない
 
 
③自分だけが「何もない」「自分・中身がない」
と思いこみ過ぎている
 
 
 
こんな3つの理由があるのでは?
 
 
と考えるようになりました。
 
 
この3つのポイントで
自分と向き合ったのなら
 
 
「自分には何もない」
 
「自分というものがない」
 
 
のコンプレックスをのりこえ
毎日を前向きに過ごせるとわたしは思っているんです。
 
 
 
 
「わたしには何もない。
わたしには中身がない。」
はただの思いこみ。
 
 

誰かに定義されもので真実ではないからです。
 
 

①あなたは子供の頃に「自分のこころ」を作れた?

 
 
ここからは
私には何もない。中身がないと
虚無感やコンプレックスを感じる理由を
書いていきますが、まずは1つ目です。
 
 
 
私には自分がない。
の「自分がない」って、どんなこと?
 
 
私には何もない。
の「何もない」って、どんな状態?
 
 
わたしなりに深めてみたところ
 
 
自分がない・わたしには何もないと感じる時には
 
 
例えば
 
 
・自分がどうしたいのか、
感情や感覚・意志がわからない。
 
 
・何が好きで何が嫌いかわからなかったり
興味関心を持てるものがわからない。
もしくは、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いなど
自分の感覚に素直になれない。
 
 
 
このように自分の感情や感覚を
信頼できない問題があり
それゆえ自分がわからないことが
漠然としたこころの空洞や虚無感に繋がっているのでは?
 
 
と考えるようになりました。
 
 
 
これは愛着障害やアダルトチルドレン、
トラウマを抱えている方の共通点なのですが
 
 
自分には何もない・中身がないことを
すべて自己責任とし
 
 
自分に問題があるからこうなっているんだ。
わたしはそういう悪い存在なんだ。
 
 
このような認知になっているから
ずっと苦しんでしまうのです。
 
 
でも、それは真実なのでしょうか。
 
 
わたしはこのブログで
愛着障害について書いてきましたが
 
 
自分には何もない。中身がない。
 
と思いこみがちな方と対話しても
 
 
その人に何もない、中身がないと
感じたことは一度もありません。
 
 
どの方も、わたしにはできないことができたり
素敵だなと
自然に思える魅力がたくさんある。
 
 
自分には何もない、中身がない感覚は
主観であり、自己評価なんですね。
 
 
話は元に戻しますが
 
 
根底に愛着障害やアダルトチルドレンがある方は
 
 
幼少期の頃から自分を抑圧し
ほんとうの自分を出し、
その自分を肯定され、受け入れてもらった体験が
極端に少ない方が多いです。
 
 
 
親同士の仲が悪い
母親が情緒不安定
兄弟姉妹間の格差差別
身体的、精神的暴力など
成育歴によって違いますが
 
 
 
自分の気持ちよりも
親や家族など他者優先で
私はこうしたい!と
自己主張できない。
したとしても否定されたりわかってもらえない。
 
 
愛され、認めてもらい、自分に関心を向けるには
親の言う通りにしたり
親が求めていることに応えないといけない。
 
 
 
これだけでも、
自分の本音や自分の気持ちを大切にする
=自分のこころを作ることができません。
 
 
さらには、成育歴の中で、例えば
 
明るく振る舞えない。
 
親の顔色を伺う、陰湿な子。
 
変わってる。
 
 
自分の個性や性格を
否定、怒られながら育った方も多く
人受けする自分を演じるようになった結果
何が本当の自分なのかわからない。
 

 

これがまた、漠然とした虚無感や

自分には何もない、中身がない...

の感覚に繋がってしまい

現在の自分をいいと思えなくなっている方も多いです。

 

 

 

でもここまで書いたことは

自分の問題というよりは

親との関わりや育った環境の問題で

 

 

 わたしたち自身に何か原因があるのではなく

幼少期の頃に自分の心を作ることができなかった。

 

 

自分に正直でいられる時代がかなり短かったり

物心つく頃からなくて

 

 

 

育ちの中で、自分の興味関心を広げたり

楽しいことを探して
それをやる余裕がなかった。
 
 
 
自分よりも人にどう思われるかが気になり
主体的に何かをやることができなかった。
 
 
だから、私には自分がない。
 
堂々と「これが好き」と言えるものがない。
 
あるけど自分でそれを許可できなかったり
 
何かブロックが掛かる、そんな状態で
 
外的要因がほとんどなんです。
 
 
まずはそんな可能性はないかの視点をもつことが
あなたを楽にしてくれるとわたしは思っています。
 

 

 

いつも「自分がある」と自信をもてる人はいないし「自分がある」の中身は変わっていくもの。

 

 
 
続いて2つ目、3つ目についてです。
 
 
わたしたちが自分には何もない。
 
自分には中身がないと
 
 
 
虚無感や寂しさ、孤独を感じてしまうとき
 
 
・自分だけが、周りや世界から
取り残されているように感じる。
 
 
・自分をもっていないといけない。
 
 
 
こんな見えない思いこみや社会の風潮があり
これが余計に私たちのこころを蝕んでいるのでは?と
最近考えるようになりました。
 
 
 
半分わたしの個人的な体験も入ってますが
20代、30代、あと少しで40代突入と
ライフステージを進んでくる中
 
 
 
今、キラキラしているように見えている人でも
あの人は自分をもっててカッコいいな!と感じる人でも
ずっとその状態は続かず
それを失い、心理的に不安定になることもある。
 
 
 
ずっと、確固たる自分を保ち
自信を持ち続けられる人なんかいなくて
変化に柔軟に対応できたり
失うことを恐れず、
新しいものを創造する努力をする人が
最後に幸せになるのでは?
 
 
 
と思うようになりました。
 
 
 
私自身も年齢を重ねることで
たくさんの変化がありました。
 
 
体形の変化、肌の調子、健康状態など
いろんな場面で、です。
 
 
 
例えば少し自己開示すると、20代の頃の夢は
英語を話せるようになり
国際的な仕事をすることだったんですが
 
 
 
20代~現在まで
英語の勉強や仕事での実務を積み重ねるなど
努力を続けてきたため
その目的を叶えてしまった。
 
 
 
日常会話はできるし
分野にバラつきはありつつも
仕事で使える英語力は身につきました。
 
 
 
一方で経験を積んだぶん
英語を学ぶワクワク感や
今度はこんなことができるようになりたい!
少なくとも、英語に対する野望みたいなものは
残念ながら減ってしまったし
 
 
 
英語が好き!という当時のキャピキャピ感は失ったと思っています。
 
 

そうすると、寂しいんです。
 
 
あのワクワク感やキャピキャピ感。
 
海外ってどんなところだろう。
 
イギリスのパブってどんなところなんだろう。
 
何かを夢見てワクワクするなど
 
わたしの一部だったんですよね。。
 
 
 
それが失われたわけで
そうすると
わたしはこれからどうすればいいんだろう..
急に自分に何もない気がしてくる。。
 
 
こんな感覚に陥ることもありました。
 
 
この感情と向き合ってみたら
 
 
英語を話せるようになり
国際的な仕事をするために頑張る=自分らしさ
 
 
になっていて、それに固執している部分があった。
 
 
でもそれが満たされたことで
それは当たり前になってしまい
次の目標や進むべき道がわからず
自分を持て余している感が気持ち悪くて不安なんだ。
 
 
 
自分が今まで大切にしてきたものが
終わりを迎えてしまった。消えてしまった。
それが自分の一部を失った気がして悲しいんだ。
 
 
 
とわかったとき
 
 
 
得たものには感謝しながら、ゆっくり時間を掛けて
自分が本当に求めているものを探そう。
自分が楽しく感じることを見つけてやってみて
今の自分に合っているものを
獲得していくのもいいじゃない。
 
 
 
今まで大切にしていた、
自分の一部を失ったからといって
わたしのすべてが否定されるわけじゃないし
ちゃんと自分の中に残っているものもある。
それを違う形で大切にしていけばいいじゃん!
 
 
と捉えてみたら、とても楽になったんです。
 
 
 
長くなってしまいましたが、
わたしのエピソードは特別ではなく
どんな人でも起こりうること。
 
 
 
充実してそうに見える人でも
キラキラしている人でも
何かを成し遂げ、堂々としてる人でも
起こりうる変化を避けることはできないし
ずっと、自分が満たされているわけではない。
 
 
何を伝えたいのかというと
 
そういった意味ではみんな同じだから
 
 
あなただけが、わたしだけが
 
 
何もない。
 
 
中身がないと悩んでいるわけじゃない。
 
 
 
ある日突然、自分がわからなくなったり
どの道に進んだらいいかわからなくなり
自分の根幹が揺らいでしまう時がある。
 
 
 
そこから抜け出す方法が見つからなかったり
変化への不安に呑まれてしまう時もある。
 
 
 
 
だから自分だけが...と悲観的になりすぎず
みんなで一緒にのりこえて
毎日を前向きに生きられたらいいなと思っているんです。
 
 

 

  結論:自分には何もない。中身がない。は最高の幸せかも知れない。

 

 
 
私には何もない、
私には中身がない。
 
 
 
と感じ、それに振り回されているとしたら
それはあなたが悪いわけじゃありません。
 
 
あなたが自分で気づいていないだけで
あなたが思っている以上に、あなたの魅力や才能
 
 
ほかの人から見れば
羨ましい!と感じるものがたくさんあるんです。
 
 
 
さらに言うと
 
 
 
私は機能不全家族で育ち、深刻なトラウマもあったため
元来「何もない」ところからスタートでしたが
何もないって悪いことばかりじゃなく
受け取り方によっては、最高の幸せだと思っています。
 
 

わたしは確かにこどもの頃
自分のこころを作ることができず
自分を確立することができませんでした。
 
 

でも、そこからスタートすることは
自分の感覚を信頼し
 
 
楽しいことやワクワクすることをやってみて
何が好きで何が嫌なのか。
何に心地よさを感じ、気分がよくなるか。
 
 
1つ1つ自分の感覚を知っていく。
 
 
得意なこと、苦手なこと
できること、できないこと
 
  
自分の能力、キャパ、体質、気質などを考慮しながら
 
 
付き合う人も、仕事も、食べ物も、着るものも
住む場所も、家の空間も、趣味も
 
 
 
自分に合うもの、
心が落ち着くものを人生に取り入れていくことで
自分の人生を構築していくことは
とても豊かだと感じています。
 
 
 
 
自分の人生を生きる努力さえ放棄しなければ
絶対に、「自分がない」「中身がない」というコンプレックス
虚無感に負けることはないんです。



今日から少しずつ、
自分の心が幸せを感じられる生活作りに
集中する時間を増やしていき
 
 
 
楽しいこと、好きなものを探しながら
自分のことを知りながら
自分を確立していきませんか?
 
 
 
あなたが思っている以上にあなたは大丈夫なんです。
 
 

あなたが自分には何もない。中身がないと
心の空洞に落っこちて這い上がれないのは
ただ、自分のことが見えなかったり
自分がわからなくなっているだけ。
 
 

だからみんな一緒に
なにかを失ったり、新たに獲得したり
過去を違う形で大切にしたりしながら
歳を取って、老いていけたら楽しいなと最近思います。




あー。
 
 
ほんとうに長くなってしまいました。
 
 
今日から5月。
 
 
これから迎えるGW後半、
穏やかにお過ごしくださいー。
 
 
 
最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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