こんにちは^^
ブログへのご訪問、
ありがとうございます。
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人)
☆
☆
自分なりに頑張っているのに、
彼と幸せを感じられる関係
穏やかで、良好な関係になれない。
・彼に愛されようと頑張っているのに
彼に冷たくされたり怒られてしまい
気持ちが辛くなる。
・彼が期待した言動を取らないと怒りが爆発する
・自分をもっと気に掛けて欲しい、
わかって欲しいの気持ちが強く、重たくなってしまう
それが原因で、彼とうまくいかない。
こんな状況に地団太踏んでいませんか?
今回は、辛く、苦しい状況から
脱却できるヒントになれたらと思い
わたし自身の経験を混ぜながら、
書いてみたいと思います。
辛い恋愛のお悩みは
事例や人の話を聞き、
自分と置き変えて考えてみることが効果的。
わたしの黒歴史でも、
あなたのお役に立てたら嬉しいです。
興味がある方は読み進めてみてくださいね。
(長文になったらすみません。)
さっそくですが、以前書いた通り
1番深刻で、狂気的な恋愛をしていたとき、社内恋愛でした。
(関連記事:社内恋愛で彼に依存してたわたしが
この頃、彼と関係を続けながら
心理カウンセリング、グループセラピーを受けたり
心理学=こころについて学びながら
自分と向き合っていたのですが
今の穏やかな自分
「わたしをわかって!」の強い欲求が弱まり
彼の言動に過剰反応しない。
例え悪くとったとしても、感情をぶつけたり
嫌な態度をとって関係が悪くならないよう
自分でバランス整えられるようになるまで
5年以上の月日を費やしています。
うまくいかない恋愛の根本原因は愛着障害です。
なので、落ち着くところまで回復するのに
数年掛かるのは平均的といわていますが
(※カウンセリングを開始した年齢が上がるほど、
もっと時間が掛かります。)
この5年間、本当に苦しかった。
何が苦しかったか。
「頑張っても状況が改善されないこと」でした。
これが1番苦しかったといっても過言ではない。
きっと、過去のわたしと
似たような状況に陥っている方も
多いかも知れません。
特にこれまで「努力、忍耐」でやってきた人に
そんな傾向があると感じます。
同じ失敗を繰り返し、
変わらない自分を感じると焦ったり
絶望してしまう時もありますよね。
わたしが恋愛依存にどっぷり浸っていたころ、
まだ年齢が若かったので
エネルギーが高い上
いろんなことに強気でした。
だから、ちょっとでも彼が
自分の期待した言動を取らないだけで怒りが爆発し
社内恋愛しているにも関わらず、
そのことについて彼を責め、夜中まで喧嘩し
翌日何事もなかったかのように会社で顔を突き合わせる。
今となっては狂気の沙汰です。
本当あの頃はやばかった。
今でもそう思いますが
それが苦しくて、
カウンセリングを受けはじめたんですね。
それで、ここからが本題なんですが
どうして頑張っても
状況が改善されなかったかというと
「苦しい恋愛から抜け出したい」が、
そもそも受け身な理由であったり
その裏側にある
自分の本当の感情や、
汚い自分、未熟な自分に気づかず
こころのどこかで気づいていても
ずっと否認していたから。
どういうことかというと
あの頃、わたしが認識していたことは
・苦しい状況を改善したい
・2人の関係をよくするために自分と向き合いたい
・喧嘩をなくすこと、
そして自分をコントロールできるようになりたい
おもにこの3つだったと思います。
そしてこれらは
カウンセリングを申し込まれる動機、
上位3位でもある。
あなたにも、当てはまる部分があるかもしれませんが
実は、これらの動機の中に
動機としては不純なもの、
わたし自身が気づいていなかったことが含まれるのです。
それは
「私がカウンセリングを受けて頑張ってるんだから
彼にも同じくらい頑張ってほしい。」
「私がカウンセリングを受けて頑張ってるんだから
ちょっとは私の言う通りにして欲しい。
もしくは、感情的になっても
少しは許して欲しい。」
彼に思う通りの行動をとってもらいたい。
2人のことや私について
真剣に考えてもらいたい。
このように
自分の思った通りに彼を動かしたい。
彼を自分の思った通りに変えたい。
このようなコントロール欲求、です。
「彼との関係をよくしたい!」
は一見すると、良い動機に見えますよね。。
でもこれは
自分が変われば関係性が変わる
→自分が変われば彼は変わる
→自分にはその力がある
という意味で
彼を思う通りに動かすために自分と向き合う
になっている。
自分の根深いコントロール欲求に
気づいていなかったんです。
彼には、そんな器はないし
彼自身も内面の問題を抱えているというのに。
心のどこかで
あなたのためにこれだけ頑張ってるんだから
あなたもそれ相応のことしてよ!って、
見返り求めている部分があり
でも私はそれに気づいていなかったため
自分を変えられないから苦しいというよりは
彼が期待通りに動いてくれず
ケンカが減らない、自分をコントロールできないことが
苦しかったと今では思います。
でも客観的にこれを読めば、
厳しいけれど、それは私の問題だとわかりますよね。
これを読み進めているということは
頑張っても彼との関係が改善されなかったり
苦しい恋愛を手放せていない状態だと思いますが
自分と向きあいたい理由は
もしかしたら建前で
本音、本心は別のところにあるかも知れません。
そこに気づけるかどうか。
気づいたとして、それを素直に認められるかが
苦しい恋愛から抜け出す鍵になるとわたしは考えます。
「苦しい恋愛から抜け出したい」の裏側にある想い
・2人の関係をよくするために自分と向き合いたい
・喧嘩をなくすこと、
そして自分をコントロールできるようになりたい
表向きはなんの問題もないですよね。
実際に、苦しいことに向き合う
それだけでも本当に立派なことだし
頑張っているのは事実だと思います。
だから、いま頑張っている人を
否定するわけではないですよ。
ですが、状況が好転していない
何度も同じ問題を繰り返しているなら
問題はその先にあって、それこそが
無意識的な、彼へのコントロール欲求や
自分のために変わりたいではなく、
嫌われるのが怖くて
「彼のために頑張る」
という受け身な動機があるかもしれません。
動機が自分のためではなく受け身。
彼をコントロールすることが目的だから
自分と向き合うけれど、状況がよくならない
↓
彼もどうして頑張ってくれないの?
と焦りや別の意味で彼への怒りが生まれる
↓
彼と衝突する
↓
また自分を責め、落ち込む
このループにハマって苦しかったです。
自分の本当の想いや
受け身な動機に気づけなかったから
頑張っても頑張っても、
苦しい状況から抜け出さなかった。
わたしが本当にやらなきゃいけなかったのは
同じ頑張るでも
自分の本音、本心を素直に認めることでした。
思い当たるフシは今でも覚えています。
例えば
彼に、「どうしてカウンセリングを受けているのに
また怒るんだ。」
と責められたとき
私:「彼のために頑張っているのに
どうしてわかってくれないんだろう。」
と悲しかったことを。
「わたしだって頑張ってるのに
どうして彼は頑張らないの?不公平だ。
お前も自分と向き合えよ。」
と彼に怒りをもってしまったことを。
わたしは今でも覚えている。
それがいい、悪いの話ではなく
そういう感情をもってしまうのは、
人として自然なことです。
でも当時のわたしは、そんな自分に気づけなかったし
自分にとって都合の悪いことだったので
こころに引っかからず、
流してしまっていたんでしょう。
本当の本当は、自分のためではなく
「彼のため」の「変わりたい」
彼をコントロールするための目的。
そういや、書いてて思い出しました。
彼と喧嘩したとき、
「わたしは、あなたのために頑張ってるのに!」
といった時
「誰が僕のために頑張ってくれって言った?」
と冷たく返されたことを。
自分のそういう汚い部分や自己中心性、
彼を自分の思う通りには変えられない現実を
受け入れられず
わたしが頑張れば、
彼のこころを変えられる。
彼の気持ちを変えられる。
こういう認知になってしがみついていたので、
そりゃ苦しいよとも思います。
自分のために頑張りたいと思っていても
フタを開けてみれば、それがちがうということがあって
わたしたちは巧みに自分をだませる。
でも、無意識はそれを覚えていて
だからそんな情けない自分
ずるい自分を好きになれない。
自分を好きになれなければ、
誰かの承認や愛情が必要になり
そうして余計に、依存は深まっていく。
でもね、心配しないでください。
ちゃんと、苦しい恋愛依存から抜け出していくことはできます。
それについては、長くなってしまったので
続きはこちらから↓
あなたの「恋愛依存を克服したい」について
考えるきっかけとなれたら本望です。