できない自分を受け入れられず
自分にダメだしばかりで苦しい。
ネットや本をみると
自分を愛しましょう、大切にしましょう
と書かれているけど、よくわからない。
相変わらず、彼と一緒にいても
本当の自分を見せたら
離れられてしまうかも？
と不安で、一緒にいても楽しめない。
自分に自信がなく
「今のままではダメだ、何かしなくちゃ」
と焦りの気持ちが強く、生きづらい。
これ以上、どうしたらいの？
と行きづまりを感じてませんか？
何を隠そう、これは過去のわたし。
自分を愛そうとか
感覚的にわからず
そういう文言を目にすると
カンタンに言うなよな。
と反発心すら
もったことがあったんですが
今回は
あなたが、そのままの自分でいい。
と、自分に自信をもち
穏やかな気持ちで
毎日を過ごせるようになる
秘訣をお伝えしていきますね。
確かに、自分を
愛していくことは大事です。
それができるから
そのままの自分でいいと
自信を持てるようになって
そのままの、演じない自分で
彼やパートナーなど
大切な人に愛され
信頼関係を作っていけます。
でも、それが難しいのは
心の奥深くで
自分＝悪い存在になっていて
そういう自分と向き合いたくないと
無意識にブロックがかかっているから。
つまり、自分を愛せるようにと思っても
その前の段階でストップしていて
自分を愛そうとか、大切にしようとか
ちょっとわかんないねぇ...
ってなってしまう。
だからこそ
自分＝悪い存在
そういう思い込みを
少しでも和らげることが重要なんです。 
いつから自分を許せなくなった？
わたしもね、長いこと
自分＝悪い存在
と思いこんでいました。
その１番の発端は
「あんたを生みたくて生んだわけじゃない」
と母親に言われたこと。
わたしのせいで
母の人生がくるってしまった。
ずっと、罪悪感を抱え
自分を許せない気持ちがありました。
そうなんです。
ダメな自分を
どうしても受け入れられないときって
過去の私のように
自分を許せない気持ちが
根強く残っているから
自分を愛そうとする方に意識が向かないんです。
ピンとこないかもしれないけど
どこかで自分を断罪してるんですね。
自分を許せない、の内訳は
自分が恥ずかしい気持ち
情けない気持ち
過去にやってしまったことへの後悔
こんな苦しい感情です。
そのほとんどが
親子関係で解釈したこと
それ以降の体験で
傷ついたできごとが原因で
わたしの場合は
ヒステリックに怒ったり
毎日不満だらけの母親をみて
「母親が怒るのも
幸せそうじゃないのも、自分のせい」
うまくいってない両親
家族のために動かない父親をみて
「誰もわたしを守ってくれない。
わたしはそれだけ価値のない人間」
こどもながらにこんなふうに解釈し
「愛されないのは自分に原因があるから」
という刷り込みを抱えて
それ以降を過ごしました。
そうすると、
どの時代もうまくいかない。
小、中、高の友人とも、最初から
好かれないこと前提で関わるので
相手の子を疑って、関係を壊したり
家庭でうまくいってないストレスを
ぶつけられるような子とつるんで
一方的に怒りまくって
友達を傷つけてしまったりと
友人関係も大人になってからの恋愛も
健全な関係になれず
相手を傷つけてしまう
自分から離れてしまうなどして
最後は、そんなことをしたのを後悔し
そんな自分がすごく恥ずかしくて
だから自分が嫌になりました。
やっぱり、わたしが悪いんだ。
のフレーズが
あたまの中で響いてる。
ずっと、そんな生き方で、苦しかった。
わたしは悪いという思いこみを
強化するような生き方で
こんな自分を感じるのが怖くて
向き合うことさえ、できない。
愛そうという発想すら、ない。
昔のわたしと同じ状態の方が
多いと感じてるんですが
自分のことを悪く思うことから
脱却することで
あなたのこころは楽になるし
生きやすい人生になっていきます。
だからね、あえて自分に
こう伝えてみたらどうでしょう。
開きなおちゃって
いい部分もあるんだよと。
「悪」を毛嫌いし、排除しようとしてない？
人として、恥ずかしく感じること
人を傷つけたり
迷惑かけたり
ときに攻撃的になったり..
過去を振り返れば
きっとたくさんありますよね。
でも、大なり小なり、みんなある
この事実をまず知ってほしいと
思っています。
変な言い方だけど
これまで出会ってきた人
それから何よりもあなたの親
それぞれ、ずるいところや
悪意があるところ
無責任なところ、きっとあったはずで
わたしたちだけが、自分の中に
悪い部分がある
＝悪い存在じゃないんですね。
そもそも、わたしたちが
「悪い」と思っていることは
実はそうじゃないことの方が多いです。
私も、カウンセリングで
自分の過去を棚卸をした時に
うまくいかなかった恋愛や
関係が壊れた友達のことを思い返したら
やっぱり彼女達にも原因は
あったって今なら思います。
私だけが悪いわけじゃなかった。
でもそれが、当時
感覚的にわからかったのは
１番身近で、自分にとって重要だった
親や家族から傷つけられたり
愛された、守ってもらえたと感じられないまま
親の不誠実さや無責任さ、狡さを
こどもの頃から見続けてきたからこそ
その反動で、正しいことを求める。
「悪」を毛嫌いし、排除したい。
こんな気持ちがあるからだと
私自身の経験から考えるんです。
人のずる賢いところとか
不誠実なところとか
自分勝手なところとか
なかったらいいのにって思いますよね。
私は今でもそう感じる時があります。
それだけ人の不誠実さや、
ずるいところに敏感です。
だからこそ、自分の中に
それと似たものがあるのが許せなくなる。
わたしたちは子供の頃から
親も含めて、人間の
汚いところばっか見てきているからこそ
人の誠実さとか正直なところとか
優しいところとか
ポジティブなところだけを求め
それに反する悪は捨てたい。
けど、現実はやっぱり難しくて。
こころに余裕がなかったり
ストレスで一杯の時は優しくなれないし
人生の主人公は自分だから
打算的になったり、ずるくなったり、
どうしてもそういう部分は出てきてしまう
これは仕方がないことで
大人として社会で生きていく上では
必要な時もあるんですね。
自分を守る意味でも。
でも、それでいいと思うし
心配することなんて何もないって思うんです。
自分の中にある弱さやズルさ
人を傷つけてしまうことがあることを
素直に認め
自分をコントロールして
大切な人を傷つけないよう
努力することの方がずっと大事だからです。
だから自分を悪く思っていたり
自分をいいと思えないときは
人に嫌なことをしてしまったり
傷つけてしまったり
自分中心になっちゃうのは
大なり小なりみんなあって、自分だけじゃない。
大事なのは、自分の甘さや狡さが
人に向けられないよう
自分を律し続けるスキルをつけること。
だから、安心して
嫌な自分を受け入れて
どんどん自分を苦しめるものから
こころを解放していって欲しいと思います。
ここまで読んで頂き
ありがとうございました。
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