人といると
いつも「いい人」になってしまう。
彼、職場、友人
どんな関係ででも
好かれたい、嫌われたくない
の想いが強いため
・先回りして、相手が
求めていることを満たしてあげる
・相手をおだてる、褒めるなど
相手を気持ちよくしてあげたり
喜ばせようと頑張ってしまう
・相手が優先で人に合わせる。
こんなふうに
とにかく気を遣っているのに
親しい関係になれず
仲良くなるひとはいつも別の人。
「なぜ、わたしじゃダメなの...?」
と寂しさや虚しさを抱えることはありませんか?
気をつかっているのに
人と親密になれないと
自分の努力が報われないし
自分の性格に問題があるのでは?
と思ってしまいますよね。
わたしも、いつもそうでした。

どうして
こうなってしまうのでしょうか。
その理由は、じつは
人に安心感を持てず
そのままの自分ではダメ。
人の役に立ったり
人を喜ばせるなど
何かしないと
嫌われる、離れられるのでは?
という思いこみや
強迫観念がこころの根底にあるから。
このため
自分の中に
「安心感」を
作っていくことで
ありのままの自分を
「良い」と思ってくれる人と
自然体な自分を出せるような
リラックスできる関係を
作っていくことができます。
本当の安心感って?
愛着障害のわたしたちは
幼少期、こころが発育する時期に
そのままのあなたで愛される。
このようなポジティブなメッセージを
親や家族から
受け取れなかったことが多いです。
その代わりに
「あなたの●●な部分はダメ」
と、自分を否定されたり
「親の期待に応える」
「親の愚痴の聞き役になる」
など、親の役に立つとか
親の欲求を満たすなど
条件付きで
愛された経験の方が多いため
親子関係もそれ以外でも
・人の機嫌をとって愛される
・人に合わせることで愛される
こんなふうに
愛されるためには
何かしないといけない。
と無意識のうちに
義務になっている部分があります。
そうすると
いつも自分に自信がなくて
不安定になってしまうため
強迫的に、人に好かれよう
愛されようとしてしまうんですね。

でも、本当の安心感って
・どんな自分もOKをだし
できない自分も許せる
・自分の気持ちや考えを
大切にする
・好きなものは好き、
嫌なものは嫌
自分の感覚に素直になる
こんなふうに
ありのままの自分の感覚を
大事にしたり
できない自分も許していくこと。
こうなっていくことで
そのままの自分に価値がある。
そのままの自分で愛される。
と、自然に思え
人のことも大事にできるんですね。
自分一人で作れる安心感からはじめよう。
自分の中に安心感を
作っていくには
日々の生活の中で
・ありのままの
自分の気持ちを共感し
そのまま受容する
・自分の考えていること
思っていることを
否定せずにそのまま受容する
・自分の心が
喜ぶことを積極的にしてみる。
このようなことを
練習することが有効的

こうすることで
「わたしはあなたを
気に掛けていますよ。」
「あなたは大事な存在ですよ」
という見えないメッセージを
自分に送ることが
自分を大切にすることになり
それが安心感に繋がっていくんです。
生きづらさを抱えてきた私たちは
自分のことはいつも後回しで
人のことが優先だったりしますよね。
そうすると、私たちの気持ちは
いつも置いてけぼりで
これが、自分を大切にしない
自分の存在を
否定することになってしまいます。

これだと、大切なあなた自身が
いつも悲しんでしまうことに。
でも
自分の感情、感覚など
ジャッジせず
ありのまま受容し
↓
↓
わたしは、大事な存在。
わたしの気持ち
感情は大切なものと
肯定的なメッセージを自分に送る
↓
人といても
自分を尊重できる行動を
とれるようになる
自分の感情、感覚を大切にすることは
自分を信頼することに繋がり
これが安心感となり
自分を尊重できるようになるので
過剰に人に気を遣うこともなく
リラックスしながら
人といる時間を楽しめるようになるし
人といるのが楽しいから
孤独や寂しさも減っていき
生きることが苦痛
ではなく
生きることが幸せに
感じられるようになっていきます。
