「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」 | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

東京・新宿にて、「まといのば」公認のパクリでダイエットを中心にセミナーを開催しております。ブログにてそのお知らせをしております。

最高の教え、あるいは理論や技術と出会い、それに対する喜びでハイになった場合は急いで自分に対して冷や水を浴びせましょう。僕の先生は「粗熱を取る」という言い方をよくされるのですが、過度に熱せられたものは適度な熱さにしなければ、その威力を適切に発揮してくれません。

 

下手したら粗熱が多すぎるが故に自分自身をも損ねてしまう可能性もあります。

 

特に僕の先生がクリエイトした気功のような高度で他に類を見ない教えと出会うと、どうしても自分の中で大きく盛り上がってしまいます。最初のうちはその熱にうなされるのもいいですが、徐々にその粗熱を取っていい感じの熱に仕上げていきましょう。

 

気功で盛り上がっていると、ついそのことを口に出してしまいがちですが、極力口外せず、自分一人で独占しているつもりで、ダンマリを決め込みましょう。こういう教えとの出会いは一期一会でフラジャイルなものですから、最初のうちはあるいはこれからもずっと赤子を育てるが如く慎重に丁寧に取り組みましょう。

 

僕が非常に残念に思うのは、せっかく気功と出会ったのに、雑に扱い、その結果気功を放棄してしまうパターンです。自分が大切に思っている分、余計に悲しくなります。

 

それはさておき、気功にある程度習熟してくるようになると、他者との些細なコミュニケーションの中で、「気功を使えばその問題解決できるのに」と気づくことも出てくるでしょう。例えば自虐的なことを言って自分で自分をグサグサと刺して損ねてしまう人を見かけて、ついそれを止めてしまいたくなることもあるでしょう。

 

気功を実践し抽象度が上がってくると、その訓練を積んでいない人には見えないものが見えるようになってきます。望む望まないに関わらず、認識できるようになってしまいます。

 

そのときについアドバイスをしたくなることもあるでしょう。

 

それでも極力気功については口にせずだんまりを決め込みましょう。下手な親切心は仇になりますし、ヒーリングは基本的に依頼されるか許可が取れない限りはやらないことです。

 

多くの場合奇異に思われて人間関係に余計なヒビが入りますし、下手したら噛み付かれて火あぶりにされてしまうこともあるでしょう。聖書でイエスが説くように、聖なるものを犬にやってはいけないのです。

 

聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。(マタイ7:6)

 

c.f.聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。 2015年02月12日

 

それでも最初のうちはつい「気功をやればいいのに」とか、「ゴールが甘いんだよ」とか日々のコミュニケーションの中で思ってしまうかもしれません。そのときはグレート・ギャツビーの最高の出だしを思い出して欲しいと思います。

 

誰もが恵まれた条件を与えられているわけではないのだ、と。

 

(引用開始)

僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。

「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えることにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

父はそれ以上の細かい説明をしてくれなかったけれど、僕と父のあいだにはいつも、多くを語らずとも何につけ人並み以上にわかりあえるところがあった。だから、そこにはきっと見かけよりずっと深い意味が込められているのだろうと察しはついた。

(引用中断 グレート・ギャツビー/p.p.9)

 

気功と出会えた自分は強運で恵まれた条件を与えられたと強く自覚することです。気功はゴールがあれば誰でもできますが、それでもすべての人が出会えるものではありません。今はwebで僕の先生を中心に様々な情報が発信されているのでそれ以前よりは見つけやすいですが、それでも多くの人のスコトーマに隠れます。

 

「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

 

僕たちのように真摯に求める人は必ず見つけますから、無理に広めようとか布教しようとかw思わずに、淡々とまずは自分自身に対して気功を使いましょう。そうして気功で変わりまくりそこで見えてきたものを何らかの形で発信していると、人が勝手に集まってきます。

 

*若かりし頃のグレート・ギャツビー(違う)

 

ヒーリングをお願いされることも出てくるでしょう。臨場感空間を支配できるのであれば、トライしてみましょう。そこで僕たちは多くの人々と出会います。

 

特にこれまでの人生で出会うこともなかった、そしておそらくヒーリングをしていない限り交わるはずのなかった人々と出会います。そのとき僕たちはいかに自分の人生が限られたものであるかを思わされます。

 

また気功を通じてできる限り思い込みで物事を決めないように訓練されていると、一風変わった彼らはそれを嗅ぎつけて我々の元にやってきて、そして去っていきます。それについてもグレート・ギャツビーには書かれています。続きを引用します。

 

(引用再開)

おかげで僕は、何ごとによらず物事をすぐに決めつけないという傾向を身につけてしまった、そのような習性は僕のまわりに、一風変わった性格の人々を数多く招き寄せることになったし、また往々にして、僕を退屈きわまりない人々の格好の餌食にもした。このような資質があたりまえの人間に見受けられると、あたりまえとは言いがたい魂の持ち主はすかさず嗅ぎつけて近寄ってくるのである。

(引用終了 グレート・ギャツビー/p.p.9−10)

 

そのような出会いもまた人生の醍醐味のひとつでしょう。ヒーリングを生業にすると、色々な、それも一風変わった人たちと出会い、また彼らを助けることでしか得ることのできない経験は、何ごとにも代えがたいものです。

 

僕は過去の得難い経験や出会いを思い出すたびに、このグレート・ギャツビーの出だしとともに、映画「ブレードランナー」の最後の感動的なシーンも思い出します。思いっきりネタバレなのですが、紹介します。できれば映画も観ていただければ嬉しいです。

 

 

”Quite an experience to live in fear, isn’t it? That’s what it is to be a slave.”

(まさに恐怖の中で生きるということじゃないか、それこそが奴隷であるということだ)

 

"I've seen things you people wouldn't believe. 

(貴様ら人間にはとうてい信じられないようなものを私は見てきた)

 

Attack ships on fire off the shoulder of Orion. 

(オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦)

 

I watched c-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. 

(タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム)

 

All those moments will be lost in time, like tears in rain.

(それらすべての瞬間もやがて時の中に消える。雨の中の涙のように)

 

 Time to die."

(死ぬ時が来た)

c.f.「貴様ら人間にはとうてい信じられないようなものを私は見てきた。」(ブレードランナー) 2018年07月10日

 

洗脳されている奴隷には見ることのできない、到底信じられないようなものをともに見にいきましょう。人生で一番大切なのは、そのようなものを経験し味わうことだと僕は考えます。

 

現状に居着くのではなく、現状の外をともに目指しましょう!

 

セミナーやセッションでそのサポートをできれば幸甚です!!

 

お申し込みお待ちしております!!!

 

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