血と格言をもって書く者は、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。(ニーチェ) | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

東京・新宿にて、「まといのば」公認のパクリでダイエットを中心にセミナーを開催しております。ブログにてそのお知らせをしております。

昨日はゴール設定講座でした!!これからの展望を踏まえつつ、ゴール設定について考える際のポイントが抑えることができたのではないかと思います。

 

一番重要なことは、ゴールは現状の外であるがゆえに、現状では全く想像がつかないものであるということです。例えば一年前にいまの自分の状況や世界情勢を把握することができたでしょうか?

 

おそらく多くの人はノーでしょう。なので今未来のゴールだと思い込んでいるものは、あまり当てにならず、現状の外ではなく現状の最適化である可能性が高いです。

 

ゴールは現状の外ですから、現状から見ると荒唐無稽に見えます。だからこそ普通ではそこに臨場感を持つことは難しいですし、ビジュアライズや手触りを拒むことも多々あります。

 

しかしそんな現状の外のゴールも、様々なテクニックを使うことでわずかながら視覚化や手触りを得ることができます。それらは一瞬しか見えないし、かすかな手触りしかないことが多いですが、それらは得ることができれば「あ、これだ!」と直観的にわかります。いや、正確に言えば、「まさかこれなん?」といった戸惑いの方が大きいかもしれません。

 

そのテクニックの一部が、今回のゴール設定講座で紹介した自分のシャドウ(影)に抑圧された本音やダークな欲望を探り出すことだったり、映画やドラマといった映像を使ったシミュレーションです。もちろんすでに成功されている方々の伝記や彼らのノウハウも参考になります。

 

 

それらを手掛かりに実践していきましょう。昨日も受講生がこのブログでも紹介した映画『トータル・リコール』やMBの著作を読んだと報告してくれましたが、そのような実践がいずれ実を結ぶと信じてやっていきましょう。手当たり次第ヒントになりそうなものはどんどん試すことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば以前ブログで紹介した明晰夢もゴール設定にとても使えます。リクエストをいただいたので来月早々に開催予定です!明晰夢が見えやすくなるテクニックはいくつかあるので、それもまた改めて紹介しましょう!!

 

もしかしたらこの記事を読むだけで明晰夢が見れるようになるかもしれないので先回りしておきますが、夢の中こそ品性方向、上品で紳士的でありましょう。明晰夢は強烈な変性意識状態ですから、それこそむき出しの本音やダークな欲望が見えてくると思います。例えば人を殴り飛ばしたり、怒鳴り散らしたりといった願望が見えてくるかもしれません。その本音が見えてくるのはいいことですが、そのままにしておくと現実世界でも同じことをして、トラブルを起こす可能性があります。

 

なので明晰夢でダークな欲望や本音が出てきたら、必ずパラフレーズ(*言い換え、変換のこと)して社会に許容されたゴールに変えましょう。今回のケースなら人を殴りたいというダークな欲望を例えばボクシングという形に変えたり、人を怒鳴り散らしたい本音が出てきたらその原因を突き詰めて考えて、人間関係を整理し、人間関係のゴールを改めて設定しましょう。

 

 

時に明晰夢でグロテスクなものを見ることもあると思います。そのときは非常に暗い気分になると思いますがw、頭を使ってパラフレーズして社会と合致するゴールを生み出しましょう。そこだけにエネルギーを注いでいれば、あとは新しく生み出されたゴールが導いてくれます。

 

そして来週水曜日はチュータリング講座です。文章読解全技法伝授と題して、文章読解を通じた内部表現の書き換えのテクニックの基本を全て伝授したいと思います。そのテクニックとは、精読、論読、著者の情報空間にアクセスを可能にする気功(気を出す・感じる)です。

 

それらについてはこれまでもブログで繰り返し紹介していますから、そちらを参照してください!!

 

文章読解のポイントは、一文一文を丁寧に読むと同時に、全体を貫く論理を把握し、さらに著者の情報空間も意識することです。それらを適宜切り替えていくことで、より深く文章を読めるようになります。

 

また他にも方法はあって、日本語の文章を自分で英語に訳したり、元々が英語だったらそれと訳された日本語の文章を比べて見ることも有効です。ただこれはある程度英語ができないと無理なので、受講生の様子を見ながらいずれ紹介できればと思います。

 

また著者の情報空間にアクセスするという点ならば、暗誦も有効です。日本だと昔の人は四書五経を暗誦できましたし、ユダヤ教ならタルムードを暗誦し、キリスト教なら神父が聖書を読み聞かせましたし、イスラームならコーランを暗誦しています。それらは古いものとされて現代において軽んじられますが、実は現代でも有効な内部表現の書き換えの方法であり、著者の情報場にアクセスを可能にする方法です。

 

ニーチェもこんなことを言っています↓

 

 

 

暗誦するのが難しいのなら、最初は音読でもいいと思います。好きな一節ならそのうち歩いているときとか移動しているときに諳んじるようになるでしょう。最初は意味がわからずとも、色々経験を積んだり、別のことに取り組んでいる際に抽象度やIQが上がったりするとピンと理解できるようになります。

 

嘘だと思うかもしれませんが、これは本当ですwやはり文字に残されて長年伝わってきた教えというものは抽象度が高く、そう簡単にはなかなか理解できないのです。でも諦めずにブツブツ呟いていると、そのうち何かと連鎖して理解できます。

 

なので文章読解だけでなく、様々な分野に興味を持ち、ゴールを設定しましょう。特にIQや抽象度を上げたい、古典などの文章を読めるようになりたいと思うのなら、身体・運動がボトルネックとなります。なぜなら運動することで脳の栄養であるBDNFと呼ばれるものが生み出され、それがIQや抽象度を今以上に上げる際に必須となるからです。

 

だから話を混ぜかえすようですが、文章読解を進める上でも、本音に根ざした運動・身体のゴール設定は必要なのです。最初のゴール設定はそこに注力すべきだとすら個人的には思います。

 

それらを踏まえた上で、文章読解を進めていきましょう。昨日のゴール設定講座でも話しましたが、焦らず今無理に哲学書などを読むのではなく、それらを読み解いている未来の自分に大きく期待して、無理のない範囲でやることです。

 

一行読む、よく引用される一文を音読するとかでも十分ですし、本を触るだけでも大丈夫です。それだけでも古典を読解している大いなる未来の自分を設定できていれば一歩前進です。

 

文章読解においても現状の自分にはあまり期待しすぎず無理を強いず、未来の自分に大きく期待し、それに引きずられるようにやっていきましょう。そうすればいつの間にか古典を読んでいる自分に気づきます。そうしたらまた文章読解におけるゴールを更新しましょう。相談していただいて大丈夫ですし、無数に古典はありますからそれを読み解くことを次のゴールにしても構いません。もしかしたらセミナー講師デビューも可能かもしれません。

 

現状もそうですし、未来でも多くの人があまり文章を読むことをしなくなると思います。特に古典はますます読まれなくなるでしょう。でもそういう時代になるからこそ文章読解のスキルは貴重なものになると思いますし、有象無象を抜け出す手がかりになると思います。

 

そんな文章読解のニッチな未来を見越しつつ、さらに文章読解の基本の全技法を学びましょう!!

 

来週水曜日、お申し込みお待ちしております!!!

 

チュータリング講座「文章読解全技法伝授」

 

【日時】 12月23日(水)19:00〜21:00(21:30まで質疑応答)

【場所】 新宿の会議室

【受講料】  20,000円(銀行振込)

【受講資格】 ブログ読者で課題を解いてくること

【持ち物】 筆記用具鉛筆メラメラ情熱メラメラ

【お申し込み】お申し込みはこちらから

【課題】今回はなし!

 

 

【書籍紹介】

 

 

*セミナーで少し紹介したマイク・タイソンの伝記です。読むと、メンターとの出会い、ゴールの喪失と迷走など、ヒーリングにおいて重要なものが痛いほどよくわかります。特にマイク・タイソンを見出した名伯楽カス・ダマトの言葉はルー・タイスの言葉ともかぶるところがあってビリビリ来ます。また改めて紹介しますが、時間がある方でボクシングに興味のある方は読んで見るといいと思います。

*またマイク・タイソンは実にインテリジェンスで、様々な古典や歴史に造形が深く、ボクシングにおいても研究熱心だったことがわかります。ヘビー級チャンピオンとは世界最強の男だとされますが、身体を鍛えるのは前提として、さらに頭を使うことがそれを可能にすることが良くわかります。

 

 

*またこちらもセミナーで話しましたが、来月からチュータリング講座でルー・タイスの著作をじっくり読んでいきたいと思います。毎月文章を読みこちらの出題する問題を解きながら、文章読解を進めていきましょう。それと同時に「気を出す・感じる」で文章読解のセンスを磨き、さらに加速していけば、めきめきと力をつけることができるでしょう。