無知は知識よりも自信を生み出す(ダーウィン) | 『TMダイエット〜T理論と気功で頑張らずに痩せる!?〜パクリ気功団の挑戦』

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エフィカシーと僕たちは一口にまとめて言ってしまいますが、もっと腑分けして考えていきましょう。例えば僕たちは過去、現状、未来と時間を分けて考えますが、エフィカシーもそれに当てはめて考えてみるのです。

 

*文章読解も文章全体を分けることから始まります。

 

自分の過去へのエフィカシー、自分の現状へのエフィカシー、自分の未来へのエフィカシーと、それぞれ分けることができます。そしてそれが必要なものなのか否かも分けて考えましょう。

 

過去へのエフィカシーは自身の業績や経歴に対するものになります。ただ多くの場合その過去へのエフィカシーの高さ(あるいは低さ)がスコトーマ(心理的盲点)を生み、それゆえにつまずいてしまうので、過去に対するエフィカシーはないものとしたほうがいいでしょう。重要なのは未来(ゴール)と、その写像である現状です。

 

現状へのエフィカシーは前回の記事でお伝えした通り、無知と社会的にテクノロジーの発達によって底上げされて無駄に高くなっているので、限界ギリギリまで下げるべきです。高止まりした現状へのエフィカシーは過去へのエフィカシーと同じくスコトーマを生み自分の現実を見えなくなり、ゴールの自分との間に認知的不協和を生まずエネルギーを生じさせないので、自分も現実も変えられなくなります。エフィカシーが高いだけの無能に成り下がり、自信はあるけどワークなどは一切しない状態に陥ります。

 

c.f.愚か者は自身を賢者だと思い込むが、賢者は自身が愚か者であることを知っている(シェイクスピア) NEW!2020年11月22日

 

そして未来の、すなわちゴールへのエフィカシーは意識的に上げていきましょう。なぜならそれは現状の外であるがゆえに、現状の自分からすれば達成できっこないと思ってしまうものだからです。そうやって内なるドリームキラーにセルフトークを支配されると、Creative Avoidance(創造的回避)を起こし現状維持の方へと自分を仕向けてしまいます。それを避けるために、自分の得意技でエフィカシーをガシガシ上げていきましょう。

 

 

しかしなぜ僕たちは現状に対するエフィカシーを上げてしまうのでしょう?もちろん先述の通り社会的にテクノロジーの発達と自分の能力を重ねてしまい悪い意味で勘違いし現状に対するエフィカシーを上げてしまっていることが挙げられます。

 

だけどそんな社会でもきっちり現状に対するエフィカシーは下げ、成功していく人たちがいらっしゃいます。彼ら彼女たちは「私にはこれしかできない」と言いますが、それが市場や社会で高く評価されています。

 

同じ時代に生まれて、おそらくIQや体力も大して違わないのに生じるこの違いは一体何に由来するのでしょう?

 

それは既に心理学で答えが出ていて、メタ認知ができているか否かにかかっています。それを心理学の知見でダニング=クルーガー効果と言います。

 

ウィキペディアから引用してみましょう。

 

ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス。この現象は、人間が自分自身の不適格性を認識すること(メタ認知)ができないことによって生じる[1]。1999年にこの効果を定義したコーネル大学デイヴィッド・ダニングジャスティン・クルーガーは、「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価に起因している。一方で、能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価に起因している。」と述べている[2]

 

実際の能力が低い人ほど自分を過大評価し、逆に実際の能力が高い人ほど自分を過小評価しています。これを心理学の用語でダニング=グルーガー効果と言います。

 

心理学者のダニングとグルーガーは「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査を行い、能力の低い人間は以下のような特徴があることを明らかにしました。またWikipediaから引用しましょう。

 

  • 自身の能力が不足していることを認識できない
  • 自身の能力の不十分さの程度を認識できない
  • 他者の能力を正確に推定できない
  • その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。

身につまされるなかなか不愉快なw分析結果ですが、この知見を利用することで現状に対するエフィカシーを下げて、これまでにない自分や新しいゴールを見つけることができます。特に職業のゴールを設定する際にこれは有効です。

 

実は自分ができる・やりたいと思っていることはあまり市場や他者からは評価されず、自分にとって当たり前で別に改めてこれをやりたいとは思わないものこそ市場や他者から評価されることは、ヒーリングあるあるです。ただ僕たちはそれがうまく認識できないのです。

 

なぜか?

 

それはダニング=グルーガー効果で明らかにしている通り、メタ認知がうまくできていないからです。そしてそれはある程度の頭の良さと止観瞑想などの訓練を積んでいないと難しいのです。

 

でも僕たちはこのダニング=グルーガー効果をハッキングして、逆向きに考えることでスコトーマに隠れていた新しい自分や果たせる機能を見つけることができます。すなわち、自分が過小評価しているものほど市場や他者にとって価値があり、逆に自分が過大評価しているものこそ市場や他者にとって価値がないと見做して、自分の職業のゴールや果たせる機能を考えてみることです。

 

 

ちなみにヒーラー、メンター、コーチ、コンサルと言われるような人たちがやっていることはこれと同じです。第三者なので岡目八目でスパスパとクライアントをメタで見てアドバイスやゴール設定のお手伝いができるのです。なのでいいヒーラー、メンター、コーチ、コンサルを雇うことはオススメです。

 

そして僕たちが踏まえておきたいのが、これから取り組む新しいことは、大概すぐには職業にはならないということです。それは趣味のゴールです。

 

例えばダンスに取り組むことが新しいゴールとして設定されたとしても、すぐにそれをダンサーやダンス指導者という職業にするのは難しいでしょう。やはりそれは長年の修練をかけてこそ達成できるものだからです。だから最初は新しいものは趣味のゴールと割り切って、今自分が果たせる機能に目を向けましょう。

 

もちろん長年修練を積むくらい好きになれるのならば、それはそのうち職業や果たせる機能となるでしょう。だけど、それはじっくり腰を据えて取り組むべきものです。

 

それとともに、今自分が過小評価している自分の能力の中に職業のゴールや機能を見つけにいきましょう!自分にとって当たり前のことにこそ、お宝が埋まっています!!!

 

最後に今回紹介したダニング=グルーガー効果を想起させる言葉があるので、紹介したいと思います。進化論の創始者であるダーウィンの言葉です。唱えるだけで臨場感空間が変わり、現状に対する高すぎるエフィカシー、傲慢さが静まることを感じるでしょう。

 

 

無知は知識よりも自信を生み出す(ダーウィン)

 

Ignorance more frequently begets confidence than does knowledge.

 

僕たちは無知なものにこそなぜか自信を持ち、知識があることには自信がないのです。そのギャップが僕たちを苦しめ人生の先行きを阻害します。

 

なので僕たちはそのギャップを埋めて、改めて職業のゴールや果たせる機能について考えていきましょう!

 

おそらく大概が「そんなものが。。。」というものが職業のゴールや果たせる機能になるでしょうがw、そういうものなので受け入れていきましょう。

 

あ、もちろんまだまだ経験の浅い10代とか20代前半の人はガシガシと無知に身を任せて色々な経験をしてみるといいと思います。若さゆえにある程度の失敗は許されます。あるいはその年齢に当たらなくとも、まだまだ経験が浅いと思う人は色々とやってみるといいでしょう。そうしてある程度経験を積んだら、絞り込んでいきましょう。

 

僕たち老人はw、色々と経験を積んで分別がつく頃でしょうから、職業のゴールや果たせる機能についてきっちり見極めていきましょう。そのお手伝いをパーソナル・セッションでできたら幸いです。ちなみに今回現状に対するエフィカシーを下げ傲慢の楔を抜く技術を新しく作ったので、興味のある受講生の方はご連絡ください。

 

パーソナル・セッション『ヒーリングRPG』

 

【日時】 お申し込み後に調整し決定

【場所】 新宿の会議室orオンライン(zoom)

【料金】  90分コース25,000円(銀行振込)

     120分コース30,000円(銀行振込)

     90分コース×3回 70,000円(銀行振込)

     VIPコース(120分×24回) 700,000円(銀行振込)

【受講資格】 ブログ読者

【持ち物】 筆記用具と情熱メラメラ

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