急にめまいがしたり、歩くとふらつく… あれ、どうしたんだろ…
猛暑が続くこの時期、こんな症状になると熱中症を疑うよね。
冷たい水を飲んだり、アイスノンなどで頭を冷やしながら横になる。
でも、それって本当に熱中症?
実は、熱中症ではなく脳梗塞かもしれないんだ!
脳梗塞とは、脳の動脈が詰まり脳内に血液が流れて行かなくなった状態のこと。
血液が行かなくなると脳細胞は死んでしまい、右か左の片側の手足にしびれやマヒが現れ、呂律(ろれつ)が回らなくなったり、言葉をしゃべれなくなることもある。
視野が欠けたり、めまい、意識障害など突然いろんな症状が現れることもある。
もしめまいやふらつき以外にこんな症状があれば、熱中症ではなく脳梗塞の疑いがある!
あなた自身が脳梗塞になり動けなくなったら、助けを呼ぶことはできないかもしれない。そばに誰かいれば気付いてくれるだろうけど。
でも、あなたのそばにいる人や、訪れた先の人が熱中症のような症状なら、救急車を呼ぶのと並行して、確認できることはやってあげたいよね。救急隊に状況を電話で伝えることもできるから。
脳梗塞が発生すると、血液が流れない脳の中心部分から脳細胞が死んでいく。放って置くと梗塞が広がって行くので、遅くとも発症してから4時間半以内に治療する必要があるそうだ。
だから、熱中症か脳梗塞か、早く見極めて対応しよう。
FAST(ファスト)と呼ばれる脳卒中の初期症状がある。熱中症か脳梗塞か判断する時にチェックしよう。
※脳卒中とは脳梗塞と脳出血、くも膜下出血をひとまとめにした表現
F=口角の高さに左右差がある
顔の半分だけが自由に動かせない
A=前ならいすると手の高さに左右差がある
片方の手が落ちて来る
S=パタカと3回続けて言うと、きちんと言えない
思うように言葉が出て来ない 呂律が回らない
T=発生してからの時間(4時間半以内か?)
七夕なので、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に食事したり、花火で遊ぶ家庭も多いだろうね。
楽しい時間を過ごせると思うけど、今日のブログを参考に、お年寄りの体調をあなたもしっかり観察しながら楽しんでね。
家族の症状が緊急ではなさそうだけど、救急車を呼ぶべきか自分で対処できる状態なのか、判断に迷った時は救急安心センター事業で 電話相談 できる。
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ただし、対象地域が決まっているので、詳しくは下のリンクからチェックしてね。
もっと詳しく知りたいなら、総務省消防庁のホームページもチェック。
毎日自己満足を増やして、あなたも幸せを実感してね。