鬼束ちひろ『ヒナギク』聴きました
鬼束ちひろのニューシングル『ヒナギク』買いました。 <a alt0="AmebaAffiliate" alt1="ヒナギク<img alt="ヒナギク<img alt="ヒナギク <a alt0="AmebaAffiliate" alt1="ヒナギクヒナギク<初回限定盤【CD+DVD】> 1,551円 Amazon プレミアム・コレクターズ・エディションと初回限定版と通常版がありまして、私が購入したのは初回限定版です。プレミアム版はLPジャケット仕様になってたりブルーレイが付いてたりして豪華なんですが、私はその……口に蜂が付いてるのがどうしてもダメでな。虫がな、スマンな。と言うわけで初回限定版です。CD+DVDの2枚組。収録曲は●ヒナギク●Twilight Dreams●帰り路をなくして(Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)●ラストメロディー(Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)●X(Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)の5曲。まずは第一印象を端的に言いたいと思います。新曲「ヒナギク」。端的に言うと、演歌。いやもう実質的に演歌ですよこれは。もちろん良い意味でですよ。着物姿でコブシを効かせて歌ってほしい。ゆるやかなメロディの中に潜む熱、一音一声に込められた情念。情念の歌です。この人の歌を聴いていると、音楽の激しさと言うのは単にアップテンポなのではなく、音に込められた感情の激しさなんだと思えますね。公式では“「月光」「infection」を彷彿とさせる”と紹介されていますが、私はむしろ「蛍」や「陽炎」あたりに近いと感じました。曲調とか歌い方とか。こういう絡ませるような歌い方も好きです。〈私〉がヒナギクで、〈貴方〉は蛹。蝶になれない蛹は花の蜜を吸えず、花は風に煽られる。悲恋だねえ。「弓には矢をと喘ぐだけ」「二人は明けを知らぬ日々」このフレーズが特に刺さりました。何だか和歌に出てきそうで美しいです。七五調だし。ちなみにヒナギク(デイジー)全般の花言葉は「純潔」「美人」「平和」「希望」「あなたと同じ気持ちです」。ミュージックビデオに出てくる白いヒナギクの花言葉は「無邪気」なので、そこらへん歌詞と結び付けて考えるとロマンチックですね。また、デイジーの語源は「太陽の目」を意味する言葉らしいです。サビの「火をつけて」「燃え続く」って歌詞とマッチしています。この曲が情熱的なイメージなのは、こうした炎に関する言葉選びの影響もあるかもしれません。個人的に、ヒナギクはマーガレットと並んで恋占いによく使われる花なのがポイント。好き、嫌い、好き…って花びらをちぎっていくアレね。まさに「呪文」「運命色」の花びらって感じでピッタリではないですか。まあ、いろいろ考えたところで実は大した意味はなくて、単に「名前を知ってる花」ってだけでヒナギクにしたのかもしれないけど(笑)いろいろ解釈出来るのも好きです「ヒナギク」。「Twilight Dreams」はしっとり優しい聞き心地。サビの浮遊感に癒されます。他3曲はライブ音源を収録したもので新譜ではありません。が、この曲順……狙ってるな?前半の曲は比較的ゆったりしたバラード調なのに、「ラストメロディー」が賑やかにアレンジされていて、最後に「X」で〆るあたり新鮮でした。ホレホレ、みんな大好き切ない系バラードの鬼束ちひろだよ!と思わせておいて「X」で更なる上位存在として爆誕した感があります。羽化しかけた蛹を眺めていたら、モンシロチョウかと思った? 残念、アレキサンドラトリバネアゲハでした! みたいな。何が言いたいかと言うと、ライブバージョン「X」が聴けて嬉しいってことです。好きなんですよX。「we're going high」で高みに昇ったまま終わるのめっちゃテンション上がりません?アグレッシブでかっこいい。両A面シングルだった『X/ラストメロディ―』の時と曲順が逆になってるのもオツです。「ラストメロディ―」にエレキギターってのがちょっと驚き(ピアノのイメージが強い)で、次に来る「X」と自然に繋がっててゾクッとしました。流れるような前奏もキレイ。またしばらくの間エンドレスリピートです。