端座位チャレンジ! | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

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脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで

要介護5、身体障害1級、寝たきりの夫の

24時間介護生活のリアルを綴っていきたいと思います。

 

 

先日のリハビリで、

訪問PTさんに聞きました。


「もちろん車椅子練習したいんですけど、

車椅子の移乗はどうしてもマンパワーが必要なので、

例えば端座位(たんざい)だったら、慣れたら私一人でもできるとか、

そういうことありますかね?」


「端座位ねえ、、、、そうですねえ、、、、

、、、うーん、そうですね、、、やってみますか?」と


急遽、その日のリハは、

車椅子練習ではなく端座位チャレンジになりました!


引っ越し前の家で一度だけ

チャレンジしたことがあったのですが、

1分ほどでチアノーゼが出た?とかで

その後は何もせずでした。


なので今回は、おそらく1年半ぶりくらい、

自宅退院後2度目のチャレンジです!


端座位への持って行きかたは2つあると教わりました。


◎ベッド上で側臥位にしてから

両脚を揃えてベッド下におろし、上体を上げる


◎ベッドを高めにギャッジアップしてから

両脚を揃えて上体を回転させながらベッド下におろす


後者の方が、起こす側にとっても

力の負担が少ないだろうということで

今回はそれでやってみました!


夫にはリハビリ時間前に、

「今日は車椅子練習の日だよー」と

声かけしていて、


もちろん、その後

「今から身体起こしてベッドに座ってみるよー」と

修正したのですが、


なんだかんだ急に端座位で身体を起こしたからか

いつもと違う、驚いた顔をしていました。


身体の感覚も、新鮮な刺激だったのではと思います。

今回は早々に、2〜3分で切り上げました。


とっても嬉しかったのは、

自分で首に力を入れて、

端座位にして不安定になりがちな頭を

すっと上げる動作が見られたそうなんです。


だいぶ首の力も付いてきた、

首が座ってきたというのが確認取れました!\(^o^)/


夫の車椅子はチルトリクライニングで

首までしっかり支えられるのですが、


それまでも、PTさんに、

時々身体を起こした時に、

背もたれから身体を離して

首の様子を見てもらうようにしていました。


逆に言うと、車椅子練習の時に

首の力をそこまで見てもらっていたので

端座位チャレンジができたのかなとも思います。


やっぱり端座位にする不安要素の1つは、

首が前や後ろに落ちてしまうことと口を揃えて言われます。


特に夫は気管切開してカニューレ入っているので

それで大きくむせたり気管が傷ついたり、

嘔吐したりのリスクがあると思うと、私も怖いです。


まだまだ私一人で端座位にするのは不安が大きいですが、


それでも、1人で出来ることとして、

ベッドを高めにギャッジアップして、

背中を浮かせてお腹や首に負荷をかけるなどは

やってもいいことになっているので、


タイミングと夫の様子によって

少しずつ日常に取り入れて

身体の力をつけて行きたいと思います。


また、これは間違いなく全身運動です!


カニューレ離脱への道に繋がるかな、、、

というのも、私の狙いの一つです。


夫よ、私はスパルタだ。

これからも一緒に頑張ろうね!