カニューレ離脱への道③今できることは | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

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こちらからの続きです。

 『カニューレ離脱への道①スタートライン』こんにちは。 いつも応援してくださる方、初めましての方、今日もお越しいただきありがとうございます! このブログでは脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで要介護…リンクameblo.jp

 

『カニューレ離脱への道②言えなくなってた目標』こんにちは。 いつも応援してくださる方、初めましての方、今日もお越しいただきありがとうございます! このブログでは脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで要介護…リンクameblo.jp

 

 

 

 カニューレを外す希望を持っていましたが、

私一人ではどうにもならない、

まずは看護師さんの協力が必要だと気づいた私。

 

引っ越し後、新たにお世話になり始めた

訪問看護ステーションは、

 

20代〜30前半の方ばかりの

若い看護師さんが中心でした。

 

もはや金髪の方もいて、

明るくて楽しい方々です。

 

定期訪問でいらっしゃる看護師さんは

必ずしも毎回同じではないのですが、

どの方も顔馴染みになっていたので、

思い切って、カニューレ離脱に関して

少しづつ話題に出してみるようにしました。

 

すると、

「そうですね、外れると良いですよねー」という感じで

さほどネガティブな返事をする人はいないようです、、、

 

この感触なら、、、、

大丈夫かな、、、、

 

そう感じた私は、ある看護師さんに言いました。

 

「少しずつでも練習したくて、

実は内筒をスピーチの方に変えたり、時々してるんです。

あっ、もちろん先生には了解とってます!」

 

「それで、声出ました?」

 

「い、いえ、、、そこまでは、、、、」

ちとうろたえる私を横目に、その看護師さんは、

 

「えー、夫さーん、声出してくださいよー」と

明るく笑顔で夫に言ったのです。

 

なんか私は、

 

その瞬間グッときてしまって、

うるうるしそうになったのですが、

 

そのノリに乗って、

「そ、そうだよー。声出してよー」と

夫に向かって言うのが精一杯でした。

 

なんか、、、、大丈夫かも、、、、

この看護師さんたちは、夫の回復を

一緒に望んでくれてるのかも、、、

 

そう思えました。

 

そんな時、その訪看ステーションに、

ST(言語聴覚士)さんが入ったと聞きました。

 

これは!!!

待ちに待った!!!!

 

と思い、STさんの介入を

お願いできるか聞いたのですが、

 

それは去年9月、ありがたいことに、

車椅子練習の話が進み始めた時期で、

 

同時に進めるのは夫本人にも負担が大きい、

まずは車椅子練習から始めたらどうかと

いうことになってしまいました。

 

それはもっともだ、、、

夫に過剰な負担をかけるのは私も望まないし、、、

 

さらにいうと、今の段階でSTさんが入っても

できることはほとんどないかもしれないというのが、

訪問医、リハビリ医師の共通見解でした。

 

というのも夫は、嚥下反射自体はあり、

自分で唾液を飲み込んだり、

口腔ケアの時に嚥下したりもしてるのですが、

 

指示動作、というのでしょうか、

 

「飲み込んで」という指示に対して

飲み込む動作ができない、ということで

嚥下訓練ができないと言われたのです。

 

えーーーー

嚥下自体は(それなりに)できてるのにーーー

 

と言っても仕方ない。

私も誤嚥は怖いです。

 

今できることは口腔ケアでの清潔保持と、口内刺激。

 

もちろんそれまでもやってきてますが、

「それを続けてもらうのが今は大事なこと」と言われ、

 

もどかしい思いも抱えつつ、

口腔ケア、頑張ってます、、、、


続きます